インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

2011血と汗と涙の合宿 その10

2011年09月28日 | 歴史

今日以降に小学校で平成塾のちらしが配られますよ。
もしも塾生へお友達から平成塾に関する質問が来たら、塾長がとっても優しくて良い男なんだよと答えるように。


さて、晩御飯を食べ終えた塾生達。
恒例の肝試しが始まります。


宿舎を出る頃には、辺りは真っ暗。

宿舎前でこの暗さですから、森の中なんて本当に何も見えませんよ。


6年生は一人で、それ以外の学年は二人一組で歩きます。

二人の懐中電灯の内、明るい方は没収です。
暗い懐中電灯一本で歩く事になりますよ。


相変わらず度胸が据わっているコモモ。

他の塾生達から笑顔が消える中、たった一人だけ余裕の表情。


これから森に向かいます。

森の中に設けられた500m程のコース。
30m間隔に置かれた蝋燭の灯りを頼りに歩いて行きますよ。

もう、この頃になると全く落ち着かない塾生達。
くれぐれも白いワンピースの女の子に話しかけられても返事をしちゃ駄目だからね。




と、塾長が森の中を歩いている時に、何気無く撮ってしまった一枚。


森の祠(ほこら)を撮ったつもりだったのですが・・・

何やら白く浮かぶものが写っています。



コースの中で、必ず塾生達が停まってしまう場所。

みんなここへ来ると、声も出さずにいきなり怯え出します。


完全に足がすくむグループと、声も出さずに走り出すグループ。

塾長には何も見えないのですが、明らかに塾生達には何かが見えている様子。


試しに写真を撮ってみると・・・

だ、誰かが座っています。
塾生達に見えていたのは、これだったんですね。


人って、本当の恐怖を味わうと声が出ないものなんです。



ところで、今年の大騒ぎ大賞はアヤナ。
副賞がアッピと決定しました。

アッピはスタート地点からゴール地点まではっきりと聞こえる号泣。
およそ直線距離で300mは到達する泣き声でした。

大賞のアヤナは遥か彼方から聞こえる怒声の数々。
「やめて~っ こっちに来ないで~っ」
「だから、あっちに行ってって言ってるでしょ~っ」
「こっちに来ないで~っ」

およそ見るもの見るもの、全てを怒鳴りつけながら歩いておりました。


さて、肝試しが終わった塾生達から花火大会。

800本程用意された手持ち花火。

って・・・
だからね。
全員が一度に火を点けようとしたら、種火が消えちゃうでしょ。


濛々と上がる花火の煙。

花火を楽しむと言うより、次々と燃やしている感じ?
どこかの原住民のお祈りか?


その頃、大騒ぎ副賞獲得のアッピが無事に帰還しました。

もう精も根も尽き果てたって表情。
一緒に歩いていた面々も疲労困憊。


今年は男になりました。

去年は泣きじゃくって途中リタイアしたミニアサ。
今年は見事にリベンジです。
ちょっと表情がいつもと違うけど・・・
相当な覚吾で行って来たのね。


みんな怖かった物を忘れようとしているかのように花火。

だからぁ。
全員が一斉に火を点けようとしたら、種火が消えちゃうでしょ。
お前達には学習機能が無いのか?