創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

😊四月 鴻風俳句教室句会  池窪弘務

2021-04-16 15:29:47 | 俳句
兼題
㊀季語:燕・雲雀:どちらでも結構です。
㊁漢字:音・声:どちらでも結構です。 
㊂課題:春の野菜一切
㊃自由:当季雑詠
㊀そろそろと思ふ間もなく燕来る
㊁春うれひアクリルごしの義母(はは)の声
㊂春菊のかをりいただく夕餉かな
㊃春分やふたかみやまに夕陽落つ
㊁は私の提出でした。
自分が出しておいて一番苦労しました。
㊂は0点でした。
0点は結構勉強になります。
この句は選者の目をすっと通り過ぎたのだと思います。
それはそれで……。

😊今日の一句

2021-03-30 16:57:47 | 俳句
今日の一句
快便があれば良き日と思ひけり
「快食、快眠、快便」すなわち健康ですね。
俳句で「便」は禁句だと思います。
では、川柳で。
当然季語はありません。
思わぬところから芽が出たチューリップ。
咲きました!

一日経ったら

ピンクになってました。

今日の一句

2021-03-28 10:21:32 | 俳句
今日の一句
春うれひ誰(たれ)が呼んだか救急車
百件ほどの戸建て住宅の団地に住んでいます。
造成されて50余年。
隣人との距離も適当で私には住みよい所です。
しかし、働き盛りの人で満ちていた町内も老齢化が進みました。
私もその一人です。
よく知っている人が何人も天国に召されました。
救急車のサイレンに胸騒ぎがします。
写真は、桜の間から見える二上山です。

分かりますか?
別の角度から

桜も老齢になりました。
今日の天気みたいに湿っぽい話になりました。

😲鴻風俳句教室三月句会   池窪弘務

2021-03-07 15:34:54 | 俳句
鴻風俳句教室三月句会   池窪弘務
兼題
㊀季 語:下萌/草萌/萌
㊁漢 字:楽
㊂「卒業」での思い出
㊃当季雑詠

㊀草萌や見守隊と子ども達
㊁ゆめうつつ朝寝楽しむ半時間
㊂卒業や二度と会はない友ばかり
㊃雪ひらり空気にとける雨水かな


週に一回見守り隊員です。
子供は草萌。見守隊は枯れ草。枯れ草頑張ってます。まだ落葉じゃない。
一席を取りました。何番だと思いますか?
一番自信があったのは㊃。お一人が特選でした。ありがとうございました。
一席は㊁でした。

🙂今日の一句

2021-03-01 14:17:05 | 俳句
今日の一句
朧夜や夫婦一緒に歳をとり
当たり前のことですが、実に不思議なことです。
時々ふと思います。
笑点で木久扇さんが言ってました。
うろ覚えですが……。
『よく見かけますが、あなたはどなた様ですか?』

今日の一句 『高丘親王航海記』原作澁澤龍彦・漫画近藤ようこ

2021-02-25 16:34:35 | 俳句
今日の一句
雲丹眠る利尻の海は遠く遠く
私の俳句の先生は北海道にお住まいです。
一度もお会いしたことがないのです。
機会はあったのですが生来の人見知りとタイミングが会いませんでした。
利尻は先生に縁の深い島のようです。
ブラバトで雲丹の俳句を作っていたので一句作ってみました。

『高丘親王航海記』原作澁澤龍彦・漫画近藤ようこ。
楽天から今届きました。
何度も読み返した原作を近藤ようこさんが漫画化していたとは知りませんでした。
早速昨日ⅠとⅡを注文して、Ⅰが届きました。
Ⅰから届くなんて楽天さんも渋いです。
近藤ようこさんは「ガロ」にも画いていました。
美しい絵です。
懐かしい。
わくわくします。
ゆっくりと読みます。




🙂今日の一句

2021-02-24 06:59:08 | 俳句
今日の一句
洋裁は習ひ事なり妣(はは)の春
洋裁は洋服の裁縫です。
昭和の初めはとてもハイカラ(洋風でしゃれていること)なものだったようです。
時々母の話に出て来ました。
姉の嫁ぎ先に世話になったのは洋裁を習うため。
奉公やないんや(「や」は↓自分に言い聞かせるような「や」)。
母のプライドかもしれません。
そこで父に出会い、今の私があります。
父は主人夫婦に仲人を頼む時言ったそうです。
「あれ(母)でええ」
習い事や奉公も死語かもしれませんねえ。