インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

フォーム矯正

2008年05月14日 | 歴史
塾生達の投球フォームを直すべく体重移動を教えます。
投げ始める前の重心の置き方、体重を移動する際の足の付き方、投げる際の重心の位置など。


現在の自分の体重がどこにかかっているのか悩むユウキ。

え~と・・・・
これがこうだから・・・・

こうして意識する事が大切なんですね。
こう言う練習をしておくと、将来自分の投球フォームが崩れた際に、おかしい場所をすぐに発見できるようになりますよ。
それでも、この日の成果が軸足に現れていますね。


こちらは軸足に体重を乗せた際の膝の使い方を念入りに指導。

ほんの僅かな違いで、球の速度やコントロールに大きく影響して来ます。
また、人の身体は曲げる方向が少し変わっただけで筋肉の使い方が変わるんです。
細かい動作ですが、これから筋肉が付き始める塾生達にとっては、将来大きな違いとなって来ますよ。


軸足にしっかりと体重を乗せるタンタン。

朝来る時にはHコーチに裏切られましたが、既に泣き止み練習に集中しています。
大人なんか嫌いだっ!


主将の防衛大。

投げる際の軸足に体重が乗り切っていない事が解ります。
体重移動はされていますが、重心が投げる方向とは違う方向へ流れていますね。
これだけ綺麗な腕の振りをしているのに、球が今一速くならない理由を証明する一枚。


ここまでは完璧なフォームのユウタ。

後は球さえ投げなければ、プロ野球選手と同じフォームです。
最も体重移動を覚えてもらいたい塾生の一人。
それでも今回で軸足に体重が乗るようになりましたね。


きっちりと軸足に体重を乗せるナオキ小。

彼も主将と同じで、体重移動の際に投げる方向とは別な方向へ重心が移動します。
素早い動作から2塁へボールが届かないのはその為。
これからしっかりと体重のかけ方を身体に覚えこませますよ。


将来のエースとして英才教育中のジェッター。

投げるフォームが段々と窮屈では無くなって来ました。
既にピッチャーのフォームになりつつありますね。


まだ左手の使い方を教えていないので、右腕が振り切れていません。

上半身を回転させる際には、モーメントを小さくする事によって回転速度が速くなります。
フィギュアスケートのスピンと同じ原理なんですね。
それには振る腕だけで無く、上半身全体のバランスが重要になって来ます。


2年生にして、ほぼフォームが完成しつつあるハットリくん。

低学年でこのフォームで投げられれば立派です。
体重の移動、重心の位置、肘の高さ、腕の振り方、どれをとっても申し分無いですね。
ここの所、急激に上手くなりつつあるハットリくんです。


塾生達はこの体重移動をしっかりと身に付けて下さいね。
雨の日は、家の中でシャドーを行う絶好のチャンス。
次回、おさらいとチェックを行いますよ。