今日の一句
大晦日定めなき世のさだめ哉 井原西鶴
いつも大晦日になると頭に浮かびます。
大晦日に借金取りは来ませんが、また、一つ歳をとります。
枕草子百五十九段 『近うて遠きもの』の中にも、
ー師走の晦日の日・睦月の朔(ついたち)の日の程ー
私の拙訳で
ー 師走の晦日の日と正月の朔(ついたち)の日の間。日で言えば一日。年で言えば一年。ー
一茶の句に、正月に一つ歳をとる長女のさとを詠んだ句があります。
這へ笑へ二ッになるぞけさからは
しかし、定めなき世、長男に続いて長女もこの世を去って行きます。
露の世は露の世ながらさりながら
ああ、定めなき世のさだめ哉
二年前にも同じようなことを言っております。
大晦日徐徐に近づくあの世かな 弘務
来年もよろしくお願いいたします。
追記『枕草子読み語り』まだ、少し残ってます。メール(ikekubohiromu@yahoo.co.jp)をいただければ数に限りがありますが贈呈します。
大晦日定めなき世のさだめ哉 井原西鶴
いつも大晦日になると頭に浮かびます。
大晦日に借金取りは来ませんが、また、一つ歳をとります。
枕草子百五十九段 『近うて遠きもの』の中にも、
ー師走の晦日の日・睦月の朔(ついたち)の日の程ー
私の拙訳で
ー 師走の晦日の日と正月の朔(ついたち)の日の間。日で言えば一日。年で言えば一年。ー
一茶の句に、正月に一つ歳をとる長女のさとを詠んだ句があります。
這へ笑へ二ッになるぞけさからは
しかし、定めなき世、長男に続いて長女もこの世を去って行きます。
露の世は露の世ながらさりながら
ああ、定めなき世のさだめ哉
二年前にも同じようなことを言っております。
大晦日徐徐に近づくあの世かな 弘務
来年もよろしくお願いいたします。
追記『枕草子読み語り』まだ、少し残ってます。メール(ikekubohiromu@yahoo.co.jp)をいただければ数に限りがありますが贈呈します。