創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

男の料理 ①ローストビーフ

2006-05-28 11:24:10 | 男の料理
料理の前に
①自分が食べたいものを作る(当たり前か…)
②ネットでレシピを読む。量がきっちり書いてあるのを選ぶ。今回はこのブログを参考にさせていただきました。
③買い物 スーパーでローストビーフを作るのでと頼んだら。「はい、はい」出てきた肉のかたまりに4千円近い値札。妻の顔が一瞬こわばる。国産でした。豪州ビーフでも十分らしい。
プロセス
①肉を凧糸で縛る。
②塩、こしょうを肉にすり込む。
③オーブンを200度に予熱する。
オーブンどこ?(私)
これよ。(妻)
電子レンジじゃないか。(私)
一緒になっているのよ。(妻)
… … …(私)
しばし、妻からオーブンの講義を受ける。
④野菜を切る。タマネギ、にんじん、ネギ、セロリはない。四角い鉄板に野菜を敷く。(ソテーしてからの方がよかったかも)。ニンニク、生姜(どちらもチューブ入り)を野菜に混ぜる。
⑤フライパンで肉の表面を焼く。生肉の色が見えない程度に。ネットに「細菌は肉の表面だけにいて、中にはいない」ってのがありました…。てっぺんと底は、箸で挟んで焼きます。よいしょ。
⑥鉄板に肉を置きます。肉の場所は野菜をどけてください。
⑦レンジ、いや、オーブンを170度にして入れます。肉500g。30分焼きます。
⑧焼いている間に、後かたづけしましょう。まな板、フライパン、包丁、後で使うものも含めてみんな洗います。
⑨肉を包むのに大きめのアルミホイルを用意します。
⑩15分ぐらいで肉を一回ひっくり返します。
⑪チーン。うまく焼けたか、妻に確認してもらいます。四千円ですから。OK。素早く、アルミホイルで包みます。包む側どっち(私)。……(妻)。皿にデーン。
⑫肉が冷めるまでに、まな板の水気を取り、包丁を洗い、盛りつける皿を用意します。
⑬これからはアルミホイルに溜まった肉汁と野菜を使ってソースを作ったのですが、うまくいかなかった。次はローストビーフのたれを買うと決めましたので、ソース作りは略。
⑭肉を薄く切って終わり。長女が来ていたので。任せて終わり。
⑮四千円以上のが出来たね。と、妻のねぎらいの言葉。
今日は妻の誕生日。一族9人が集まっておいしいね。ローストビーフってすごく簡単。ビールに酔いながらおじいちゃんは言うのです。このブログを書く方が大変。かくして、5月20日の夜は過ぎていきました。


江戸の誘惑

2006-05-28 10:10:57 | お出かけ
2006/5/27 ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」へ行ってきました。感動の一言です。北斎が好きで、私の本棚に北斎漫画が三冊並んでいます。その北斎が肉筆で目の前にある。生きていることの幸せを感じます。絵の中に、江戸の町があり、北斎がいる。江戸の人々がいる。江戸の風が吹いている。肉体は消えても、その精神は脈々と生き続けているのかもしれません。それは絵の中にだけでなく、私たち一人々の中にも生き続けているのだと思います。会場で売っていた図録(朝日新聞社)がすばらしい出来です。色彩は文句なし。構成もいい。一枚の絵を見開き折り込みにして、見開きを閉じれば拡大した部分が見える仕掛けなど気合いが入ってます。母にもう一冊と思って、ネットで探しましたが、これがない。もう一回神戸へ行こうかと思案(最終日だから大変な人だろうな、売り場は会場内だし…。)してましたが、やっと見つけました。ショップアサヒコム。好評につき入荷待ちの状態だそうです。