NHK学園通信講座「俳句入門」の三回目の添削が届きました。また添削者が変わっていました。
評価は五段階です。質問に対する回答がないことと、今回の添削句がどうも面白くない点でNHK学園通信講座に電話しました。講師の方が電話にでられて、質問に対する回答は添削者が行っているとのこと。講師が二百名(びっくり)、受講生も多く、もれたのだろうということです。後日、三回目の質問については封書で回答をいただきました。
質問は「目白来る小さき庭の冬あかり」で冬があるので冬の句として作りました。添削が「目白来る小さき庭の昼下がり」と目白の季語の夏の句となった点です。
回答は目白と冬あかりの季語が二つある点で、初心者はしっかりと一つの季語で詠むように指導しているとのことです。今回の添削句がどうも面白くない点はみなさんはどう思われますか? もと句の方がよい……。
一句目
時々、散歩の途中に翡翠(かわせみ)を見ます。翡翠の季語は夏ということですが、二月の中頃に、渓流にはほど遠い濁った川で三回見ました。一瞬の蒼い流れです。
○濁る川 翡翠の碧 流れけり 評価は4
濁るの説明は不要とのことで(そこが云いたかったのに)
添削句は
川の面を 翡翠の碧 流れけり
二句目
去年の秋に植えたラナンキュラスが咲きました。わたしがはじめて咲かせた花です。庭は真っ暗ですが、ラナンキュラスの淡いピンクが月光にゆれています。
○ラナンキュラス 花影ゆれる 月明かり 評価は3
「月明かり」とラナンキュラスの季語性が弱いので秋の感じがはいるということで
添削句は
夕風に ラナンキュラスの 花揺れる
三句目
ウォーキング中に美しい青い蛇を見ました。住宅の庭からからだをくねらせて道路を横断していきました。蛇嫌いのわたしの足はすくみました。また蛇に怯える季節がやってきます。
○足すくむ 道路横切る 青い蛇 評価は3
「足すくむ」のような表現はできるだけ避けましょう。(なんでやろ?)
添削句は
蛇出て ウォーキング道 横切りぬ
評価は五段階です。質問に対する回答がないことと、今回の添削句がどうも面白くない点でNHK学園通信講座に電話しました。講師の方が電話にでられて、質問に対する回答は添削者が行っているとのこと。講師が二百名(びっくり)、受講生も多く、もれたのだろうということです。後日、三回目の質問については封書で回答をいただきました。
質問は「目白来る小さき庭の冬あかり」で冬があるので冬の句として作りました。添削が「目白来る小さき庭の昼下がり」と目白の季語の夏の句となった点です。
回答は目白と冬あかりの季語が二つある点で、初心者はしっかりと一つの季語で詠むように指導しているとのことです。今回の添削句がどうも面白くない点はみなさんはどう思われますか? もと句の方がよい……。
一句目
時々、散歩の途中に翡翠(かわせみ)を見ます。翡翠の季語は夏ということですが、二月の中頃に、渓流にはほど遠い濁った川で三回見ました。一瞬の蒼い流れです。
○濁る川 翡翠の碧 流れけり 評価は4
濁るの説明は不要とのことで(そこが云いたかったのに)
添削句は
川の面を 翡翠の碧 流れけり
二句目
去年の秋に植えたラナンキュラスが咲きました。わたしがはじめて咲かせた花です。庭は真っ暗ですが、ラナンキュラスの淡いピンクが月光にゆれています。
○ラナンキュラス 花影ゆれる 月明かり 評価は3
「月明かり」とラナンキュラスの季語性が弱いので秋の感じがはいるということで
添削句は
夕風に ラナンキュラスの 花揺れる
三句目
ウォーキング中に美しい青い蛇を見ました。住宅の庭からからだをくねらせて道路を横断していきました。蛇嫌いのわたしの足はすくみました。また蛇に怯える季節がやってきます。
○足すくむ 道路横切る 青い蛇 評価は3
「足すくむ」のような表現はできるだけ避けましょう。(なんでやろ?)
添削句は
蛇出て ウォーキング道 横切りぬ
NHKの添削を初めて見ました。
一句目は、「濁る川」と「翡翠」の取り合わせがいいのに、「濁る川」が不要と言われましたか。
「川の面を」では1音多くリズムが崩れていますね。
>>翡翠の碧流るる濁り川
と、じぃじならするでしょう。
二句目ですが、
キンポウゲ科キンポウゲ属の学名ラヌンクルスの英語読みが、ラナンキュラス (Ranunculus)ですね。
花の大きさも大きいものですと、驚くほど大きなものもありますね。
「ラナンキュラス」は、まだ季語とは認定されていませんので、季語となるものが必要です。
原句では「月明り」とありますので秋でしょう。
それなのに、この方は「ラナンキュラス」を季語と
されているようですね。
ただ問題は「花影」です。「花影」は「花(さくら)の影」と季語ではなっています。
だって「ラナンキュラス」と言っているんだから「ラナンキュラス」の花でしょうと、言いたいかも知れませんが、その場合「ラナンキュラスの花」と言わなければなりません。
そこは、「ラナンキュラスの花揺れる」となっていますから、添削はされていますね。
しかし、あくまでも、季語については触れていませんね。
>>月明りラナンキュラスの花の影
こうなるべきところでしょうね。
三句目についても触れたかったのですが。
「鴻風俳句教室」とブログ「句写美」をご覧になってみてください。
きっと、これからの俳句のヒントになるかと
思います。
URLも書いたのですが、はねられましたので、
グーグルからでも、検索をかけてみてくださいね。
なお、俳句は間を開けないで書くのが、
昔からの正しい書き方です。
またね~~
コロナの時世、通信の方がいいですね。
私が受けていた頃は、NHK学園俳句講座は投句→添削の一方的なものでした。質問や疑問に答えて貰えると思っていたのですが、そういうシステムではなかったです。講師の人数もとても多く、投句ごとに先生が替わりました(教材はどんと送ってきますが)。市や町がやっている俳句教室があればそちらがいいかもしれませんね。NHK学園俳句講座は内容の割には結構高いと思いました。