ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.1.6 寒の入りに想うこと

2016-01-06 21:36:49 | 日記
 今日は二十四節気の小寒。いわゆる寒の入りである。これから節分までの1ヶ月弱が一番寒い時期とされるけれど、今年は本当に暖冬で、すっかり身体が弛んでしまった感じ。
 とはいえ、今日のように曇天で陽射しがないと寒さが身に堪える。いきなり胸痛出現である。
 もう長いこと慣れ親しんだ圧痛と鈍痛。肺をぺしゃんこにされるような、息苦しく潰されるような痛み。乾燥していない暖かい場所で思い切り深く深呼吸をして肺を広げておかなくては、と思う。またホットヨガでリラックスが必要だろう。

 同時に、冬至から2週間が過ぎ、日の入りが明らかに遅くなっているのも感じる。寒さはますます厳しくなるけれど、明るい時間が目に見えて長くなっていくから、より春が待ち遠しく思う。

 大晦日の朝から帰省していた息子が、昨日、京都に戻った。5泊6日、飽食の限りを尽くし、58kgだった体重は、昨日の朝62kg弱まで盛り返していた。なんとも伸縮自在なことである。とはいえ、毎回その繰り返しのようで、あちらに戻ればすぐに60kgを割ってしまうという。きちんと食事をして今の体重をキープしてもらいたいものだ。
 そんなわけで、昨夕帰宅すると既に息子の姿はなく、夫と2人、再び静かな日常が始まった。

 その息子には市から成人式典の通知が届いていた。高校の同窓会のお誘いも。けれど、本人は試験前の授業期間であるため、その時だけこちらにとんぼ返りというわけにもいかず、どちらにも出席は叶わない。
 とはいっても本人は結構サバサバしていて、その辺りのことは全く気にしていない様子。

 尤も私自身、お正月に振袖を着て写真館で写真撮影はしたものの、式典の翌日が語学試験だったから出席する気分にはなれず、後日記念品だけ送られてきたように記憶している。
 地域の中学高校に通っていれば、地元にお友達が沢山いて盛り上がれるだろうけれど、彼は中学から私立に出てしまったので、小学校時代仲良かったお友達ともすっかり疎遠になってしまっている。まあ、今が充実しているようだから、それはそれでよいのだろう。

 そんなことで、本人の誕生日は今月末であるが、我が家では特に成人祝いはしない。昨年のうちに、早撮りの和装で成人式の記念撮影は済ませてしまったし、スーツも誂えてしまった。ただただ淡々とその日を迎えるわけである。
 それでも、ようやく親子ともどもこの日を迎えられることが、心底嬉しい。とにかく成人式までは頑張って生きる、というのがひとつの大きな目標であったから。

 彼が20歳の誕生日を迎えるということは、私の最初で最後の母歴も成人式を迎えるということだ。こちらのほうこそお祝いしなければ、と相変わらず自分ご褒美満載な私である。

コメント
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