【平岡八幡宮】
平岡八幡宮は、京都の北西にある紅葉の名所・高雄へ向かう途中にあります。
本殿の内陣天井に極彩色の花や植物が描かれている「花の天井」春の特別公開と、
同時に「椿を愛でる会」が行われていました。
境内には、三角の花が開く「ヤブ椿」や、
葉の先が金魚の尾びれの様な「金魚椿」など、
多くの椿が自生し、中でも手入れされているのが、、
「願い事をすると、白玉椿が一目で花を開き、願いが成就した」という伝説が残る「白椿」。
この「白椿」は、花の数が非常に多く、桜の花が咲く頃と見頃が重なるので、
花見と合わせて楽しむことが出来ます。私が行った時(4月9日)は少し散り始めていました。
【地蔵院(椿寺)】
京都市北区、大将軍にある浄土宗の寺院です。
五色の八重の散椿が咲く事から、「椿寺」とも呼ばれています。
本堂前にある五色の八重散椿は、加藤清正が朝鮮から持ち帰り、
豊臣秀吉が当寺に寄進したものと伝えられており、花びらが一片ずつ散るのが特徴です。
見頃は4月15日~20日頃のようです。
【霊鑑寺】
京都市左京区、鹿ヶ谷にある臨済宗南禅寺派の尼門跡寺院で、
別名「谷御所」と呼ばれています。
普段は、拝観する事が出来ませんが、4月13日まで特別公開されています。
私はまだ行っていませんが、知る人ぞ知る「椿」の名所です。
境内には、御水尾天皇が愛でたと伝わる樹齢400年の赤い椿「日光椿」や、
先述の、花びらが一片ずつ散る「散椿」、白い「月光椿」、
花弁が大きい「舞鶴」など、
さまざまな椿の共演を見ることができます。
椿は、早くから咲くものがあるため、冬の花と思いがちですが、
木偏に春と書く通り、春の花なんですね。<京都 好き男>