大野寺のしだれ桜 室生寺

大野寺のしだれ桜を見てきました。見事なものです。宇陀川岸の自然岩に刻まれた弥勒磨崖仏。薄くなっていますが十分に仏の姿を見て取れます。もう50年も前のことです。亡くなった父と二人でここに来たことがあります。父は鮎釣り、私は河原で遊んでいました。目の前に弥勒磨崖仏がありました。その巨大さは圧巻でした。驚きと興奮で全身が震えたことを覚えています。商売も軌道に乗り、父は趣味の鮎釣りをやっとできる状態になった頃でした。釣行は二回で終わります。おなかの弱かった私がいやだと言ったからです。もう少し父と同行していたらと……。
足を伸ばして室生寺に行きました。五重塔の初層が開いていると思ったからです。フウフウいってたどり着いたが開いていない。3月28日まででした。秋にまた行こうかなあ。でも石段が怖い。
　　　　

ＮＨＫ学園通信講座「俳句入門」

ＮＨＫ学園通信講座「俳句入門」の添削が届きました。
評価は五段階です。
一句目　くもり窓　　孫の手形が　浮かび出る　評価３
季語がないとの指摘。くもり窓が冬の季語だと思っていました。評者は春の句だと思われたのでしょう添削は
暖かや　孫の手形の　残る窓
くいちがいました。、

二句目　目白来る　小さき庭の　冬あかり　評価４
冬あかりは冬の乏しい光という意味で季節は冬と。評者は春の句だと思われたのでしょう添削は
目白来る　小さき庭の　昼下がり
また、くいちがいました。

三句目　春ちかし　梅一輪の　あたたかさ　評価３
季語が春、梅、あたたかさと季語が三つ入っていると指摘。あちゃ！添削は
梅の花　律義にひらく　いとしさよ

総評として、季語について勉強しなさいと言うことでした。一句目と二句目の季語については次回質問したいと思います。三句目は言葉なしです。とても丁寧な添削でこれからも頑張りたいと思っています。

一泊旅行

3月18日に鳥羽に一泊旅行に行ってきました。宿は星海幽月　夢遊華。料理も食べきれないぐらいでとてもおいしかった。特に地魚と宿で作っている野菜は絶品でした。部屋に露天風呂がついていて、とてもゆっくりとしました。おすすめです。朝6時海から朝日があがります。春分ですね。

生きていました

生きていました。

小鳥の死

庭に見たこともない美しい鳥が来ました。写真を撮っていると、何かをつついているのです。獅子頭の木から、鳥の尻尾が見えます。鳥の死体をつついているのです。いつも来ていた小鳥だと思います。半分ほど食べられていました。急いで美しい鳥の写真を消しました。ひょっとしてと思って庭を見ていますが、小鳥の姿はありません。猫もイタチも庭にやってきます。餌付けをしなかったので罪の意識はありませんが、二度と見られないと思うと、とても淋しい気がします。小鳥にはずいぶん癒されました。この庭にも弱肉強食の生存競争があると思い知らされました。

パソコン

2010年3月15日（月）パソコンが突然壊れました。日本語入力していて、リターンキーを叩いた瞬間、パソコンは死んだ。スイッチすら入らない。パソコンは購入から丸三年で4回目の故障です。保証期間内に二回、去年の10月に一回。この時は交渉で無償修理してもらいました。全てマザーボードの故障です。とにかくパソコンを送ってくれということになりました。今回は電源も送りました。またマザーボードの故障です。ＦＡＸで見積もりが送られてきました。5万円超の金額。また交渉です。30年近くパソコンを使っていますがこんなのは初めてです。今回も無償で修理してもらいました。パソコンのない生活はやはり不便でした。

「水木しげるの遠野物語」

今朝の朝日新聞で「水木しげるの遠野物語」が単行本として発売されているのを知りました。原文は挫折しましたのでアマゾンで申し込みました。とても楽しみです。アマゾンでは送料無料キャンペーン（2010/03/31まで）を実施中です。詳細はここ。

食事担当

朝は妻と起きる時間が違うので、それぞれが作ります。昼は私の担当です。夜は妻の担当です。ホットケーキ、ラーメン、うどん、焼きそば、ソーメン、おにぎり、パスタ。定番ばかりです。下手です。上沼恵美子のおしゃべりクッキングは録画して勉強しています。それと、はなまるマーケット。今日は妻が法事で遅くなるので晩ご飯も作ります。はなまるマーケットからです。エビの前処理をしてエビの塩炒め。おいしそうにできました。だけどいつも思うのは料理の難しさです。

－祈りの廻廊－奈良大和路 秘宝・秘仏特別開帳・久米寺

今日は久米寺に行ってきました。一回行っているので迷わずに直ぐに着きました。前回は多宝塔初層開扉されておらず残念でしたが、昨日、今日とよい天気で多分大丈夫だろうと出かけました。開いていました。おじさんがいて、「本堂で人がいるので申し込んで下さい」とのこと。本堂でおばあさんから500円でパンフレットを購入。「これをおじさんに見せて下さい。本堂も拝観されたら」といわれ、かっと目を開いたご本尊の薬師如来座像に手を合わせます。大きい。次にいよいよ多宝塔へ。中央の大日如来像に手を合わせます。扉にも色鮮やかな仏画。扉から扉へと巡ります。いつものように次から次へと忘れますが、静かに時代を巡るようです。時の巡礼のように。

開かれし　扉を巡る　春ひとり

小鳥２

小鳥が来ています。庭に出ました。小鳥は逃げますが、飛び去りはしません。30センチぐらいで見つめ合います。ごま粒みたいな小さな目。一瞬の後飛び去りました。それからは小鳥は来ない。もう来ないのかなあ。後悔がつのります。今日はヒヨドリも来ない。目白も来ない。動くものもない。その時小鳥が舞い降りました。
春の庭　小さき鳥の　羽音かな
ガラス戸を隔てていてもその方がよいのかもしれない。君は庭を自由に歩ける。