余呉湖です。「田舎に泊まろう」みたいに誰もいない。静かな光景です。「魚釣り禁止」の看板があるのに数人が釣りをしています。3月21日でワカサギ釣りは終わりましたのお知らせも。(後日ネットで見たら、3月31日までOKの場所があるらしい)。さあ、昼食と思ったら、店がない。売店もない。喫茶店もない。居酒屋は本日休業。あせった。糖尿病なので低血糖が気になる。えらいこっちゃ。缶コーヒーを一本飲む。資料センター(?)で教えてもらった国民宿舎は遙か向こうだ。自転車でスイスイ行く人がいる。サイクリング…。とにかく駅へ帰ろう。駅で自転車が借りられるみたいだ。だか、目的は余呉湖を歩くこと。駅の人にかすかな望みをかけて聞いてみた。「線路づたいに15分も行けば、民宿があるよ。食堂もやってる」。ほっ。やっと食堂が見つかった。先客が4人いた。中の一人が、「いらっしゃいませ」。家族で昼食中。じゃましないように一番奥に座った。カレーを注文。もう一度ほっ。カレーがきて、3回目のほっ。家庭カレー。とにかく、美味しかった。弁当を持ってきたらよかったなあ。余呉湖を見ながら弁当を食べる。最高だろう。湖の周りを散策。空気が気持ちいい。何回も深呼吸をする。いいところだなあ。静かな光景という言葉がぴったりだ。少し早めに近江塩津へ。駅からちらっと見た限り、ここも何にもないなあ。敦賀へ。少し風邪気味なのでしんどくなってきた。降りた電車が湖西線姫路行き快速になっている。これに乗って帰ることにした。車窓から見える琵琶湖の光景は素晴らしい。冬がまだ立ち去らないりんとした空気の中に、しのびよる春の光が、湖面に霧のように輝いている。旅っていいなあ。乗客が増えてくる。通勤電車並みになった時、電車は大阪駅にすべり込んだ
作成日: 2007/03/31
作成日: 2007/03/31