草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

草の根保守の日本ネチズンを侮るなかれ!

2012年08月10日 | 思想家

 小林よしのりや櫻井よしこの本を、私はこれまで買ったことがない。そんな人間を批判する必要もないのだが、ネトウヨと蔑称を浴びせることで、自分たちだけが言論の徒だと思っているのだから、見当違いもはなはだしい。売文の徒として飯を食っている人間が、どれほどのものだというのか。柳田国男ではないが、額に汗して、日々ア働いてる者たちの方が、口には出さなくても、まともなことを考えているのである。サヨクの進歩的文化人の真似をして、下々の者たちを、指導しようというのだから、あまりにも高慢ちきではなかろうか。ネトウヨと呼ばれながらも、国を思う熱情をもつ人たちがいなかったならば、民主党政権だって、ここまで追い詰められはしなかったし、安っぽい戦後民主主義が、もっともっとはびこったはずだ。ネット住民としてのネチズンは、英語のシチズンをもじったという。マスコミによって、これまでまったく取り上げられなかった草の根保守の言論が、ようやく発表の場を手にし、それが徐々にながら浸透したのは、日本ネチズンの努力があったからだ。そこで頑張っている人たちは、金銭的な報酬を受けているわけではない。仕事の合間に、ブログを執筆して、言論戦を挑んでいるのだ。普通の生活人であり、教条的なサヨクとは肌が合わず、日本人のコモンセンスを大事にする。商業主義の売文の徒とも、一線を画すのである。日本ネチズンをあげつらうのであれば、もっと勉強してからにすべきだろう。


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郷土の先輩前尾繁三郎と同じ轍を踏んだ谷垣禎一!

2012年08月10日 | 政局

 自民党や公明党以外の野党7党が提出した内閣不信任決議案に対して、小泉進次郎ら7人の自民党衆議院議員が賛成票を投じた。国民から見放されている民主党政権を信任することは、間違ってもできなかったのだろう。谷垣禎一総裁の腑抜けぶりと比べると、政治家としての筋を貫いたことで、小泉進次郎人気は、これまで以上に高まるのではないか。いくら自民党が弁解しようとも、デフレ下での消費税増税を認めたかのような印象を持たれたのでは、国民から支持を得るのは難しい。一度廃案に追い込んで、デフレ脱却を優先させ、それから出直すべきだったのではないか。民主党内でも、四面楚歌状態の野田首相は、何度も谷垣総裁に電話をかけてきて、「助けてください」と泣きついてきたはずだ。「この恩は忘れませんから」とも言ったに違いない。しかし、守られたためしがないのが、政治家の約束事である。それを鵜呑みにする方が、どうかしているのだ。谷垣総裁は、佐藤栄作との口約束を信じたがために、前尾繁三郎が宏池会会長の座を追われたことを知らないのだろうか。前尾は谷垣総裁の郷土の先輩であり、「暗闇の牛」と評された大政治家であったが、佐藤に恥をかかされたことで、晩年は失意の日々を送らなくてはならなかった。谷垣総裁は、前尾と同じ轍を踏んでしまったのではないか。一度恥をかかされれば、政治家はそこで終わりなのである。


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