創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

江戸川乱歩館

2018-11-25 14:16:06 | 旅行
鳥羽の一泊旅行の帰り、鳥羽駅付近をぶらぶらしていたら、『江戸川乱歩館』の道標が。
江戸川乱歩館』、気のきいたネーミングですねえ。
それだけで世界が見えてくる。
小学生の頃少年探偵団を夢中で読んだ。
何年か後には、大人の怪奇・幻想文学にはまった。
猟奇・異常性愛の乱歩の世界を親に隠れて読んだ。
『押絵と旅する男』は一番好きな短編である。
懐かしさに尋ねることにしました。
なかなか見つからず、お年寄りが出てこられたので聞くと、
「ちょっと分かりにくいから、わしもそっちへ行くし、連れて行ったげよう」
歩きながら、
「きょうはおるかなあ」
ちょっと不安。
江戸川乱歩館は開いていました。
~乱歩の妖しい夢の世界にようこそ~
ガイドの方の説明と共に乱歩の世界を巡りました。
乱歩が撮ったという海女さんの8ミリ映画も上映されていて、乱歩の助平ぶりを再確認。
江戸川乱歩館はあちこちに乱歩の影が動いているようです。
また、青空文庫で無料で読むことが出来ます。
『江戸川乱歩館』を出て、『天びん屋』で昼食。
エビフライ、生牡蠣、牡蛎焼き、サザエのつぼ焼き、日本酒一合を堪能。エビの開き方が変わっています。
鳥羽駅すぐに、同じような磯焼き屋さんが数件並んでいます。気になる店が目立ちました。
鳥羽はグルメも豊富な町のようです。
鳥羽の印象をもう一つ。
ー鳥羽は女が強そうですー
なんとなく。
海女の町だからでしょうか。


大原美術館

2013-11-28 15:21:22 | 旅行
倉敷の大原美術館に行ってきました。「ぶらぶら美術館」で見てから一度行きたいと思っていましたが叶いました。残り少ない人生、行ける時に行かなきゃ。倉敷美観地区は素晴らしいです。小説の舞台にもなりそうです。そこに小さな美術館が一つあって、松本竣介のような孤高の画家の絵がひっそりと飾ってある。川の畔には、無口な男の居酒屋があって……。大原美術館はとても大きいですが、周りの景観とよく溶け合っています。それは慎ましくさえあります。展示品は超一級。それは言わずもがなですね。町並み。白鳥。紅葉。




南紀行 番外

2010-12-12 16:06:11 | 旅行
トルコ記念館と日米修好記念館で受付の人が若い女性で一人だったと書きました。どんな心境で働いているのだろうと。今日分かったような気がします。一期一会だと思います。彼女たちはとても親切で心のこもった接客でした。応挙芦雪館のかたも、鮪料理竹原の寡黙なご主人、賑やかな女将さん、道を聞いたウォーキング中の女性、妻がソフトクリームを買った店のご主人、みなさん心温まる一期一会でした。多分二度出会わない私たちに。

南紀行 一日目

2010-12-09 09:40:56 | 旅行
南紀行 一日目(2010/12/4)
ABC『おはよう朝日土曜日です』でご紹介!幻の魚「クエ」うまいもんづくし 
二泊三日で交通費込みで2万円の格安ツアーに行ってきました。交通費だけでも往復1万円超。八千円で二泊。朝二回、夕二回の食事付き。食事も豪華(クエちょっぴり)というわけにはいきませんが、結構満足する(マグロは絶品)のものでした。特に朝のバイキングはおいしい。和食ですが絶品です。
11時20分スーパー黒潮13号で一路串本へ。よく揺れます。振り子式なんだと妻にうんちくを披露。車両は満席です。弁当をひろげます。駅で買った淡麗グリーンラベル糖質70 %オフをゴクリ。車内販売のハイボールを飲みます。
14時14分串本着。1台目の大きなバスに乗れず、2台目の小型バスに乗りました。何人いるんやろ。まだ後ろにもたくさん並んでいます。串本ロイヤルホテルは5分ほどでつきました。すぐにトヨタレンタカーの人がやってきて、営業所に行きました。手続きをして車を借りました。運転手は妻。私は免許を持っていませーん。計画も妻。私は助手席で「あぶない」とか余計なことを言う係です。まず最初に出かけたのは潮岬灯台。前日は嵐だったそうで、電車が三時間も止まったそうで、一日違いで助かりました。暖かくて持って行ったコートを旅行中一度も着ることがありませんでした。串本では潮岬灯台、夕陽の美しい場所を巡りました。ホテルに帰って風呂に入り、夕食です。ホテルの窓から橋杭岩(はしぐいいわ)が見えます。明日行く予定です。八時過ぎから、ピアノと歌のショーがあり、とても楽しみました。後半は津軽三味線も入り、楽しい夜になりました。

 ★☆★1泊目 おしながき(クエ会席)★☆★
  先附・・まぐろ胃袋旨煮・秋刀魚柔らか煮・酒煎り烏賊金山寺味噌和え
  小鍋・・クエ和風仕立て
  造り・・3種盛り 串本鯛 勝浦のまぐろ
  凌ぎ・・まぐろ酒盗 茶碗蒸し
  陶板焼・・山の幸・海の幸(クエ 蒸梅鶏 海老 烏賊)
  蓋物・・ひじき飛竜頭
  振舞い・・串本名物 しょらさん汁
  食事・・ご飯 漬物
  デザート・・焼きりんご レモンゼリー



琴参閣

2010-10-26 15:35:04 | 旅行
琴参閣。四国遍路の3日目(2010/10/19)に宿泊しました。予定が立っていなかったので前夜にとびこみで電話をしました。丁寧な応対で予約できました。 飛天館に泊まりました。仲間でワイワイなら讃水館 (値段は低め)、家族でゆっくりなら飛天館(値段は高め)という感じですかね。最後の宿泊は大当たりでした。係の人も若くてかわいく、接客も料理も素晴らしい。広々した湯船で旅の疲れがとれました。全てが最高。もう一度行きたい!!

四国遍路

2010-10-22 10:31:13 | 旅行
2010年10月16日から20日にかけ妻の運転で四国遍路に行ってきました。2年前に始めた四国遍路は去年は全く行けずに20ヵ所残したままでした。やっと今年になって重い腰を上げました。意外だったのはしまなみ海道が60㎞と長いこと。瀬戸大橋なんかとは全く違うことです。なるほどしまなみと感心しました。写真は銭形の高台から見える琴弾公園の寛永通宝です。はじめは砂浜の周りをぐるぐる回っていて、「見えへんなあ」を連発していましたが、地元の人に聞きました。丁寧に教えてもらってやっと見ることが出来ました。感動です。そして満願。証明書をいただき3年越しの旅は終わりました。後は高野山。楽しみにとっておきます。
秋桜に大師の影か遍路道
木漏れ日に大師の影か遍路道


一泊旅行

2010-03-29 16:41:54 | 旅行
3月18日に鳥羽に一泊旅行に行ってきました。宿は星海幽月 夢遊華。料理も食べきれないぐらいでとてもおいしかった。特に地魚と宿で作っている野菜は絶品でした。部屋に露天風呂がついていて、とてもゆっくりとしました。おすすめです。朝6時海から朝日があがります。春分ですね。


青春18きっぷの旅 総括4 カラマーゾフの兄弟②

2007-04-12 19:05:09 | 旅行
今度の旅で読みさしの「カラマーゾフの兄弟②(光文社)」を読んだ。圧巻。面白い。ドストエフスキーは桁外れのストリーテーラーでもある。予想外の展開に胸が躍る。それぞれの登場人物が、自分の声で喋る。作者自身の声を代弁することはない。これをポリフォニーと言うらしい。(巻末の読書ガイドから)。一応小説を書く物として、目から鱗だ。(a)ゾシマ長老の若い兄ついて項にこんな一節がある。
「泣かないでよ、人生って天国なんだから、僕たち天国にいるのにそれを知ろうとしないだけなんだから…」

カラマーゾフの兄弟③(光文社)はコンビニ経由で買う。配送料なしで、とても便利です。探したとこではセブンイレブンファミリーマートで扱っていました。ちょっと遠いけど、てくてく取りに行きました。

                         この項続く