2012.5.16 造影ＣＴ検査～頚部から骨盤

　久しぶりの青空が戻ってきた。今日は気温が上がって夏日になるという予報だ。なるほど朝から陽射しが強い。しっかり日傘でガードする季節がやってきた。

　今日は午後いちでCT検査。午前中は仕事をして、お昼抜きで職場を飛び出した。前回11月9日の撮影以来早くも半年が過ぎたことになる。毎回の検査で不変であることを祈りつつも、こうして半年、半年を重ねていけることに感謝することを忘れ、ついつい不変が当然といった感覚に陥りがちだ。ちょっと反省。

　電車の接続がとてもうまくいき、JRでは快速に乗ることが出来て、予定時間より15分ほど早く到着したが、病院に辿り着く頃には夏かと思うほど暑くなっていた。
　自動再来受付機にカードを通し、2階の放射線部受付へ。準備室に通されるまでに10分ほど待った。検査着に着替えて血管確保。造影剤を入れる針は採血の針と違って太いので、さすがに“チクリ”が痛い。看護師さんが「点滴も採血もずっとここですか？」と訊くので「点滴はずっとポートですが、血管硬いですか？」と答える。「うーん、やっぱり抵抗があるわね。」とのこと。ポートにして以来、大分休ませることが出来ているので血管が復活したと聞いていたのだが、採血だけとは言っても、さすがに最低3週間に1回のペースで毎回々々右手の同じ血管に刺すとダメージが大きいのだな、とちょっとため息。
　生理食塩水の点滴を落としつつ、廊下で待つこと僅か5分くらいだったか。予約時間より20分近く早いスタートだった。
　いつものようにベッドに寝て万歳の姿勢。最初は造影剤なしで、次に造影剤が入っての撮影で合計10分程度。造影剤が体を駆け巡ってカッカと熱くなると、「息を吸って、止めてください」の間が心なしか長く感じる。無事に終了後、針を抜いてもらう。以前、止血のビニールテープでかなりかぶれてしまったので、最近では紙テープに限定してもらっているが、分子標的薬はハーセプチンだけでなくどうも皮膚組織への影響が大きいと聞く。

　本日はこれにて終了。時計を見ると、撮影の予約時間だった。会計もそれほど混雑なく待たずに終わった。薬局に寄る必要もなく、病院滞在時間は１時間弱。

　いつもこんなに短い時間で解放されれば随分楽なのだけれど、と思う。病院を後にして、ランチタイムのレストランでたっぷり水分を摂って、造影剤を排出する準備。普段、点滴後にランチをとる頃には、既にお腹のモタモタ感があるので、こわごわ食べる感じだが、さすがに今日はモリモリ頂けて満足。読書も出来、充実した半日休暇だった。

　帰宅すると今月2回目のお花が届いていた。
　今日のお花は大輪の蕾を沢山つけたオリエンタルリリーが2本、ピンクのスプレーカーネーション2本、ソリダスターが2本。花言葉はそれぞれ「高貴」、「素朴」、「知識」だという。
　気温が上がるにつれて、だんだんお花の持ちが悪くなってきた。前回のお花でまだ元気なのはスターチスだけ。これは途中からお水をあげずにドライフラワーのようにして楽しんでいる。