兼 題
㊀季語:更衣・衣替え
㊁漢字:水
㊂感覚:短夜あるいは夜に関すること一切
㊃当季雑詠
六月句会 池窪弘務
㊀更衣香久山探す散歩道(持統天皇万葉集)
㊁五月雨や人も地球も水となる
㊂短夜の短き夢や父に会ふ
㊃祖母といる長い縁側夏休
私の家から少し歩けば大和三山を望めます。
畝傍山と耳成山はすぐに分かりますが(どっちがどっちかはアホな私はすぐ忘れますが)、天香具山は丘のようでよく分かりません。
でもよく見えるポイントを二箇所知っています。
とても優しい山です。
初めて詞書をつけました。
「春過ぎて 夏来にけらし 白たへの 衣干すてふ 天の香具山」
とても好きな和歌です。
あの頃に日本が出来たんですね。
㊂この頃何かにつけて父のことを思い出します。
年令が近くなり、知らないうちに今の自分と比較しています。
夢にもよく出て来ます。
㊃父の実家は当時かやぶきで家の正面の庭に面して長い縁側がありました。
祖母は頂き物のお菓子を孫のために貯めているような人でした。
私はそんな祖母にトンボ釣りの道具を作らせたり、ほんまにしょうもない孫でした。
㊀季語:更衣・衣替え
㊁漢字:水
㊂感覚:短夜あるいは夜に関すること一切
㊃当季雑詠
六月句会 池窪弘務
㊀更衣香久山探す散歩道(持統天皇万葉集)
㊁五月雨や人も地球も水となる
㊂短夜の短き夢や父に会ふ
㊃祖母といる長い縁側夏休
私の家から少し歩けば大和三山を望めます。
畝傍山と耳成山はすぐに分かりますが(どっちがどっちかはアホな私はすぐ忘れますが)、天香具山は丘のようでよく分かりません。
でもよく見えるポイントを二箇所知っています。
とても優しい山です。
初めて詞書をつけました。
「春過ぎて 夏来にけらし 白たへの 衣干すてふ 天の香具山」
とても好きな和歌です。
あの頃に日本が出来たんですね。
㊂この頃何かにつけて父のことを思い出します。
年令が近くなり、知らないうちに今の自分と比較しています。
夢にもよく出て来ます。
㊃父の実家は当時かやぶきで家の正面の庭に面して長い縁側がありました。
祖母は頂き物のお菓子を孫のために貯めているような人でした。
私はそんな祖母にトンボ釣りの道具を作らせたり、ほんまにしょうもない孫でした。