都合により、四日分UPします。
【本文】
【読み】
一本五
下の心(こころ)、構へてわろくて、清げに見ゆるもの
下の心(こころ)、構へわろくて、清げに見ゆるもの。 唐(から)絵(ゑ)の屏風(びやうぶ)。
石灰(いしばひ)の壁。
盛物(もりもの)。
檜皮葺(ひはだぶ)きの屋の上(うへ)。
河尻(かうじり)の遊女(あそび)。
【読書ノート】
下の心(こころ)=下地。構へて=必ず。
盛物(もりもの)=装飾的なお供えの盛り物。
河尻(かうじり)=河口。日やけ汐荒れした地肌。
それぞれに意味があります。
「わたしなりの枕草子」#363
【本文】
【読み】
一本六
女の表着(うはぎ)は
女の表着(うはぎ)は、
淡色(うすいろ)。
葡萄染(えびぞめ)。
萌(もえ)黄(ぎ)。
桜。
紅梅。
すべて、淡色(うすいろ)の類。
【読書ノート】
これは同感です。
「わたしなりの枕草子」#364
【本文】
【読み】
一本七
唐衣(からぎぬ)は
唐衣(からぎぬ)は、
赤色。
藤。
夏は 二藍(ふたあゐ)。
秋は 枯野。
【読書ノート】
表着(うはぎ)に重ねる唐衣(からぎぬ)について。
「わたしなりの枕草子」#365
【本文】
【読み】
一本八
裳(も)は
裳(も)は、
大海(おほうみ)。
【読書ノート】
裳(も)=平安時代以来の女房の装束で、腰から下の後方にまとった服。
大海(おほうみ)=織物や蒔絵などで、大波・洲浜(すはま)・海松(みる)・磯馴(そなれ)松・貝など、海辺の景をえがいた文様。
「わたしなりの枕草子」#366
【本文】
【読み】
一本九
汗衫(かざみ)は
汗衫(かざみ)は、
春は 躑躅(つつじ)。桜。
夏は 青朽葉(あをくちば)。
朽葉。
【読書ノート】
汗衫(かざみ)=童女の表着。
【本文】
【読み】
一本五
下の心(こころ)、構へてわろくて、清げに見ゆるもの
下の心(こころ)、構へわろくて、清げに見ゆるもの。 唐(から)絵(ゑ)の屏風(びやうぶ)。
石灰(いしばひ)の壁。
盛物(もりもの)。
檜皮葺(ひはだぶ)きの屋の上(うへ)。
河尻(かうじり)の遊女(あそび)。
【読書ノート】
下の心(こころ)=下地。構へて=必ず。
盛物(もりもの)=装飾的なお供えの盛り物。
河尻(かうじり)=河口。日やけ汐荒れした地肌。
それぞれに意味があります。
「わたしなりの枕草子」#363
【本文】
【読み】
一本六
女の表着(うはぎ)は
女の表着(うはぎ)は、
淡色(うすいろ)。
葡萄染(えびぞめ)。
萌(もえ)黄(ぎ)。
桜。
紅梅。
すべて、淡色(うすいろ)の類。
【読書ノート】
これは同感です。
「わたしなりの枕草子」#364
【本文】
【読み】
一本七
唐衣(からぎぬ)は
唐衣(からぎぬ)は、
赤色。
藤。
夏は 二藍(ふたあゐ)。
秋は 枯野。
【読書ノート】
表着(うはぎ)に重ねる唐衣(からぎぬ)について。
「わたしなりの枕草子」#365
【本文】
【読み】
一本八
裳(も)は
裳(も)は、
大海(おほうみ)。
【読書ノート】
裳(も)=平安時代以来の女房の装束で、腰から下の後方にまとった服。
大海(おほうみ)=織物や蒔絵などで、大波・洲浜(すはま)・海松(みる)・磯馴(そなれ)松・貝など、海辺の景をえがいた文様。
「わたしなりの枕草子」#366
【本文】
【読み】
一本九
汗衫(かざみ)は
汗衫(かざみ)は、
春は 躑躅(つつじ)。桜。
夏は 青朽葉(あをくちば)。
朽葉。
【読書ノート】
汗衫(かざみ)=童女の表着。