高市さんを右翼とかいう人がいますが、石破氏は、アジア版NATOであれば、他国のための自衛隊の武力行使を認めているんですよね。石破氏の方がはるかに危険だと思います。平和安全法制は集団的自衛権の一部容認であって、そこまでは拡大解釈していません。それもまたまやかしで、中国も含めるんでしょう。まったく意味不明です。石破氏は口から出まかせで、どうせ後から言葉を濁すに決まっています。解散総選挙についても、予算案を審議してからと大口を叩いておきながら、ここにきて急転回です。信念などまったく持ち合わせていないのです。
経済政策では、石破氏は規制緩和とグローバリズムで、リベラルが主張する金融緩和と財政出動よりも、緊縮で利上げをタイミングを狙っているんですよね。それと同じなのが立民の野田氏です。それと比べると、国民民主党の玉木氏の方がはるかにまとも。高市さんと主張がほぼ同じです。れいわだって反増税です。外交安全保障は問題外ですが、その点だけは評価できます。
株価や為替の反応は正直です。このままでは石破不況がやってきます。戦争の危機にも対処できません。目前に迫った総選挙では、自民党の積極財政派や国民民主党に票を入れなくてはなりません。ようやく景気が回復しつつあるのに、そこに水を差すような政策しか持たない人たちの時代は、とっくの昔に終わっているのですから。