通常出勤。穏やかに温かくなる1日という天気予報だったので、お腹が楽な七分袖のジャージワンピースで出かけたけれど、思いのほか寒い。
特に事務室は外にいるのと殆ど変わらないので、ストールを被って過ごす羽目になった。
今週は年に2度ほどある上司との面談ウィーク。今回は目標の年度途中自己採点や異動希望等を告げるタイミングの自己申告である。
今年度末が定年退職に当たるため、継続雇用希望書類も提出する必要があった。
「希望なし」にチェックをすれば、ほぼその用紙は書くことはない。
迷わずそこにチェックをして提出したところ、「5年間といっても、1年更新なのだから・・・」と言って頂けたけれど、「身体がしんどいので・・・」とご遠慮する旨お伝えした。
こうして一つ一つ事を進め、途中で放り出すことなく、最後まできちんと自分で幕引きをしたいと思う。
午前中に面接が終わり、昼当番。学園祭中だから、授業はなく、学園祭もオンライン併用ハイブリッド開催だから静かなものである。
明日の祝日にひっかけて休暇を取る職員もいて、事務室は人も少な目。だからなおのこと部屋が寒いのか。
外に出てみたら日差しは早くも傾き加減になっていたが、柔らかな日差しの中、朱や黄色の葉色も眩しく、事務室よりもずっと暖かかった。
濃い味の温かい麺を頂いた後、いつものカフェに立ち寄る。カフェラテをテイクアウトしたら、可愛らしいクリスマス仕様のカップに変わっていた。一昨日ハロウィンが終わったと思ったら、もうクリスマス。季節はまっしぐらに冬に向かっている。
一生懸命急ぎ足で自席に戻ったが、息はあがるし、足がもつれそうで怖かった。治療6日目、体力が落ちているのは否めない。
そして、早くも年末調整用紙の配布である。職場から至れり尽くせり御指南頂けるのもこれが最後だ。来年からは自分で一から確定申告をしなければならないことになる。社会人になって最初の年、この仕事を担当した頃は全て手書きだった。それは大変な思いをしたことを思い出す。今や必要事項はプリントアウトされ、入力もネット。隔世の感がある。
そんなこんなで、やっとこさっとこ1日をやり過ごした。明日は、有難い週の真ん中の祝日、家で一日大事を取れば、木曜日からはなんとか復活できるだろうか。
そして、こういう治療後の体調不良で綱渡りのような生活を、あと年内2回、年明け3回、合計5回乗り越えれば無事卒業、定年退職である。
4月からは這ってでも行かなければ・・・、という場所がなくなる。嬉しいのか、寂しいのか。そういう環境になってみないと実際よくわからないのだけれど・・・。