先日、平家物語ゆかりの寂光院を訪ねました。寂光院、源平合戦で徳子が壇ノ浦で助けられこの地で平家一門の菩提を弔うため隠棲した頃からの歴史が知られますが、縁起によると聖徳太子の頃の創建の尼寺と書かれております。建礼門院は第3代の住職なのだそうですが、それまでの約500年間ちゃんと住職さんがおられましたが資料が残っていないとか、いづれにせよずいぶんと長い歴史です。不幸にも2000年の火災で損傷した仏様もありましたが再建されたのは何ともうれしい限りです。
境内に入ると建礼門院、阿波内侍(4月26日~5月11日まで行われる大原女まつりの大原女のモデルといわれる)の像をはじめ、諸行無常の鐘、千年姫小松、伏見城から移された雪見燈籠、建礼門院御庵室跡など見どころいっぱいです。三千院だけが大原ではございませんよ。
帰りは山菜そばをいただき、菜の花畑、八重桜、朧の清水などを散策。大原の春を満喫いたしました。
橋本でした。