創作日記&作品集

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鴻風俳句教室八月句会に参加させて頂きました

2018-08-08 17:27:43 | 俳句
鴻風俳句教室八月句会に参加させて頂きました。
題は「天」と「七夕、星祭」で二句と自由句二句でした。
八月句会投句
池窪弘務
星祭午前零時の列車待つ
昼の月ぽつかり空いた天の穴
初蟬や豪雨の土地に思ひ馳せ
蜻蛉釣一人二人と友増ゆる
成績は5点。
実力通りです。
ただ、『蜻蛉釣一人二人と友増ゆる』が0点だったのが残念です。
自信作だったのになあ。
『蜻蛉釣り 今日は何処まで行ったやら』の亜流と思われたのかもしれません。
一言言わせて貰えば、「蜻蛉釣り」は動きません。
じっと同じ処で空を見上げているのです。
銀やんまは真っ直ぐに同じ方向から飛んできます。
高さは屋根の上ぐらいです。
その眼の前20センチぐらいに「ほいらん」という仕掛けを投げるのです。
大阪にも空き地が沢山あった頃、夢中になったもんです。
かかった時の喜びはどう言ったらいいのか。
いつの間にか一人二人とマニアが増えてきます。
誰も目を輝かせ無言で空を眺めている。
あいつら今頃どうしているだろうなあ。
八月になると蜻蛉釣りの季節は終わります。