ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.9.6エンハーツ44クール目 さらに減量40回目投与後7日目のこと 炊事とリアルヨガになんとか復帰

2023-09-06 23:09:21 | 日記

 昨夜は夫が出張で不在だったため、息子を先に入浴させてから、仕舞い湯。夕飯が遅かったことで胃腸がまだ活発に動いている感じでグルングルンする。
 足のマッサージを終え、自分が眠くなったタイミングで電気を消し、好きな温度設定にして就寝。

 夜中にお手洗いに起きることもなく、夫の鼾で眠れないと苛立つこともなく、目覚ましが鳴る少し前に自然に目が覚める。目覚ましとスマホアラームを消してからリビングに移動した。
 まだ気持ち悪いし、ふらふらする。息子の朝食の支度を整え、起きてくるのをソファと一体化して待つ。

 夫は宿泊したホテルの32階レストランで朝食ブッフェを楽しんでいるようだ。午後からの講演会がメインで、夕方の新幹線で帰京する。お土産のリクエストは皆大好き、先日百貨店まで買い出しに行き、延々と並んでようやくゲットした豚まんやチマキである。

 空腹で胃が重く痛い。エンハーツ投与から既に1週間が過ぎ、吐き気は大分軽減してきているが、まだしぶとくこびりついている。吐き気止めを飲まずにすぐにモノを食べるのはしんどい。
 今日は夕方には雨が降る予報。息子に大きな傘を持たせて送り出し、一人で朝食を摂る。
 まずドンペリドンを飲んでから、時間をかけて1週間ぶりのトーストをお腹に入れた。バナナ2かけ、シャインマスカット1粒、梨1かけとピンクグレープフルーツ1房。飲み物はチョコレートティーを淹れてみた。香りはわかるが味はイマイチ。青いヨーグルトを食した後、昨日と同じ吐き気止め、胃腸薬、疲労止め、胃薬の5錠を飲んだ。
 腹痛もあり、酸化マグネシウムや腸を刺激する薬も飲まずにやや固めの普通便が排出出来た。
   
 今日はお天気が悪くなるというし、急ぎの洗濯物はない。立ち眩みがするので、ソファに一体化。断捨離しなくちゃ・・・と思うが、寝室に移動すると作業するよりも横になって眠ってしまいそうだし、リビングで細かい仕事をする元気もない。身体が重くて動けない。やる気が全然出ない。
 今は「●●しなければならない」の断捨離トレーニングなのだ、と思うことにして、身体が欲するままダラダラと過ごすことに。

 結局、ドラマの録画を視ながら、気づくとまた眠ってしまう。ウトウトウトウトしてばかりだ。
 今回の不調期間に何をしていたかといえば、撮り貯めたビデオと映画を大分消化したことか。1日2本ペースで視ている。これはなかなか珍しい。本当に体調不良だと、本を読むことはおろか映画やドラマを視る体力も精神力もない。

 今日も邦画とアニメを1本ずつ観た。1本目は午後までかかって井上荒野さん原作の「あちらにいる鬼」、2本目は夜に辻村深月さん原作の「かがみの孤城」。

 雨の予報ときいていたが、午後まで結構日差しがあり、お天気が崩れてこなかった。
 いつもはお昼前に鳴るピンポンが今日は1時間ほど遅かった。生協のお届けだ。お礼の返事だけして、別途取り込むことにするのはいつも通り。今日も2ダース入りの水の箱が届いたが、高く積み上げないでくれていたので、自分で蹴っ飛ばしながら玄関内に入れられた。

 届いたものの中から触手を動かされそうなものを探したら、レンチンの唐揚げとポテトがあったので、それを遅いランチに。まずはドンペリドンを飲んでからだ。ケチャップをたっぷり、レモン汁をびしょびしょにかけて。高カロリーで回復食としてはどうかと思うものだが、フリーズドライスープと一緒に、食べられるだけお腹に入れてご馳走様。食後のミヤとエルカルチンも飲んだ。
 食べると疲れるので、すぐに横になりたくなる。 

 その後、いつも参加しているF先生のビューティーヨガのクラスに参加するか、夕方岩盤浴だけ行ってゴロゴロするか、全くお休みにしてスタジオ行きは明日からにするか、の3択。
 今日籠城蟄居すると4日連続になるし、夕飯はメインがお土産で準備されるから、スープとサラダだけ作ればよい、とギリギリまで迷って出かける。
 今月初めてのスタジオ入り前、懸案だった振り込み等を終えた。足がふわふわして覚束ない。階段を下るのが怖い。

 スタジオでは2か月ほど姿を見なかった方がいらしたのでちょっとお喋り。腰を痛めたり、お義母様が入院したり、で大変だったそう。ロッカールームに入ると、今まで各々のロッカー前に「消毒済み」「使用済み」と札がかかっていたのに、全て一掃されていた。要はもう消毒はなしで、お好きなところをどうぞ自由にお使いくださいというコロナ前のシステムに戻ったということか。
 入会してすぐの頃は1つおきにその札がかかり、いつからか1つおきではなくなって札が沢山かかってギチギチした感じを受けていたけれど、全く無印の状況を目にしたのは初めてでちょっと新鮮だった。
 30名近くの参加者で、クラスは盛況だったけれど、両隣がいなくて、ラッキーだった。
 
 瞑想から座りポーズと四つん這い、うつ伏せと仰向けの寝ポーズだけのゆっくりした動きばかり。この1週間ほぼ寝たきりで籠城蟄居の身、リハビリには十分だった。汗もそこそこかけたし、最後までリタイアせず、思ったほどがっくりこないで済んだ。やはり行って良かった。

 シャワーを浴びた後、外に出ると、いよいよ灰色の雲が広がり、ポツポツと降り出していた。急いでドラッグストアで赤青ヨーグルト等を買いこんで帰宅した。

 母にMeet通話。今日は母にとっては何も予定がない日だ。午前中和室の片づけをし、午後から洗濯をし、外出はしなかったものの色々頑張ったという。とはいえ、なかなか目に見えてスッキリしないと宣う。
 それはそうだ。こちらは4か月ずっと断捨離中なのに、まだまだ道は遠いのだから、半世紀以上暮らして一度たりとも断捨離していない一軒家の作業がそんなに簡単に終わったら、たまらない。
 明日はまたデイサービス、「私は大丈夫なので、大事にしてね」、とのこと。何よりである。

 夫は予定通り仕事を終え、出張先の駅構内でリクエストしたお土産をゲットし、新幹線に乗り込んだと連絡があった。途中、虹の写真やらお気に入りのアイスの写真まで送られてきた。最寄り駅到着が少し残業した息子とほぼ同じ時間とのことで、2人揃って帰宅した。

 お土産を全部広げてたいらげ、3人の夕餉はまたしても息子による野球解説付き。何を食べても何を飲んでも苦味を感じていたのに、ようやく味が分かるようになり、空腹が感じられるようになった。まだまだ疲れるし、堪え性はないし、本調子ではないといいつつ、とにかく食べられるようになってきた、ということは底を脱したということ。嬉しいことである。
 
 
コメント
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