創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

今日の一句

2021-01-29 10:14:02 | 俳句
今日の一句
枯野行くうしろ姿の昭和かな
団塊の世代も段々肩身が狹くなってます。
テレビ画面に映し出される高齢者の姿は一律で、それを見せられるのは辛いです。
「若い若いと言っても、つかの間ですよ」と、老人はうそぶくのです。
梅が咲いてました。
ゆつくりと時間を歩こ梅の花

😀鴻風俳句教室一月句会   池窪弘務

2021-01-22 13:36:35 | 俳句
鴻風俳句教室一月句会   池窪弘務
兼 題
①障子・襖
②指 
③「子供の頃の正月」を思いだし一句
④自由題
①イヌキツネ障子に踊る影絵かな
②指紋なき親指淋し年の暮
③しまい湯を落としてやつと煮しめかな
④除夜の鐘父と母との子供なり

①子供が小さい頃の思い出。
お父さんは犬と狐しか出来なかった。
②指紋がないのは私。
妻も薄く、犯人にならないねと二人で笑っています。
でも不便です。
レジ袋は開けられない。
コップは滑る。
その他色々。
いつからなくなったのだろう?
③は母の思い出です。
お菓子問屋の大晦日はてんてこまいでした。
「お節」なんて気のきいた言葉もなく、「煮しめ」でした。
あの時はあんまりおいしいと思わなかったけど、今は、一品一品が懐かしいです。
④は実感です。
私の中に亡き父母をしょっちゅう感じます。
0点でした。