今年、我が家の年賀状には、申年に因んで“ウキウキウッキー♪”とバナナ大好き能天気なお“猿”さんが登場している。ところがこの“申”、実は動物とは関係なかったのだ。
お世話になっているリフレクソロジーサロンのオーナーから頂いた新年のご挨拶で、今年の干支、申年についての記載があった。
“干支の十二支は、農作物の成長過程を12段階で表わした意味を持っていて、申(さる)は『伸ばす』という意味があるようです。草木が十分に伸びきった時期で、実が成熟して香と味がそなわり 固く殻におおわれていく時期―そんな深い意味があったことをはじめて知りました・・・”と。
何を隠そう私もそんな意味があるとは全く知らなかった。
興味を持ったので、ちょっと調べてみることにした。語源由来辞典によれば、「申とは干支の9番目。本来の読みは「しん」。稲妻を描いたもので、「電」の原字。臼(両手)と「|印」(まっすぐ)の形となり、手でまっすぐ伸ばすことで「伸(のばす)」の原字となった。
『漢書律歴志』では「申堅」とし、草木が伸びきり、果実が成熟して堅くなっていく状態を表すと解釈している。 「これをサルとしたのは無学の庶民に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたもので、順番や選ばれた理由は定かではない。」とのこと。
今年20歳になる息子は子年、私は丑年。
神様が十二支の動物を決める際、文字通り牛歩の歩みの牛が早くから出発して門前に一番に到着したものの、その背中に乗っかっていたチャッカリねずみが、到着するやいなや飛び降りて1番でゴールをした、というお話も、実際には動物が割り振られた後に作られたものだと知ってちょっとびっくり。
ということで、今年の抱負というほどのことでもないけれど、松が明けないうちに一言。「今年を新たな学びを“伸”ばす年にしたい」と。
無理な大風呂敷は広げるつもりはないし、体調優先で身の丈にあった目標しか立てられないけれど、それでも新たな学びに挑戦していければ、と思っている。
週末からの三連休がまずは事始めである。
再発患者も9年目、それでも自分がやりたいと思うことは決して諦めることはないと思う。今年も少しずつ、進化していきたいと思う私である。
それにしても、牛とチャッカリねずみのお話は、要領悪く貧乏性で早々と準備する私と、行き当たりばったりなのに、何故か運良く滑り込む息子のために用意されたようなエピソードである。
お世話になっているリフレクソロジーサロンのオーナーから頂いた新年のご挨拶で、今年の干支、申年についての記載があった。
“干支の十二支は、農作物の成長過程を12段階で表わした意味を持っていて、申(さる)は『伸ばす』という意味があるようです。草木が十分に伸びきった時期で、実が成熟して香と味がそなわり 固く殻におおわれていく時期―そんな深い意味があったことをはじめて知りました・・・”と。
何を隠そう私もそんな意味があるとは全く知らなかった。
興味を持ったので、ちょっと調べてみることにした。語源由来辞典によれば、「申とは干支の9番目。本来の読みは「しん」。稲妻を描いたもので、「電」の原字。臼(両手)と「|印」(まっすぐ)の形となり、手でまっすぐ伸ばすことで「伸(のばす)」の原字となった。
『漢書律歴志』では「申堅」とし、草木が伸びきり、果実が成熟して堅くなっていく状態を表すと解釈している。 「これをサルとしたのは無学の庶民に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたもので、順番や選ばれた理由は定かではない。」とのこと。
今年20歳になる息子は子年、私は丑年。
神様が十二支の動物を決める際、文字通り牛歩の歩みの牛が早くから出発して門前に一番に到着したものの、その背中に乗っかっていたチャッカリねずみが、到着するやいなや飛び降りて1番でゴールをした、というお話も、実際には動物が割り振られた後に作られたものだと知ってちょっとびっくり。
ということで、今年の抱負というほどのことでもないけれど、松が明けないうちに一言。「今年を新たな学びを“伸”ばす年にしたい」と。
無理な大風呂敷は広げるつもりはないし、体調優先で身の丈にあった目標しか立てられないけれど、それでも新たな学びに挑戦していければ、と思っている。
週末からの三連休がまずは事始めである。
再発患者も9年目、それでも自分がやりたいと思うことは決して諦めることはないと思う。今年も少しずつ、進化していきたいと思う私である。
それにしても、牛とチャッカリねずみのお話は、要領悪く貧乏性で早々と準備する私と、行き当たりばったりなのに、何故か運良く滑り込む息子のために用意されたようなエピソードである。