生ごみ堆肥作りの発酵促進剤としてぼかし作りを始めて7年、
その方法は少しずつ進化しながら会員に受け継がれて、
手に触れる米ぬかの感触で判断しながら、いいぼかしを作ることができるようになりました。
長い間ぼかし作り用に会員が手作りしてくれた組み立て式の木枠にブルーシートを敷いて使ってきましたが、
昨年夏から大きめのコンテナに変えました。
一度にたくさん作ることはできませんが、準備も片づけも簡単で、使い勝手も良い優れものです。
手に入れることがちょっと難しいもみ殻を、今回も会員の提供で混ぜることができました。
もみ殻は堆肥作りにも畑に入れてからも良い効果が持続します。
ぼかし作りでは小さな発泡箱にもみ殻だけをを入れて、微生物液をかけてから米ぬかと混ぜることで、
米ぬかの塊ができにくく作業が簡単です。
コンテナの中でよく混ぜて発泡箱に詰めて密閉、1ヶ月ほど熟成させます。
発泡箱に隙間ができるとカビが発生することがあるので、きっちりと詰め込みます。
どうしても隙間ができる場合は表面をポリ袋で覆って、空気を遮断して熟成させたこともありますが、
カビが出たり水滴が付いたりしてしまいました。
自宅で少量の米ぬかぼかしを作る際は、少し厚めのポリ袋の中で作業を行い、
そのまま密閉して発酵させていますので、
上部に隙間ができるよりはポリ袋に詰めて密閉したほうがいいかもしれないです。
1ヶ月後、小さなポリ袋に小分けする作業を行います。(ikiiki)