ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.4.14 在宅は辛いよ・・・

2020-04-14 21:03:28 | 日記

 今日は、夫は通常出勤、私は在宅勤務である。
 いつも通りに起床。昨夜なかなか寝付かれず、夜中にのそのそ起き出して、そうだ!と思って洗濯を予約した。昨日の風雨とは打って変わって、今朝は洗いあがった洗濯物を干すのに相応しい青空が広がっている。我ながら単純なお天気猫だと思うけれど、ぐっと気持ちが明るくなる。窓の外は新緑が眩しい。本来今はとてもいい季節なのである。

 ようやく昨日、大規模改修工事の紗幕が外れた。いまだ足場は組まれたままだが、これでやっとベランダに洗濯物を干せる!と張り切って干し終えた。ところが、残念ながら今日もベランダ干しは「×」がついていた、と夫がカレンダーを確認して教えてくれた。
 せっかく数か月ぶりでご機嫌で干したものを、がっかりしながらまた室内に取り込んで部屋の中は万国旗状態になった。

 諸々片付けてから、職場に勤務開始メール連絡を済ませる。リビングで資料を読んでいたら、足場からベランダに飛び移った職人さんが行き来して作業を続ける。レースのカーテンはあるものの、うーん、電気をつけていると結構丸見えではないかと思うとなかなか落ち着かない。
 せっかく春の日差しが眩しい良いお天気なのに、電気を消してみたり、カーテンを引いてみたり。

 昼食休憩開始の連絡を済ませ、今日も一人で適当ランチ。BS、朝の定時とお昼の再放送で3回目の朝の連続テレビ小説を視た。昨日の寝不足が祟ったのかやけに眠い。ニュースを見れば、コロナウィルス感染で医療崩壊は近いという不安を煽られるような放送だ。来週の通院がちょっと思いやられるが、考えても仕方ないことは考えないに限る、と午後の勤務開始。

 結局、今日も階下のポストに新聞を取りに行っただけ。靴も履かなければ外出もしなかった。万歩計をつけているわけではないが、これは一体何歩歩いたのだろう。
 職場で終日マスクをつけていると、水分補給からもすっかり遠ざかる。お茶もなかなか飲まないし、低血糖防止のキャンディや一口チョコを食べることもなくなった。なんといってもずっとマスクをしていると息苦しいし、言葉も不明瞭になるので電話も聞き取りづらい。一旦咳き込むと肩身が狭い。

 その点、家にいればマスクは不要だから、水分補給もノープロブレム。頻繁にお手洗いに立つのも誰にも気兼ねない。消毒薬は各所に置いてあるし、加湿空気清浄機は一日中フル回転だから安心。寒暖調整も思いのままで寒さに震えることもない。手袋をしないでいられるのも有難い。・・・と書くと在宅万歳!のようだけれど、実際仕事をする環境としては全くもってまだまだである。
 非常事態宣言が終わる頃には、ハード面もソフト面もきちんと揃っているだろうか。

 夫は当面、朝の時差勤務日と出勤日の帰路は全てライナーで往復することにした。今朝は記憶にある限り、初めて最寄り駅から朝の通勤電車で座れたそうだが、明日は在宅である。
 一方、明日・明後日、私は通常勤務である。
 早くも4月も半ば。本来なら授業が本格的に始まって学生たちで溢れているキャンパスが、明日も閑散としているのだろうな、と寂しく思うが、とにかく今やれることを粛々と、淡々と、である。
コメント
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