先日、高校時代の友人から久しぶりに嬉しいメールを頂いた。
前回、彼女とメールをやりとりしたのは、どのくらい前だっただろうか。
高校時代の友人達のメーリングリストは、再発をカミングアウトして以来、殆どROM(Read Only Member)になっていた。ある時、ひょんなことから、ネット上で彼女ではないかと思われるブログを見つけ、もしかしたら?と問い合わせたところ、想像通り彼女のブログであると分かり、実は私もブログやっているの、とお伝えしたことがあった。これがきっかけとなって、暫しメールのやりとりが・・・。お互い書くことが好きなので、返事、返事・・・でなかなか止まらなかったのを覚えている。
そんな彼女から久しぶりのメール。今も私のブログを読み続けてくれていると知った。
「・・・息子ちゃんの様子にはらはらしたり(笑) 留学されたときの、ご両親への感謝に涙したり、ご主人のお母様のことを読んで、自身のことと重ね合わせたり。・・・」
と丁寧に読んでくださっていることが伝わってきた。
かくいう私も、彼女のブログをこっそり拝見してきたことを、今回のメールでお知らせした。いつも冷静に一生懸命に丁寧に日々を送っているのが伝わってくる。
出逢った時はお互い今の息子の歳にもなっていなかった。それから30年以上を経て、屈託なく笑い合っていた当時は想像もしなかった色々なものを背負う年齢となった。実際に顔を合わせたのは、10年以上前、3年間通った学舎がある懐かしい街での同窓会だったろうか。それでも、こうしたブログの発信によってお互いの日常の様子、精神状態等が想像出来てしまう不思議さ。「本当に世の中、変わったよね。」と書きあう。
今回、久しぶりにメールをくださったのは、お仕事仲間で私と同じ病気が見つかった方がおられたことがきっかけのようだった。その方と私の価値観や性格等が似ていると思えて、シンクロしてしまう、とあった。
仕事は自分で調整がきくので、とりあえず治療専念という。展開によっては、何かアドバイスをお願いすることも出てくるかもしれない、とのことだった。
私の返信は、「・・・・私が患者の仲間入りをしてからの7年半の間に、医療は本当に目を見張るほど進歩しています。 初発の時にしっかり叩ければ、再発のことはあまり恐れないで大丈夫だと思います。私で何かお役にたてることがありましたら、いつでもどうぞ。 こちらこそ励みになります。本当に生きているって素晴らしい。生かされている身、まだまだ死んではいられません。思い出して頂けて、嬉しかったです。どうもありがとう。・・・・」だ。
そして彼女からは「 ・・・本人はきっと自分で対処していくのだと思いますが、私が、○○ちゃん(私のこと)がいてくれる、という安心感が持てることで彼女を支える気持ちに余裕が生まれる、というような間接的な安心感の輪ができるような気がします。毎日、笑顔で過ごせるといいね。お互いに素敵な時間を積み重ねていけますように。・・・」。
とても気持ちが温かくなった。思い出してもらえる、そのことがこんなに嬉しくて、そして、こんなに支えられているということ、私が支えてあげることが出来るということを改めて思い知った。
本当に幸せ者な私である。
今日から風薫る5月。予報より早く雨が降り始めて、雨模様のスタートとなった。
そして、明日からまた治療再開だ。
前回、彼女とメールをやりとりしたのは、どのくらい前だっただろうか。
高校時代の友人達のメーリングリストは、再発をカミングアウトして以来、殆どROM(Read Only Member)になっていた。ある時、ひょんなことから、ネット上で彼女ではないかと思われるブログを見つけ、もしかしたら?と問い合わせたところ、想像通り彼女のブログであると分かり、実は私もブログやっているの、とお伝えしたことがあった。これがきっかけとなって、暫しメールのやりとりが・・・。お互い書くことが好きなので、返事、返事・・・でなかなか止まらなかったのを覚えている。
そんな彼女から久しぶりのメール。今も私のブログを読み続けてくれていると知った。
「・・・息子ちゃんの様子にはらはらしたり(笑) 留学されたときの、ご両親への感謝に涙したり、ご主人のお母様のことを読んで、自身のことと重ね合わせたり。・・・」
と丁寧に読んでくださっていることが伝わってきた。
かくいう私も、彼女のブログをこっそり拝見してきたことを、今回のメールでお知らせした。いつも冷静に一生懸命に丁寧に日々を送っているのが伝わってくる。
出逢った時はお互い今の息子の歳にもなっていなかった。それから30年以上を経て、屈託なく笑い合っていた当時は想像もしなかった色々なものを背負う年齢となった。実際に顔を合わせたのは、10年以上前、3年間通った学舎がある懐かしい街での同窓会だったろうか。それでも、こうしたブログの発信によってお互いの日常の様子、精神状態等が想像出来てしまう不思議さ。「本当に世の中、変わったよね。」と書きあう。
今回、久しぶりにメールをくださったのは、お仕事仲間で私と同じ病気が見つかった方がおられたことがきっかけのようだった。その方と私の価値観や性格等が似ていると思えて、シンクロしてしまう、とあった。
仕事は自分で調整がきくので、とりあえず治療専念という。展開によっては、何かアドバイスをお願いすることも出てくるかもしれない、とのことだった。
私の返信は、「・・・・私が患者の仲間入りをしてからの7年半の間に、医療は本当に目を見張るほど進歩しています。 初発の時にしっかり叩ければ、再発のことはあまり恐れないで大丈夫だと思います。私で何かお役にたてることがありましたら、いつでもどうぞ。 こちらこそ励みになります。本当に生きているって素晴らしい。生かされている身、まだまだ死んではいられません。思い出して頂けて、嬉しかったです。どうもありがとう。・・・・」だ。
そして彼女からは「 ・・・本人はきっと自分で対処していくのだと思いますが、私が、○○ちゃん(私のこと)がいてくれる、という安心感が持てることで彼女を支える気持ちに余裕が生まれる、というような間接的な安心感の輪ができるような気がします。毎日、笑顔で過ごせるといいね。お互いに素敵な時間を積み重ねていけますように。・・・」。
とても気持ちが温かくなった。思い出してもらえる、そのことがこんなに嬉しくて、そして、こんなに支えられているということ、私が支えてあげることが出来るということを改めて思い知った。
本当に幸せ者な私である。
今日から風薫る5月。予報より早く雨が降り始めて、雨模様のスタートとなった。
そして、明日からまた治療再開だ。