ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.1.18 もし昨日だったら・・・

2016-01-18 21:57:51 | 日記
 昨日は阪神淡路大震災から21年目の鎮魂の日、そして大学入試センター試験の2日目だった。
 例年この時期は降雪に悩まされる季節。今回の試験はラッキーなことに、寒くて今にも振り出しそうな金曜日と積雪の今日に挟まれ、本当に穏やかな天気だった。

 予報のとおり、一昨年の大雪をもたらした爆弾低気圧と同じパターンで、未明から積雪。昨夜、私が就寝したときにはまだ雨降りだったけれど、夫が休む時には雪に変わっていたとのこと。
 今朝、寝室のカーテンを開けると、案の定外は雪が積もっており、一面の銀世界。これは・・・と夫を起こし、支度を開始した。お互いスノーブーツでの出勤である。

 夫は打ち合わせのため出張で、いつもよりゆっくりできる筈だったけれど、利用している私鉄が倒木のため運転見合わせ中。途中駅から振替輸送で別の私鉄に乗り込んだものの、延々待たされ、乗ったら乗ったで停まっている時間が長く、予定より1時間半以上遅れて出張先最寄の駅に到着した模様。普段なら1時間ちょっとで到着する筈が、たっぷり3時間近くかかったようだ。

 その点、私は徒歩通勤だから、こういう場合、実に恵まれている。
 とはいえ、朝、少し早めに自宅を出てみると、道がない。まだ雪かきなどされていないので、前に歩いた人の足跡を辿って歩こうと思っても、殆ど足跡すらない。道なき道をスノーブーツでズブズブと入り、足を取られてヨロヨロしながら、強風で傘が飛ばされないように、へっぴり腰で緊張して歩いた。

 予定時間に無事到着したけれど、職場は閑散としていた。近隣の徒歩通勤の人と、うんと早く出て、ラッキーにも運休前の電車に乗り込めて到着した人しかいなかった。一番時間がかかった人はお昼休み中の到着だった。本当に週初めの月曜日から一体どれほど消耗したことやら・・・。

 大学は降雪等に伴う授業の取り扱いルールどおり終日休講になり、学生の姿はなく実に静かだった。それにしても、都心の交通網は本当に雪に弱い。一昨年の息子の受験の折にも記録的大雪に見舞われ、前泊を駆使して乗り切ったのは記憶に新しい。
 今日がセンター試験でなくて本当に良かったと思う。
 明日も冷え込むという予想だから、おそらく路面は凍結していることだろう。心して気を付けて行かなくては・・・。

 長時間かけて職場に到着された方々、ご無事だったでしょうか。本当にお疲れ様でした。
コメント
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