昨夜はあの後、高校時代のZoomオンライン同窓会に途中参加。最後まではとても残れずに入浴後、こてんと眠ってしまい、今朝は目覚ましが鳴るまで一度も目覚めずぐっすりだった。足湯を済ませ身支度をしていると、夫と息子が約束の時間に部屋まで呼びに来る。
今日の朝食は和食をチョイス。お粥を選んで少量多品種のおかずを美味しく頂き、朝からしっかりエネルギーチャージ。
お天気が心配だったけれど、出かける頃には青空が広がった。おまじない代わりに折りたたみ傘を持つ。ホテルから徒歩でバスセンターに移動し、予定していた高速バスに並ぶ。
始発ではないから既に席はそこそこ埋まっていたけれど、ほぼ先頭に並んだ甲斐があって最後列の5人席を3人で使うことが出来た。揺られること1時間ほど。終点の明治村に到着。
もう40年近く前、就職した年の夏休みに訪れて以来だけれど、はっきり覚えているのは帝国ホテルがとても立派で蓮池が綺麗だったくらいで、記憶がかなり曖昧だ。
夫と息子は初めての来訪。国指定重要文化財満載、映画やドラマロケ地でも有名な野外博物館である。
チケット売り場で3人分の乗り物券セットを購入し、いざ散策スタート。息子がガイドマップを持って先導してくれる。
今日はかなり欲張って前半は明治村、後半は犬山城というハードスケジュールを組んでいる(私は2人にお任せで今回は何もしていない。)。明治村滞在時間は3時間半の予定だ。
一つ一つゆっくり見ていたらとても間に合わない。まずはエントランスで本日の日付「明治154年11月21日」の前で記念撮影をし、1丁目からスタート。生まれた日をプリントしてくれる機械もあって、夫と私がそれぞれプリント。うーん、1面だけだけれど、実に時代を反映している。
家族連れ、カップルなどで園内はそこそこの人出である。空は青く、紅葉もちょうど見頃。期せずして紅葉狩りも堪能出来て一挙両得。歩き始めればどこも写真映えする建物ばかりで、ついつい3人でスマホを向けっぱなし。
夏目漱石の住宅では書斎に座り、第四高等学校の物理教室では教壇に立ち、2丁目、3丁目と歩き進む。
品川燈台からの入鹿池(世界灌漑施設遺産に登録されており、国内最大級の貯水量をほこる農業用ため池)の風景も素晴らしいが、この池の存在も全く記憶にない。何を見ていたのやら・・・。
動態保存されている京都市電に乗って、市電の名古屋駅まで。100年以上も経った車両が現役でチンチンと鳴らしながら走る姿はとても可愛らしい。ここでもうお昼の時間。蒸気機関車はちょうど給水タイムでお休みだという。そして昼休み明けはとても混雑するのでお早めに、とのアドバイスも頂く。
お昼にレストランに入る時間はないので、ベンチに座ってたこ焼きをつついてとりあえず小腹を満たす。その後、これまた動態保存されている蒸気機関車の発車20分程前に並んだけれど、一番乗りではなかった。3両編成蒸気機関車の二両目の客車は113年経っているとのこと(ちなみに私達が乗った車両は109年で、「そちらのシートに秋篠宮ご夫妻が座りました」などというアナウンスも。)。
SL東京駅まで乗車し、4丁目に到着。
ここからはかなりはしょって、建物の中には入らず、雰囲気だけ外から見るに留める。それでも帝国ホテルの中央玄関からエントランスだけは見なくては、と5丁目を目指す。喫茶室は満席、結婚式の会食中のご家族もいらした。コロナ禍で沢山の方たちを招待する披露宴は出来ないのだろう。新郎新婦、ご両親で6人ほどのテーブルだった。
移築当時のビデオ等も見て帝国ホテルを後にした。監獄等が固まったゾーンを経て、長崎県にあったという聖パウロ教会堂を覗いたらちょうど挙式中だった。
ここでもう時間切れ。既に予定していたバスを逃しており1時間遅れ。村営バスで正門まで戻り、入り口のカフェでコロッケを頬張る。これでお昼ご飯はおしまいというなんとも・・・のことだ。
バスで犬山駅まで移動。20分ほどの乗車中、窓ガラスに頭をゴンゴンぶつけながら爆睡してしまった。この睡眠で少し元気になる。
犬山駅からも息子が先導してくれる。お城まではレトロなお店が立ち並ぶ本町通を行く。ろくにお昼を食べていないので、夫は「これは買い食い通りだな~」と右をキョロキョロ、左をキョロキョロ。牛肉のにぎり鮨やら五平餅のお団子やらで何度もお昼の補足をする。米粉を使ったバームクーヘンの小洒落たお店に入り、試食をしたら美味だったのでお土産に買い求めた。
そうこうしているうちに現存する日本最古のお城、国宝犬山城の入り口へ。その姿を見上げつつ、当然のことながら、この後、大層な坂やら階段を上らなければならないとちょっとため息。
そして残り時間は、と見れば、帰りの特急の時間を逆算するとかなり微妙だ。天守閣に入るのに最後列は50分待ちとのこと。ひとまず頑張って登ってみることにして、チケット売り場まで。
天守閣に入らなくてもここからは入場登閣券が必要とのこと。割引きもないという。天守閣に入れないことを覚悟で中へ進む。
検温を済ませて門を潜ると、長い長い列である。天守閣の上には見学中の何人もの人たちの姿が見える。その姿の外観を見るに留め、一休み。
「ライトアップされた天守閣は、いわゆるインスタ映えといわれるような美しい写真として沢山ネット上にあがっているよ」と息子がスマホで見せてくれる。春の桜の頃もとても美しいようだ。上からは木曽川も見渡せ、そのロケーションの素晴らしさが魅力とのこと。残念だけれど、欲張りすぎだったので、致し方ない。
踵を返して今度は下りの石階段を降りる。かなりふくらはぎが張ってきている。針綱神社でお参りをして、犬山遊園駅を目指す。鵜飼いも行われているという木曽川沿いを歩く。ジョギング中の人ともすれ違う。遊歩道が桜並木になっており、春の頃は美しいだろう。川を越えれば岐阜県である。鉄橋には名鉄線が走り、息子が「僕が生まれた頃には電車と車が並行して走っていたんだ。」と教えてくれる。それは怖い。
てくてく歩いてようやく駅に到着。予報に違わず雲が厚くなってきて気温も下がってきている。さすがに歩き草臥れてぐったり。特急の始発駅に戻って、時間があったらお茶でもしようかと思うが、カフェもコンビニも何もないことがわかり、またまたぐったり。
それでも、息子は自分で予約したパノラマカーの先頭席に座れてご満悦のようだった。夫も私も電車が動き出して5分ほどでまた舟を漕いでしまった。30分の乗車で名古屋まで戻ってきた。地下鉄に乗り、ホテル最寄り駅まで。
私のリクエストで、前にテレビで紹介された台湾混ぜそばのお店へ。ねぎやにんにく、にらがたっぷり。辛かったけれど元気が出る味だった。息子は大盛りにして辛さもプラスして大汗をかきながら頂いていた。夫は汁ありのラーメンにしていたけれど、こちらも相当辛かった。
部屋に戻ってきて、2人はまたこちらの部屋に来て日本シリーズを見ながら缶ビールで酒盛り。スマホの万歩計を見れば21,000歩を超えている。ああ、足がぱんぱん、足の裏がジンジン。早くお風呂に入りたい。
明日、息子は職場研修で大阪往復の予定。なんと5時起きで新幹線に乗っていくという。お疲れ様な事である。
今日の朝食は和食をチョイス。お粥を選んで少量多品種のおかずを美味しく頂き、朝からしっかりエネルギーチャージ。
お天気が心配だったけれど、出かける頃には青空が広がった。おまじない代わりに折りたたみ傘を持つ。ホテルから徒歩でバスセンターに移動し、予定していた高速バスに並ぶ。
始発ではないから既に席はそこそこ埋まっていたけれど、ほぼ先頭に並んだ甲斐があって最後列の5人席を3人で使うことが出来た。揺られること1時間ほど。終点の明治村に到着。
もう40年近く前、就職した年の夏休みに訪れて以来だけれど、はっきり覚えているのは帝国ホテルがとても立派で蓮池が綺麗だったくらいで、記憶がかなり曖昧だ。
夫と息子は初めての来訪。国指定重要文化財満載、映画やドラマロケ地でも有名な野外博物館である。
チケット売り場で3人分の乗り物券セットを購入し、いざ散策スタート。息子がガイドマップを持って先導してくれる。
今日はかなり欲張って前半は明治村、後半は犬山城というハードスケジュールを組んでいる(私は2人にお任せで今回は何もしていない。)。明治村滞在時間は3時間半の予定だ。
一つ一つゆっくり見ていたらとても間に合わない。まずはエントランスで本日の日付「明治154年11月21日」の前で記念撮影をし、1丁目からスタート。生まれた日をプリントしてくれる機械もあって、夫と私がそれぞれプリント。うーん、1面だけだけれど、実に時代を反映している。
家族連れ、カップルなどで園内はそこそこの人出である。空は青く、紅葉もちょうど見頃。期せずして紅葉狩りも堪能出来て一挙両得。歩き始めればどこも写真映えする建物ばかりで、ついつい3人でスマホを向けっぱなし。
夏目漱石の住宅では書斎に座り、第四高等学校の物理教室では教壇に立ち、2丁目、3丁目と歩き進む。
品川燈台からの入鹿池(世界灌漑施設遺産に登録されており、国内最大級の貯水量をほこる農業用ため池)の風景も素晴らしいが、この池の存在も全く記憶にない。何を見ていたのやら・・・。
動態保存されている京都市電に乗って、市電の名古屋駅まで。100年以上も経った車両が現役でチンチンと鳴らしながら走る姿はとても可愛らしい。ここでもうお昼の時間。蒸気機関車はちょうど給水タイムでお休みだという。そして昼休み明けはとても混雑するのでお早めに、とのアドバイスも頂く。
お昼にレストランに入る時間はないので、ベンチに座ってたこ焼きをつついてとりあえず小腹を満たす。その後、これまた動態保存されている蒸気機関車の発車20分程前に並んだけれど、一番乗りではなかった。3両編成蒸気機関車の二両目の客車は113年経っているとのこと(ちなみに私達が乗った車両は109年で、「そちらのシートに秋篠宮ご夫妻が座りました」などというアナウンスも。)。
SL東京駅まで乗車し、4丁目に到着。
ここからはかなりはしょって、建物の中には入らず、雰囲気だけ外から見るに留める。それでも帝国ホテルの中央玄関からエントランスだけは見なくては、と5丁目を目指す。喫茶室は満席、結婚式の会食中のご家族もいらした。コロナ禍で沢山の方たちを招待する披露宴は出来ないのだろう。新郎新婦、ご両親で6人ほどのテーブルだった。
移築当時のビデオ等も見て帝国ホテルを後にした。監獄等が固まったゾーンを経て、長崎県にあったという聖パウロ教会堂を覗いたらちょうど挙式中だった。
ここでもう時間切れ。既に予定していたバスを逃しており1時間遅れ。村営バスで正門まで戻り、入り口のカフェでコロッケを頬張る。これでお昼ご飯はおしまいというなんとも・・・のことだ。
バスで犬山駅まで移動。20分ほどの乗車中、窓ガラスに頭をゴンゴンぶつけながら爆睡してしまった。この睡眠で少し元気になる。
犬山駅からも息子が先導してくれる。お城まではレトロなお店が立ち並ぶ本町通を行く。ろくにお昼を食べていないので、夫は「これは買い食い通りだな~」と右をキョロキョロ、左をキョロキョロ。牛肉のにぎり鮨やら五平餅のお団子やらで何度もお昼の補足をする。米粉を使ったバームクーヘンの小洒落たお店に入り、試食をしたら美味だったのでお土産に買い求めた。
そうこうしているうちに現存する日本最古のお城、国宝犬山城の入り口へ。その姿を見上げつつ、当然のことながら、この後、大層な坂やら階段を上らなければならないとちょっとため息。
そして残り時間は、と見れば、帰りの特急の時間を逆算するとかなり微妙だ。天守閣に入るのに最後列は50分待ちとのこと。ひとまず頑張って登ってみることにして、チケット売り場まで。
天守閣に入らなくてもここからは入場登閣券が必要とのこと。割引きもないという。天守閣に入れないことを覚悟で中へ進む。
検温を済ませて門を潜ると、長い長い列である。天守閣の上には見学中の何人もの人たちの姿が見える。その姿の外観を見るに留め、一休み。
「ライトアップされた天守閣は、いわゆるインスタ映えといわれるような美しい写真として沢山ネット上にあがっているよ」と息子がスマホで見せてくれる。春の桜の頃もとても美しいようだ。上からは木曽川も見渡せ、そのロケーションの素晴らしさが魅力とのこと。残念だけれど、欲張りすぎだったので、致し方ない。
踵を返して今度は下りの石階段を降りる。かなりふくらはぎが張ってきている。針綱神社でお参りをして、犬山遊園駅を目指す。鵜飼いも行われているという木曽川沿いを歩く。ジョギング中の人ともすれ違う。遊歩道が桜並木になっており、春の頃は美しいだろう。川を越えれば岐阜県である。鉄橋には名鉄線が走り、息子が「僕が生まれた頃には電車と車が並行して走っていたんだ。」と教えてくれる。それは怖い。
てくてく歩いてようやく駅に到着。予報に違わず雲が厚くなってきて気温も下がってきている。さすがに歩き草臥れてぐったり。特急の始発駅に戻って、時間があったらお茶でもしようかと思うが、カフェもコンビニも何もないことがわかり、またまたぐったり。
それでも、息子は自分で予約したパノラマカーの先頭席に座れてご満悦のようだった。夫も私も電車が動き出して5分ほどでまた舟を漕いでしまった。30分の乗車で名古屋まで戻ってきた。地下鉄に乗り、ホテル最寄り駅まで。
私のリクエストで、前にテレビで紹介された台湾混ぜそばのお店へ。ねぎやにんにく、にらがたっぷり。辛かったけれど元気が出る味だった。息子は大盛りにして辛さもプラスして大汗をかきながら頂いていた。夫は汁ありのラーメンにしていたけれど、こちらも相当辛かった。
部屋に戻ってきて、2人はまたこちらの部屋に来て日本シリーズを見ながら缶ビールで酒盛り。スマホの万歩計を見れば21,000歩を超えている。ああ、足がぱんぱん、足の裏がジンジン。早くお風呂に入りたい。
明日、息子は職場研修で大阪往復の予定。なんと5時起きで新幹線に乗っていくという。お疲れ様な事である。