草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

猪苗代湖にて 7首

2012年08月09日 | 短歌

人気なき湖なりし県外の車はわずか一台なりし

湖と山あるだけのさみしさに喧騒離れ涙しこぼる

満々とたたえし湖(うみ)は古代より会津の人の身を清めたり

清作が失恋の日にかの女(ひと)の名を呼びたりし湖なりし

敗れたる者の涙をたたえたる深き湖目の前にあり

みちのくの猪苗代湖に身を寄せしカップルの背はかなしかりけり

手を浸す湖ありて頬つたう青春の書は風にまいしか


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マスコミを恐れて腰砕けになった谷垣自民党を嗤う!

2012年08月09日 | 政局

 統治能力なき政権を打倒するのが先決であるのに、朝日を始めとするマスコミを恐れた谷垣自民党は、予想した通り腰砕けになってしまった。実際に朝日などは、昨日に続いて、今日の社説でも「解散・総選挙への流れは強まるだろう。だが、その前に国会はまだやるべき仕事が残っている」と主張するなど、まるで民主党の広報紙である。消費税増税だけが先行し、社会保障の全体像が示されていないことには、一言も言及せず、「改革」という言葉だけを連発している。後一歩というところまで民主党政権を追い詰めたのに、谷垣がビビったのは、そうしたマスコミの論調を気にしたからだろう。しかし、ネットの世界では、消費税増税よりも、民主党政権打倒の流れができていた。その力を背景にして、攻勢を強めればよかったのである。一旦は主戦論に傾いたにもかかわらず、途中で尻尾を巻くのは最悪だ。解散の時期をめぐって、「近い将来」から「近いうちに」と文面を変えさせたとしても、あくまでも語句の修正でしかない。命乞いをした野田佳彦首相に手を差し出したことで、またもや自民党は、致命的なポカをやらかしたのである。いくら私たちが切歯扼腕しても、その憤りが伝わらないのでは、自民党を応援する意味がない。マスコミの集中砲火を浴びようとも、それに怯まず、一度決定したことは断固貫く。それが政治家としての責任を果たすことではないか。不甲斐ない谷垣自民党にはガッカリした。


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