インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

2011血と汗と涙の合宿 その6

2011年09月24日 | 歴史

今日、平成塾が始まる時間の頃に、空から人工衛星が降って来るそうです。
降って来る部品は全部で26個。
一番大きい物で158kgもあるんだそうな。
空から軽自動車が降って来る感じ?

塾生達は練習開始の頃に、空を見上げてたまに注意していてね。
って・・・
人工衛星が大気圏再突入に必要な速度は秒速11km。
これを時速に直すと39.600km。
音速で言うとマッハ31.578になります。

最も高い所を飛んでいる旅客機の所から、1秒後には地面に落ちて来る計算になりますね。
見えてから避けられるのかしら?
まあ、真上に落ちて来るフライを、物の見事に触りもしない塾生達ですから。
ここぞとばかりに避けて貰いましょう。




さあ内外野、プチクラスに分かれてノックが始まりました。

初日の練習は守備中心。
時間をかけて徹底的に悪い所を直して行きます。


ノックを受ける外野組。

右に左に前に後ろに、さんざん走らされますよ。
走れ~ 声出せ~ 投げろ~ 休むな~ の繰り返し。
これぞ合宿って雰囲気?


とにかく基本動作の繰り返し。

落下点への入り方。
グローブを出すタイミング。
投げるまでのステップワーク。
投げるボールの高さなど、いちいち細かくチェックされます。


対するこちらは内野組。

こちらも猛烈なノックが行われていますよ。


隣の野手が受ける物凄いノックに、唖然として見入るリョウヘイ。

速い打球は正面に飛んで来た時より、横で見ている時の方が速く見えるんです。
なので、隣の野手が捕っているボールの方が怖く感じる時があるんですよ。


そんな中、急成長を遂げているソウシ。

まだまだボールも遠くへ投げられませんが。
それでも確実に一塁は刺すようになりました。
キャッチャーフライも、正確に落下点に入りますよ。


15分毎に給水です。

水筒の中身が無くなった塾生は、平成塾からスポーツドリンクが補充されます。
この日の練習だけで、平成塾から40リットルくらい補充したでしょうか。


休憩の度に頭を濡らします。

女の子が表で頭から水をかぶるなんて事は滅多にありません。
気持ちいい~ と、喜ぶアヤナ。


こちらも笑顔のアッピ。

なんか癖になりそうです。


こちらはプチクラスの塾生達。

穏やかなノックですが、塾生達は真剣。
なかなか思うように捕れません。


正面には入るものの、そこからどうして良いのか解らない様子。

そもそも正面に入るって、どう言う意味?


いつもプチクラスの面倒を見てくれるひろみちお兄さん。

最も教えるのが難しいクラスで頑張ってくれています。


この日は塾長も少しお手伝いに行きました。

みんながボールを捕る時と、上のクラスの下手な塾生達がボールを捕る時の違いを説明します。
ボールはグローブで捕るんだけど、この時大切なのはグローブをはめていない方の手。
これをどのように使うかで、きちんと捕れるだけで無く、捕った後の動作も早くなるんですよ。


そこでボールを捕る見本を見せます。

この時見ていて欲しいのは、塾長の右手の使い方。
右手は常にグローブの側にあるでしょ?
逆に言うと、グローブが届くだけの場所で捕球していちゃ駄目なんだよ。
必ず右手がグローブに添えられる場所、そこがボールの正面なんだね。


理解した所でノックを受けさせます。

まだまだぎごち無いけど、右手を使う意識が出始めました。


右手を使おうと思うだけで・・・

自然と捕球する場所がボールの正面になります。


ミニアサの捕球姿勢なんて、まさに理想的ですね。

恐らくプロ野球選手でも同じ捕り方をすると思いますよ。


チュートンも前に出ながら捕球しました。

しかも身体の真ん中、ボールの真正面ですよ。


ジミーも素早くボールを拾い上げます。

正面に入れと言うより、よっぽど効果がある利き手の使い方。
驚く程の成果を上げていますねぇ。


横のボールを追い駆ける姿勢にも変化が現れました。

今までは身体の横でボールを押えていましたが。
利き手が届く位置まで回り込もうとしているのが解ります。


利き手をアピールするコモモ。

まあ、たまにはこんな愛嬌たっぷりのプレーもありますが^^


みんな、まるで急に上手くなったように見えますよ。


平成塾の合宿。
楽しいイベントも沢山ありますが、確実に塾生達は上手くなっていますよ。