ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.10.20 EC2回目投与9日後、昨日の診察と眼科初診

2012-10-20 11:45:00 | 治療日記
 昨日は予定通り夕方、病院に滑り込んだ。さすがにいつもの時間とは様子が違い、人はまばら。IDカードを通して腫瘍内科に受付すると、ほどなくして看護師さんが現れて処置室に案内された。
 検温は6度1分。肩に白血球を増やすG-CSF注射(グラン75)を打って頂く。1週間の様子を話し、何より視界の歪みと欠損について相談してみた。
 早速、主治医に連絡して頂き、ラッキーなことに診察室に案内された。
 結局、今回も投与後1週間殆ど使い物にならなかったことをご報告。投与翌々日からまるまる3日間は寝込み、4日目以降は、仕事には行ったものの帰宅後はベッド直行。殆ど食べることが出来ず、貧血気味などなど不調のオンパレード。次回からは吐気対策強化のため、デカドロン8錠を2日延長、さらにナウゼリンを朝昼晩と定期的に飲むことになった。
 そして、一番気になっていた視界のトラブルをお話しする。
 ECの副作用としては見当たらないようだし、こうした経験は初めてで、今は全く何ともないが、やはり気になる。先生も首を傾げられた。
 明日、出来れば眼科医に行ってみるように、とのことだった。眼底等は検査した方が良いらしい。結果何もなければ良いし、何かあれば紹介状を書いてもらい、次回の診察日にこちらの眼科に診てもらえることになった。

 そして、今朝。
 食欲はすっかり回復している。息子を送り出した後、洗濯機を3回回して、近所の眼科クリニックへ行ってきた。
 思えば眼科にかかるなど、結婚前に、目にゴミが入って取り除いて頂いた時以来四半世紀ぶり、あとは15年近く前にドライアイの疑いでひっかかったことがあるくらいだ。もう齢50を超えたのだから老眼だって始まっているだろうし、一度しっかり検査しておくことは決して悪いことではないだろう。

 問診票に記入して、診察室に呼ばれる。再発進行乳がんで現在化学療法中であることをお話しする。ライトで両目をチェックされた後、眼圧、眼底、視力を測定。さらに運転して来ていないことを確認された後、「瞳孔を開いて(!)目の奥を良く診ましょう。」とのこと。両目に点眼薬を差され15分ほどして再度診察室へ。両目にライトを当てて四方八方からチェックした。結果、「何も見えません。綺麗です。」とのこと。最終的に眼底カメラで両目を撮影し、「一過性のものだと思いますが、また何かあればどうぞ。」との診断。本当にほっとした。
 3,4時間ほど目がぼんやりしますということだったが、外に出るとあまりの眩しさで目が明けていられなかった。それでも心底ほっとして、家で心配していてくれた夫に連絡し、帰宅。

 これから、明日の音楽祭本番に備えて都心のホテル前泊する。
 
コメント (6)
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