インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

目的と課題

2011年09月02日 | 歴史

台風が来そうで来ませんね。
かと言って安心できる訳じゃ無し。
近所にいるらしいので、突然大粒の雨が降ったかと思えば、その直後に青空が。
どうでも良いのですが、この湿気だけは何とかなりませんかねぇ。


さて、下手な塾生達に与えた目標はゲッツー成立で4秒前半(4秒5以内)
ノックが1回終わる毎にタイムを読み上げてやります。

で、最初の頃の結果はと言うと・・・


こんな感じ。

はい、周って来いですね^^

ゲッツー練習当初は4秒前半どころか、大抵が5秒台。
誰かがもたついただけで、6秒台なんて事になります。

まだまだゲッツーの感覚が理解できない塾生達。
内野ゴロを捕って、セカンドに投げて、セカンドに入った野手がファーストへ転送なんて、全体でワンセットと考えているから、どこを改善すれば良いのか解りません。


そこで面白いお手本を見せてやります。

指導陣が最初にゴロを捕球すると、全体のタイムが4秒前半に収まります。
けれども、最初に塾生が捕球してから指導陣が一塁に転送すると、早くても4秒後半までしかタイムを出せません。

つまり、ゲッツーは如何に速くセカンドにボールを送るかが全てなんですね。
それを理解した塾生達の、セカンド送球が変わって来ました。
セカンドに入る野手に優しくなんて遠慮は必要無いのです。


さて、こちらはかなり下手な塾生達。

こちらも何やら課題を与えられていますよ。


フライを捕って、すぐにゴロを捕って、またフライを捕っての繰り返し。

こうする事で、嫌が上にも捕球地点に動かなくてはなりません。
しゃがんで走って、またしゃがむの繰り返しですね。


汗びっしょりになって走り回るかなり下手な塾生達。

ここで解らせているのは、ボールには捕れる位置と捕れない位置があると言う事。
そして、捕れる位置には自分から行くしかないのです。


言うは易し。

しゃがんで走ってを繰り返すって、相当な体力を必要としますが。
プチ塾生達はまだまだ筋肉が出来ていないので、全然疲れません。
むしろボールを出している方が疲れるくらい。


やたらと代謝が良いので、妙に汗はかくのですが。

褐色細胞が熱量を作っているだけで、本人達は驚くほど疲れていないのです。
汗まみれだけどケロッとしてますよ^^


さて、こちらは下手な塾生達。

グラウンドが荒れていると、グローブの狙った場所にボールが入らない事を理解したみたいです。
こうして練習中にでもグラウンドを整備させると、如何にグラウンド整備が大切かを理解できますね。

また、今回の目標と課題のお陰で、内野陣は4秒5と言う時間を身体で覚えたみたいです。
それが身に付いていると、実際の試合では無駄な動作が無くなって、その分だけ他の所に神経が行くようになりますよ。