ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.5.8 大丈夫?・・・相次ぐ間抜け事件

2012-05-08 19:10:40 | 日記
 自分でいうのも何だが、我が家の中では一番しっかりしているはずの私である。が、ここのところ、我ながらトホホ、と落ち込むことを2つも続けてやってしまった。

 その1。ヨガスタジオでの下駄箱の鍵行方不明事件。
 ここでは昨年の大震災の時に、下駄箱にはあえて鍵をかけずにそのままに、というお触れが出たこともあったのだが、最近ではそんなことはなかったように、ごく普通に鍵をかけてロッカールームに入り、また出てきて鍵を開けて・・・ということを何の問題なく繰り返していた。が、先日、いつも入れる場所が一杯だったので、隣の列に靴を入れて、という辺りからボタンをかけ違えたらしい。普段はその鍵を持ったままロッカールームに入って、ロッカーの上の棚に置くのが常。お財布やらバッグに入れるともぐりこんでしまうので、敢えて入れることはしない。
 シャワーを浴びて着替えが終わり、ロッカー内のいつもの定位置を見たら鍵がない。おかしい。もしかしたら下駄箱に鍵が付きっぱなしなのかも、と行ってみたが、見当たらない。鍵が付いている下駄箱は皆、空っぽである。そして再度ロッカールームへ引き返す。バッグに入れた覚えはないが、念のため引っ繰り返して探しても出てこない。シャワールームにもパウダールームにも、動線に沿って目を這わせるが、ない。せっかく気持ち良く汗を流したのに今度は冷や汗。
 フロントに行って状況を話すと、一緒に探してくれたが、やはり、ない。「マスターキーで開けられますが、紛失には1000円頂くことに・・・」と申し訳なさそうに言われる。「もう一度探してみます。」とは言ったものの、もう探すべき所など残っていないし、何の当てもない。夫との待ち合わせの時間も過ぎてしまい、あきらめフロントに千円札を出して、ふと折りたたみの傘を取り上げると、折れ曲がった傘の内側に何やら鍵のナンバープレート状の感触。「あ、ありました!?」。なんと、傘立てに傘を置く時に下駄箱のカギをその中に落としていた、という間抜け具合。
 トホホ・・・であるが、インストラクター兼フロント嬢は「良かった~」と一緒に喜んでくださる。思わず帰ってきた千円札を持って「これで一緒にお茶にでも行きましょうか?」と軽口をたたいたが、なんだか自己嫌悪でぐったりと疲れてしまった。

 その2。お財布は安易に換えるべからず事件。
 カードOK、レシートOKで本当に収納力に長けて頼りになる長財布を使っていた。さすがにちょっとくたびれてきたので、連休前に、以前買った少し淡い色のお財布をおろしてみた。が、カードホルダーの数がこれまでより少なく、今までのものが全て入りきったわけではなかった。最少限、これで大丈夫、仕事が始まったら、またちゃんとゆっくり整理しよう・・・、と思いつつ、体調不良もありそのままにしてしまい、ボーっと仕事開始、の体たらく。
 昼休みに、息子の修学旅行代金の振込をしようと思ってATMへ出向いた。通帳はしっかり持ってきたのに、財布の中に肝心のキャッシュカードがないではないか。ATMを前に呆然。我ながら何とも情けない。いよいよ認知症にも注意しましょう、というところか。
 傷心のまま、その足で学内の書店に寄った。面白そうな文庫と新書を手にレジへ。「組合員証はお持ちですか。」と。いつものように「ハイ!」と言ったものの、財布の中のポケットには入っていない。そうだ、お財布を換えていたではないか。またもやトホホ・・・である。
 「1週間以内にレシートと組合員証をレジまでお持ちいただければ返金いたします。」と言われ、これまたすごすごとレジを後に。

 もうあまり自分の記憶力を過大評価するのは止めなくては、と思う。これまたケモ・ブレインか、とすぐにこちら方面の所為にしてよいわけがあるまい。寄る年浪ではないが、夫のスケジュール、息子のスケジュールその他もろもろ、どんと任せて、とはだんだん言えなくなっているな、と柄にもなく、しょぼくれている。

 今日は夏日という予報。そのとおりに昼間は上着が要らず、汗ばむほどの陽気となった。ツツジもサツキも満開。これでこそ5月、と思うが明日はまたお天気が崩れるという。通院日、気を付けて出かけなくては・・・。
コメント (5)
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