国民が選挙で信任もしていないのに、石破茂と野田佳彦の野合によって、日本の政治が決められようとしている。背後にいるのは中国であり、財務省である。
自民党が保守党からリベラル思想に毒され、大衆に迎合する路線を選んだのは、岸田文雄が首相になってからである。その影響で、先の総裁選で、保守派の高市早苗さんが敗れるといった結果を惹起させた。
石破が少数与党になっても、退陣しないでいられるのは、野田佳彦が野党第一党の代表であるからだ。予算委員会の委員長ポストを立憲民主党に渡したのは、何度でも言うが、ステレス大連立が成立したことを意味する。
マスコミは、かつての民主党政権が誕生したときのように、面と向かって石破を批判しないだろう。保守派が勢いを盛り返そうとすると、その度に「裏金議員」と囃し立てるだろう。憲法改正など夢のまた夢になってしまった。
今後もっとも恐れるのは、ステレス大連立によって、ソフトスターリニズムの支配下に入ることだ。国民の監視を強化し、左右の少数派は排斥の対象となるだろう。今すぐに石破内閣を倒す必要があるのは、なりふり構わず中国の軍門に下り、増税を推し進める政治勢力が大きな数を確保したからなのである。くわばら、くわばらなのである。