想定外でいきなりの高熱が出た火曜日。夕食も摂れず、入浴も出来ず、頭ガンガンのまま、ろくに水分も摂れず。結果汗もかけなかった。
夫が甲斐甲斐しく寝室にアイスノンと冷えピタ、体温計、ゼリードリンク、葛根湯とロキソニンを届けてくれる。とにかくひたすら寝て翌朝を迎える。
水曜日。さすがに身体が軋んで起きられない。ふらふらする。午後、院生と約束があったので、午前中だけお休みを頂き、ひたすらベッドの上で静かに横になり、体力回復に努める。朝の段階で既に20時間以上何も食べていないのに全く食欲がない。とにかくゼリードリンクで薬を流し込む。体温は7度台後半には下がっている。夫を送り出すのもベッドの中。
夕方には息子が関西から帰ってくるというのに、何も支度らしい支度が出来ない。13時間ほど連続でベッドにいたか。なんとか起きて約2日ぶりに固形物を摂る。味がしないが、水分補給に努める。相変わらず頭痛が取れない。ほうほうの体で出勤。徒歩だから通える、というところか。電車にはおそらく乗れなかっただろう。
出勤したが、院生との予約日程がキャンセルのメールが届いていた。脱力する。ひとまず午前中に届いていた他のメール等を処理し、午後だけ勤務して定時であがり、ヨレヨレで帰宅する。帰宅すれば生協のお届け物が玄関に。やっとの思いで収納し、ご飯だけセットして横になる。
夫と息子がともに帰宅したのはそれから1時間ほどしてからのこと。風邪をうつしてはいけないので、夕食は2人で先に取ってもらう。とっておきのすき焼きだったのだけれど、全くもって食欲がない。2人が少し取り分けて残してくれた分をなんとか流し込む。消化するのを待ってさっと入浴して早々に就寝。
当初の予定では、火曜水曜の2日間で年賀状のコメントを書き込み終了の予定だったが、全く手をつけられず。
木曜日。ほぼ平熱に戻る。昨日キャンセルになった予定がこの日の午前中になり、それ以前からの予約も夜まで入っている。決死の覚悟で出勤。相変わらず頭痛が取れない。
午前中1件、昼前から夕方以降の予約3件がほぼ時間通りに終わり、もろもろ処理して結局残業。仕事をしながらだんだん体調が戻ってくる感じ。ロキソニン様々である。
先に帰宅した夫に夕食の準備はお任せとなった。今夜も息子の大好物(私も好物!)の海鮮の食卓。ようやく昼過ぎあたりから空腹感が戻ってくる。ほぼ2日ろくに食べられなかったので、さぞや体重も減っただろうと思ったけれど、体重計に乗ってみたら殆ど変わっていない。足が浮腫んでいる感じ。ろくに食べていない割りにはお通じが順調。
食後は、年末年始休暇の旅支度を終えて必死で年賀状のコメント書きを仕上げる。例年25,6日には投函しているから、ここまで何も手付かずだったのは珍しい。夫はとっくに諦めていて、手書きせざるを得ない宛名書きを10数枚したら、もうおしまい。潔くコメントなど一切入れないとのこと。それでいいの?ただの印刷された年賀状もらっても嬉しくないんじゃない?と私はチマチマ書き続けているけれど、それもこうして自分の首を絞めているのだなあと思う。
なんとか書き終えたら日付が変わりそう。病み上がりなのに無謀である。夫は先に寝ている。息子もちょっぴり書いて無事3人分準備が出来た。3人連名で同じ住所の年賀状を出すのは今回が最後か。入浴後ベッドに入ったが、全く持って目が冴えて夫の鼾で眠れない。
今日、金曜日。仕事納め。
結局3時過ぎまで眠れず、ベッドの上でのた打ち回った。瞑想やマントラのCDを聞いたり、深呼吸をしたりしても全然だめ。ようやくトロリとしたと思ったら5時半前にお手洗いで目覚める。結果2時間ちょっとの睡眠である。はああ。
出勤すれば早めの年末休暇に入った職員もそれなりにいて、事務室は静かだ。電話の鳴りも少なかった。こういう時に、とちょっと根をつめた仕事を。帰り道にお正月用のお花を買って帰宅した。
とにもかくにも仕事納め。土壇場に想定外に体調を崩したというアクシデントがあったけれど、なんとか今日まで乗り切れたことに感謝である。