創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

💘大河ドラマ『麒麟がくる』

2021-02-08 10:52:49 | テレビ
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』が昨日終わった。
淋しい限りである。
大河のドラマの長いイントロはいつもは飛ばして観るのだが、今回は全て観た。
海から信長が登場するシーンが最高だった。
歴史の中に架空の人物が交錯するのも納得できた。
歴史は無名の庶民とともに動いてきたのだと思う。
『麒麟がくる』は数々の名場面を残して静かに幕を下ろした。

😍朝ドラ「おちょやん」

2020-12-18 16:44:57 | テレビ
朝ドラ「おちょやん」を毎日録画して観ています。
浪花千栄子さんがモデルだという。
懐かしいなあ観なくちゃと言うことになった。
「オロナイン」のコマーシャルが印象的だった。
声をひそめて、「痔にも良いそうです」と言っていたような。
先代の女将ハナ役の宮田圭子さん。
この人会ったことがある! 
「関西芸術座」出身。
わたしの一つ年下。
ううん思い出せない。
そこで調べてみました。
私が1993年BKラジオドラマ脚本懸賞募集に入選した時の作品『ひとりで跳べる』に出演されてました。
どの役だったか思い出せない。
27年の年月はとにかく長い。
全部忘却の彼方。
自分の作品ながら、『ひとりで跳べる』は秀作です。
もう書けないなあ。
脚本をUPしました。27年も経っているからええやろ。
主役は長塚京三さんです。
宮田圭子さんについては何も覚えていない。
しかし一目見て分かりました。
これって何だろう。



井岡一翔対ジェイビエール・シントロン戦感想

2020-01-01 21:13:26 | テレビ
挑戦者は逃げながらパンチを打っていた。
その原因は井岡の左にある。
左のジャブ(ストレート)である。
数は少ないが効いていた。
テレビで確認できたのは、四、五発か。
ボディも効いたが、左のジャブ(ストレート)で挑戦者は、腰が引けてしまった。
井岡はもっと打てばいいと思うが、挑戦者が打たせなかった。
高度な技術が交錯していた。
様々な要素が絡み合うボクシングは、実に論理的なスポーツである。
今年は小説を書きたいと思います。
一日一行でもと思いながら、元旦から挫折。

村田諒太対スティーブン・バトラー戦感想

2019-12-24 16:44:59 | テレビ
50年以上ボクシングを観ている。
ファイティング原田、海老原、青木勝利、エデルジョフレ、ジョー・メデル。あの頃のボクシング熱は最高潮だった。
60%の視聴率なんて、今では信じられない。
村田諒太の左ジャブ(ストレート)が出ている間は大丈夫だと思った。
井上尚弥も井岡も相手を倒してしまうほどの左ジャブを持っている。
多分判定勝ちかなあと思っている内に倒してしまった。
バトラーは頭を左右に振ってパンチをかわすディフェンスをしていた。
パンチをまともに受けない高度な技術である。
それが裏目に出た。
逸らしたつもりが後頭部に受けてしまった。
そこに左フックがまともに入った。
とにかく素晴らしいファイトが続くボクシング界である。
五十年前に比べると、世界に通用する選手が出て来たと言うことだと思う。
五十年前はファイティング原田以外、他はお山の大将だった。
それとも世界が弱くなったのかなあ。
ボクシングは血圧が上がるから気をつけなくちゃ。

奇跡の星

2019-12-06 14:09:31 | テレビ
NHKのドキュメンタリー「奇跡の星」を楽しんで観ています。
その中でとても印象的な言葉は「混ぜ合わすこと」。
「混ぜ合わすこと」によって生命(種)は継がれていきます。
夫と妻の半分ずつを「混ぜ合わすこと」によって新しい人間が誕生する。
そう考えれば、自分の子供ではなく、新しい人間として子供をとらえることが出来ます。
虐待の根底に「子供の私物化」があるように思います。
「新しい人間」という言葉がとても新鮮でした。


NHKEテレ100分de名著『大衆の反逆』

2019-02-24 15:49:45 | テレビ
NHKEテレ100分de名著『大衆の反逆』オルテガ・イ・ガセット(1883 - 1955)
100分de名著は毎回録画をして観ています。
スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットについて全く知りませんでした。
サマリーがありますのでそちらを参考にして下さい。
今こそオルテガがとなえた「大衆の時代」と考えます。
私もその一人です。
だが、その自覚を持つことも肝要と考えます。
第二次世界大戦の前とよく似た状態であると思うと、ぞっとします。
「民主主義」にも懸念を投げかけます。
まさに今。
我々は何をすべきなのか。
多数決で押し切る政治は間違った方向に進んでいる。
歴史から学ばなければならない。


『西郷(せご)どん』最終回

2018-12-18 14:17:47 | テレビ
ドラマはいつもの前振りがなく始まった。
「これは最後に持って来るんだな」と察しがついた。
なりふり構わずに政府軍に突進していく西郷どんの姿に泣けた。
妥協して政府の中心にいることも可能だったろう。
西郷さんはそれをよしとしなかった。
同胞の侍を見捨てることは出来なかった。
それが内戦を終わらせる西郷さんの役目だったのかもしれない。
内戦は終わった。日本は一つになった。
そして、外に戦いを求めていく。
もし、そこに西郷隆盛がいたら、日本はもっと強かったかもしれない。
大久保利通の壮烈な最期。一筋の泪。いつものファースト場面へと展開する。
感動的な終わり方だと思ったのに、唐突に西郷さんの臨終の場面になる。時間が1年前に帰ってしまった。
「もう、ここらでよか」と言い残す......。蛇足。
でも、一年間楽しませてもらいました。
来年の大河は、多分見ない。

南方熊楠と家族の日記 知られざる最期の日々

2017-12-24 16:46:27 | テレビ
知恵泉
南方熊楠と家族の日記 知られざる最期の日々
妻から娘に引き継がれた南方熊楠の日常を淡々と記録した日記。
最後の一日に1行だけ自分の気持ちが書かれている。
「朝から見舞客多くて困る」

   海金剛(和歌山県東牟婁郡串本町樫野)

年寄りはテレビが友達

2016-11-25 13:37:37 | テレビ
今日の朝日新聞に視聴率週報(関西地区)<11月14日〜20日>に20位までが出ていました。
それには入っていないけれど、私が毎週楽しみにしているドラマを紹介。
それぞれユニークです。
また、主役が魅力的なこと。
IQ246』織田裕二の貫禄。
Chef』料理のドクターX。
スニファー』嗅覚で事件を解決。
レディ・ダ・ビンチの診断』吉田羊さんの声がステキ。
羊をひつじと読んでいた。
キャリア』平成の遠山の金さん。
それにお馴染みの『科捜研の女』。
よく観てるな……。
年寄りはテレビが友達。
でも、20位までのドラマで観ているのは3つだけですよ。
テレビばっかり観ていないで、外に出なさい。寒い……。

『五年目のひとり』山田太一・作

2016-11-20 16:05:55 | テレビ
東日本大震災をテーマにした二作品を観ている。
キルトの家』2012年
時は立ちどまらない』2014年
そして、『五年目のひとり』である。
今回は、『ひとり』という言葉がキーワードになっているような気がする。
一つは、震災で家族、父母を失った『ひとり』の男のドラマ。
もう一つの『ひとり』は、
震災で亡くなった『ひとり』、生き残った『ひとり』、
傍観者であったあなたという『ひとり』、わたしという『ひとり』、
安倍晋三さん、あなたもその『ひとり』だ。
それぞれの『五年目のひとり』に語りかけているように思う。
素晴らしい作品である。