私たち福島県民が民主党政権を許せないのは、元民主党の参議院議員であった佐藤雄平福島県知事と一緒になって「安全だ大丈夫だ」と言いながら、やっていることが違うからだ。昨日、細野豪志環境相は福島県民を対象にして「全ゲノム解析調査」をする考えを明らかにした。予想した通りで、福島県民はモルモット扱いなのである。遺伝子を調べれば、将来の予防になるというのは口実で、医療関係者の実験材料にしたいだけだ。公益法人日本生態系協会の池谷泰文会長が去る7月の講演で「福島の人とは結婚しない方がいい」と話したのが物議を醸している。被曝による遺伝子損傷によって、奇形児出産のリスクが高まるのを、池谷会長も問題にしたのだろう。マスコミは、池谷会長を袋叩きにしているが、細野環境相も結局は同じ見解なのだと思う。危険性があるから「全ゲノム解析調査」に着手するのだろう。原発事故で医療関係者が発言をするようになれば、それは最悪だとも言われてきた。患者を安心させるために、励ますようなことを口にするのが、医師の仕事である。これまで私は、何度となく避難の必要性を訴えてきた。しかし、民主党政権は、菅直人元首相に気兼ねしてか、サヨクの脱原発のデモには媚びても、放射線管理地域に放置されている福島県民に対しては、未だに無慈悲な仕打ちをしている。民主党政権は、これから福島県で何が起きるか、ほぼ予想が付いているはずだ。病人をつくる前に、やることがたくさんあるのに、人が悪いにもほどがある。
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