ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.1.4 仕事始めに想うこと

2016-01-04 22:12:00 | 日記
 新しい1週間が始まった。今日は2016年の仕事始めだ。
 昨夜は早めに休み、すっきり目覚める。
 仕事始め、1月4日はお友達の命日でもある。昨年は日曜日だったから、訃報を得た時は、翌日からの出勤に備えて家で片付け物をしていた。帰省していた息子が京都に戻る日でもあった。
 ああ、早くも1年が過ぎたのだ、とちょっと戸惑う。彼女に笑われないように1年を丁寧に過ごすことが出来ただろうか。最期まで沢山の気付きを与えてくれた彼女からのメッセージを、きちんと自分のものとして実践できているだろうか、としばし想いを馳せる。
 生かされている限り、これから毎年、仕事に向かう前にこうして彼女のことを思い出し、襟を正すのだと思う。

 今日は、予報では4月並、桜の咲く頃の暖かいお天気という。とはいえ、何しろ普段から寒さにかけては定評のある職場だ。しかも例年、ずっと人の出入りがない年末年始休暇明けの寒さといったらない。そんなわけで十分厚着をして出かけた。

 席について温度計に視線を移してびっくり。15度もある。さすがに今年は暖かだったのだ、と思う。既に日差しもたっぷりでブラインドを下ろす。
 いつもなら10度にも達せず、遅番の人たちが集まってきてようやく人熱で15,6度まで上がって人心地つくのだけれど、今日はあっという間に20度近くなった。

 溜まったメール処理をしているうちに朝の定例会議の招集がかかる。毎年書いているけれど、大昔、私が就職した昭和の終わり頃は、仕事始めは新年の挨拶回りをすればまずは大きな仕事は終わり、という感じだった。今や朝の挨拶が「おはようございます」が「おめでとうございます、今年もよろしく」という言葉に変わっただけで、何もなかったように淡々と仕事が始まる。

 午前中はもろもろの処理であっという間に過ぎた。窓の外はあまりにお天気が良いし、学生たちも今日から授業ということで、生協食堂は混んでいるだろうから、とお散歩がてら学外に出てみた。
 アウトレットモールも駅前のショッピングセンターも、まだ冬休みの子どもたちや家族連れで賑わっている。カフェでお昼を摂る席を探すのも一苦労だった。

 夫は明日から仕事ということで、私と息子に1日遅れで美容院でカット。息子はお洒落をして、都心までお友達に(残念ながら彼女ではないようだ)会いに出かけた。

 帰りがあてにならない息子は置いておいて、とりあえず夫と2人の夕食の後、頑張って、新年初のヨガに向かった。スタジオは昨日からスタート。肩こり改善ヨガで久しぶりに汗を流しヨガ始め。
 今年は治療薬の変更で、三度目のカツラのお世話になるかもしれない。となれば、これまでのように身軽にスタジオに通えるかどうかもわからない。
 今のうちに、出来るだけ・・・と思う相変わらず欲張りな私である。
コメント
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