ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.4.4-5 外出自粛のまったり二日間

2020-04-05 18:09:36 | 日記
 土曜日。今年度から朝の連続テレビ小説は土曜日がお休みとのこと。目覚ましをかけて視聴する必要がなくなったので、のんびり朝寝坊。
 ゆっくり起き出して朝食の支度。出来上がった頃に夫が「良く寝た~」と起きてきた。まったりブランチを摂る。今週も外出自粛の週末である。

 外はいいお天気だ。大洗濯に勤しもうと思っても、居住する建物にはいまだ足場が組まれ、紗幕が張られている。土曜日もシーリング等で職人さんたちが作業中である。ベランダに干すわけにいかず、部屋干しと浴室干しを余儀なくされている。新型コロナウィルス騒ぎと相まって、この春、気分が今一つ晴れないのはこの大規模改修工事のせいもあるかな、と思う。ここ数か月、思い切り窓を開けることが出来ない。思い切りベランダで洗濯物を干せない。否が応でも家に籠らなければならない中、ちょっとツイていない。他の高層棟は既に工事が終わってハレバレしているが、私たちが住む低層棟の工事が終わるのはいつになることやら・・・。

 夫と買い物のついでに、久しぶりにちょっと先のイタリアンレストランに行ってみた。桜はまだまだ散らずに頑張っていて、その姿を楽しませてくれている。
 チーズたっぷりお腹に重たい遅めのランチを摂って、お腹ごなしにお散歩である。あいにく朝食後から下痢が始まった。治療週の週末だからいつものことであるが・・・。昼食後、落ち着いているかな、大丈夫かな・・・と思ったけれど、帰途に寄ったお店で青くなってお手洗いを往復した。店舗移転のため閉店セールに当たり、前から買わなければと思っていたものを何点か購入出来て良かったのだけれど、こういうお腹の状態ではとて安心して外出が出来ない。

 帰宅後は買ってきたバランスボールに乗って内転筋を鍛える。座っているだけでなかなかいい感じである。
 お昼が重たかったのと腹痛で、夕食を摂りたいという気分になかなかならなかった。私一人なら抜きでもいいけれど、夫を巻き込むわけにもいかず、遅い夕食を軽めに。
 2週間前の3連休、皆が自粛疲れとお花見で街に繰り出した結果だろうか、都内の感染者はいよいよ3桁になった。

 日曜日。普段の寝不足をカバーするかのごとく、朝お手洗いに起きた後もしつこく二度寝を決め込む。春眠暁を覚えずよろしく、いくらでも眠れる。
 今日は夫が先に起きていて、朝食を用意してくれた。有難く頂いてから、夕食の下ごしらえ。

 新聞のチラシに“新型コロナウィルス対策「集まらないお葬式」の提案です”というものがあった。見れば直葬に加えてSNS会葬だという。これが世の流れか、と思ったらちょっと滅入った。
 今日は工事がお休みなので、窓を開け放して掃除を済ませる。その後、お散歩がてら駅前まで。人通りが少ない。花吹雪の中、街路樹の若芽たちがとても可愛い。赤ちゃんカツラ、赤ちゃん紅葉・・・皆小さい赤ちゃんの葉っぱだけれど、当たり前のようにしっかり同じ形である。こんなに春の芽吹きが美しい季節なのに、世の中は非常事態であるというこのアンバランスさになんとなく心が塞ぐ。

 風が強い。思いのほか気温も低い。予報通り黒い雲が出てきたと思ったら雨が降り、その後は美しい青空が広がった。ドラッグストアでおひとり様一つの消毒薬が買えたのは良かったけれど、相変わらずマスクの姿はない。職場の方の話だと、先日の大雪の日に朝6時から並んでようやく小さ目サイズのマスクがひと箱買えたそうだ。あの天気で6時から並ぶ体力がなく、普段の日は仕事で並べないとなれば、もう手に入らないということか。

 今日も都内は三桁の感染者。過去最高だという。とうとう感染者は1,000人を超えたようだ。先週と今週の週末の外出自粛が功を奏してくれると良いのだけれど・・・。
 来週予定されていた恒例の都心会議はメール会議になった。テレワークを始める兆しはないけれど、そろそろ本気で出勤対応を考えないといけないのではないかと思う。

コメント
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