銀婚式旅行の最終日。
昨日到着したツアー客がとても多く、今朝は混雑を予想して、レストランのオープン時間が30分早まると聞いた。昨日とあまり変わらない出発時間だから、オープンに合わせて朝食を早めに済ませ、その後パッキングをしようと考えたのだが、考えることは皆同じようだった。
浴槽足湯を済ませ、まだ日の出前の真っ暗な中、レストランに到着すると中に入れない人たちで溢れ返っている。ウェイティングリストに名前を書くが、結局、30分近く待たされてぐったり。昨日より30分早めに出かけたのに、昨日と変わらないどころかドタバタの落ち着かない食事になってしまった。
部屋に戻って慌てて荷物を作り、チェックアウトを済ませる。エントランス付近で写真を撮りながら待っていると、ほどなくして、17人にはもったいないほどの大型バスで添乗員のKさんがお迎えに。
今日は、国の指定名勝地に選ばれているという島内随一の景勝地・川平湾を目指す。30分ほどの車中では、19世紀に起こったロバート・バウン号事件の犠牲となった中国人のお墓を集めて建立したという唐人墓や、広々とした干潟で長い期間潮干狩りが楽しめるという島で最も大きな名蔵湾を通り、ミシュラン・グリーン・ガイドで三ツ星評価を受けたという川平湾へ到着。
天気が多少悪くとも、海の色が綺麗に出る人気のスポットだそうだが、朝の連続テレビ小説さえ始まっていない時間の到着で一番乗り、さすがにまだガラガラ。お店もまだ閉まっていてとても静かだ。公園になっている高台から砂浜を望む景色にうっとりし、団体写真をパチリ。エメラルドグリーンの美しい海に舟が漂う風景は本当に素敵で、どこを切り取っても絵葉書のようだ。
そして、今回の旅行最後のイベント、グラスボート乗船だ。珊瑚礁の海探勝へと出発する。カラフルで面白い形の珊瑚や、シャコ貝の大群に圧倒される。アオブダイ、テバスズメダイ等がスイスイ気持ちよさそうに泳いでいる。「カクレクマノミもいますよ」というアナウンスだったけれど、“ファインディング・ニモ”は見つけられずじまいで残念。
30分ほどのグラスボート遊覧を終えて、白い砂浜を散策し、美しい海に別れを告げる。思い切ってやって来て本当に良かった。2,000㎞の旅ではとても癒され、心なしか寿命が延びたような気がする。
再びバスに乗り込み、一路“南ぬ島(ぱいぬしま)”の空港を目指す。途中サトウキビ畑、パイナップル畑を車窓から見ながら、また来ることはあるだろうか、とちょっとおセンチになる。17人のツアー参加者の時間厳守、若干早めの出発が功を奏して空港にも予定より早めに到着。
添乗員さんからチケットを頂いた後は、荷物を預け身軽になって、皆さんに「お世話になりました」とご挨拶を済ませる。フードコートで、機中で頂く軽食を調達し、カフェでお茶をして時間調整。すると、昨年息子がお世話になった、学問の神様の総元締め・太宰府天満宮が出張サービス中で、願掛けのお札を架けるサービスがあったので、お友達の受験生の息子さんの名前で合格祈願をしてくる。
帰路は羽田直行便で定刻通りに離陸。フライト時間は僅か2時間半。時間が早い所為か満席でもなく、ゆったりした旅となった。朝が早かったこともあり、なんとなくウトウト。文庫本を持ち込みそびれたので、ipodに入れた瞑想CDを聴きながら、メディテーションしているような半分眠ったような。お昼に羽田に到着する便に乗ることはあまりないので、夫は私がウトウトしている間に、伊豆七島やら何やら、窓外に見える光景の写真を沢山撮っていた。
到着後、最寄駅行きのバスの時間が合わず、お茶をしてひと休み。いいお天気で風もなく、思いの外寒さが体に堪えず、ほっとした。リムジンバスは全く渋滞なく、1時間半足らずで最寄駅に到着した。
明日からまた職場と自宅の往復の生活が始まる。体調を整えて繁忙期に備えなくては。
昨日到着したツアー客がとても多く、今朝は混雑を予想して、レストランのオープン時間が30分早まると聞いた。昨日とあまり変わらない出発時間だから、オープンに合わせて朝食を早めに済ませ、その後パッキングをしようと考えたのだが、考えることは皆同じようだった。
浴槽足湯を済ませ、まだ日の出前の真っ暗な中、レストランに到着すると中に入れない人たちで溢れ返っている。ウェイティングリストに名前を書くが、結局、30分近く待たされてぐったり。昨日より30分早めに出かけたのに、昨日と変わらないどころかドタバタの落ち着かない食事になってしまった。
部屋に戻って慌てて荷物を作り、チェックアウトを済ませる。エントランス付近で写真を撮りながら待っていると、ほどなくして、17人にはもったいないほどの大型バスで添乗員のKさんがお迎えに。
今日は、国の指定名勝地に選ばれているという島内随一の景勝地・川平湾を目指す。30分ほどの車中では、19世紀に起こったロバート・バウン号事件の犠牲となった中国人のお墓を集めて建立したという唐人墓や、広々とした干潟で長い期間潮干狩りが楽しめるという島で最も大きな名蔵湾を通り、ミシュラン・グリーン・ガイドで三ツ星評価を受けたという川平湾へ到着。
天気が多少悪くとも、海の色が綺麗に出る人気のスポットだそうだが、朝の連続テレビ小説さえ始まっていない時間の到着で一番乗り、さすがにまだガラガラ。お店もまだ閉まっていてとても静かだ。公園になっている高台から砂浜を望む景色にうっとりし、団体写真をパチリ。エメラルドグリーンの美しい海に舟が漂う風景は本当に素敵で、どこを切り取っても絵葉書のようだ。
そして、今回の旅行最後のイベント、グラスボート乗船だ。珊瑚礁の海探勝へと出発する。カラフルで面白い形の珊瑚や、シャコ貝の大群に圧倒される。アオブダイ、テバスズメダイ等がスイスイ気持ちよさそうに泳いでいる。「カクレクマノミもいますよ」というアナウンスだったけれど、“ファインディング・ニモ”は見つけられずじまいで残念。
30分ほどのグラスボート遊覧を終えて、白い砂浜を散策し、美しい海に別れを告げる。思い切ってやって来て本当に良かった。2,000㎞の旅ではとても癒され、心なしか寿命が延びたような気がする。
再びバスに乗り込み、一路“南ぬ島(ぱいぬしま)”の空港を目指す。途中サトウキビ畑、パイナップル畑を車窓から見ながら、また来ることはあるだろうか、とちょっとおセンチになる。17人のツアー参加者の時間厳守、若干早めの出発が功を奏して空港にも予定より早めに到着。
添乗員さんからチケットを頂いた後は、荷物を預け身軽になって、皆さんに「お世話になりました」とご挨拶を済ませる。フードコートで、機中で頂く軽食を調達し、カフェでお茶をして時間調整。すると、昨年息子がお世話になった、学問の神様の総元締め・太宰府天満宮が出張サービス中で、願掛けのお札を架けるサービスがあったので、お友達の受験生の息子さんの名前で合格祈願をしてくる。
帰路は羽田直行便で定刻通りに離陸。フライト時間は僅か2時間半。時間が早い所為か満席でもなく、ゆったりした旅となった。朝が早かったこともあり、なんとなくウトウト。文庫本を持ち込みそびれたので、ipodに入れた瞑想CDを聴きながら、メディテーションしているような半分眠ったような。お昼に羽田に到着する便に乗ることはあまりないので、夫は私がウトウトしている間に、伊豆七島やら何やら、窓外に見える光景の写真を沢山撮っていた。
到着後、最寄駅行きのバスの時間が合わず、お茶をしてひと休み。いいお天気で風もなく、思いの外寒さが体に堪えず、ほっとした。リムジンバスは全く渋滞なく、1時間半足らずで最寄駅に到着した。
明日からまた職場と自宅の往復の生活が始まる。体調を整えて繁忙期に備えなくては。