ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

その84 山崎直子と将来直木賞作家、15歳の恭太郎君

2012年03月25日 | 日記
 山崎直子著「夢をつなぐ」の感想文をかいた三船恭太郎君の文に注目。
以下その一節を紹介。
中略
進学や就職といった人生の分岐点に立った時夢半ばにして散った
宇宙飛行士クリスタの想いが自分に刻み込まれその想いに導かれた
と振り返っている。宇宙飛行士になる運命だったということか
ふと、流れ落ちる星が15歳の山崎さんの心に溶け込む様を想像したが
読み進むうちに運命という言葉ではかたづけられない強い意志を感じた。
熱くはないが凛とした強い信念のような。
・・・
受験勉強も夢への一歩。
楽しまなくてはもったいない。
山崎さん流でいこう。
・・
私の住む岩手では地震で大きな被害をうけた。
「どんなに悲惨な災害が人々を襲おうとも
飢餓や貧困があろうとも
それでも生きている世界は美しい」
という一文に数カ月前なら首を横に振った。
しかし震災から5カ月過ぎた今
海は青く水面を陽に輝かせ、その海と太陽の光に背中を押され
前を向き復興への道を歩き始めた人たちがいる。

「地球もそこに授かった私たちもみな宇宙の子」
母なる宇宙は地球も海も、傷ついた人の心も
丸ごと包み癒してくれるのだ。


これは今年の青少年感想文コンクールで中学校の部、
 内閣総理大臣賞に輝いた
最優秀作品である。(恭太郎君は12歳でも同賞受賞。本を出版している)
コメント
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