インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

ウォームアップ

2008年05月12日 | 歴史
先週までの温かさが嘘のように、この週末は冬に逆戻りしたような気温です。
気温の低さが指導陣の服装によく現れていますね。


指導陣も卒部生も防寒対策を整えて、塾生達のアップを見守ります。

乾きが良いグラウンドとは言え、ストレッチは水気の無い犬走りの上で。
こんな所で衣服に湿気を残すと、後から必要以上に身体が冷えますからね♪


主将の号令に合わせて、塾生達は黙々とストレッチ。

防衛大の声も大きく、段々と主将らしくなって来ましたよ。
ひとりひとりの塾生達に気を配る事もできるようになって来ました。


さてストレッチは主将と指導陣に任せて、塾長は卒部生から近況報告を受けます。
局長の所属する野球部は、都大会目前まで行くそこそこの野球部なんだそうです。
「都大会目前まで行くのに、なんでそこそこなの?」と聞いてみると、野球部の顧問が全くの素人だそうで、的確な指示をしてくれないとボヤいております。
どれどれ、それならフォームをチェックしてあげようと、久し振りに局長の投げる球を見せて貰いました。

球は数段速くなっており、コントロールも良くなっていましたよ。
平成塾で投球の基本が身に付いていたので、筋肉が付けばその分だけ球も速くなりますね。
けど・・・
野球の素人が顧問と言うだけあって、フォームの中で危険な箇所を発見。
すぐさま矯正を行いました。


肘の使い方を念入りに指導。

野球経験者が見ると一目で解る、非常に危険な肘の使い方をしていました。
身体に筋肉が付き始め、球も速くなって来た時が肩や肘を壊す最も危険な時なのです。

それにしても局長の教わる態度は、塾生時代と全く同じ。
素直に指摘されたフォームを矯正していましたよ。



そうこうしている内に塾生達のストレッチも終了。
これからアップに入ります。


気温が急激に下がった日は、いつものようにストレッチを行っても実際には身体が温まっていません。
体内から温めてやらないと、筋肉が硬直している分だけ怪我に繋がるんですね。

全員にしゃがませて、その場で高くジャンプする事を指示します。
「号令に合わせて行くよ~」


しゃがんで飛んで、しゃがんで飛んで・・・

1っ!、2っ!、さん、4っ!、5っ!、ろく、7っ!・・・
世界のナベアツ風に、1セットでジャンプする事連続30回。

これがなかなか厳しい・・・
10回も過ぎると、塾生達の顔は歪み、全員の荒い息遣いが聞こえて来ます。
これを繰り返す事3セット。

さあ全員の身体から湯気が出始めた所で、本格的な練習の開始です。