京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

小満 -初候 -

2014-05-21 | インポート

5月21日から25日頃は“蚕起食桑(かいこ おきて くわを はむ)”七十二候より。

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世は抹茶色なり。。。

!祝!群馬・富岡製糸場 世界遺産登録!

蚕が活発に桑の葉を食し、育ったら静かに糸をはいて、

真っ白な繭をつくる頃だそうで。

富岡製糸場といえば、富岡市。その北西部に妙義山があります。

この山の、とても荒々しいアウトラインやディテールに魅せられまして、

個人的に何度も、愛犬リードで引っ張り、カメラぶらさげ訪れております。

近くには温泉もあり、京都では味わえない場所と時間を提供してくれます。

あと、どれもカッコ良い浅間・白根・赤城、それと榛名。素敵な山脈です。

お仕事をリタイアしたら、是非、スケッチ旅をしたいと思っております。

大仁田葱やこんにゃく、今ではラスクも有名ですよね!

話は変わりますが、また、O-157が増え出してきました。。。

我々もそうですが、食中毒防止には“手洗いの励行”でございます。

初心を忘れず、実行して参りたい所存です。

~峠の釜飯を、犬とシェアしながらいただくのが楽しい、、、~

“カルロス・ディオール”でした。合掌!ワオォ~~ン!!!


西本願寺の御影堂・阿弥陀堂が国宝に!

2014-05-21 | インポート

世界遺産・西本願寺の御影堂と阿弥陀堂が、

重要文化財から国宝に格上げされる事が決定しました。

京都府内の建造物の国宝指定は、

2002年の知恩院三門と本堂(御影堂)以来、12年ぶりとなります。

西本願寺では、飛雲閣や唐門、書院、北能舞台、黒書院及び伝廊に続き、

国宝の建物は、計7件となりました。

御影堂・阿弥陀堂・唐門は、常時拝観出来ますが、

他の4件(飛雲閣・書院・北能舞台・黒書院及び伝廊)は事前予約が必要です。

毎日14時30分より限定50名、事前予約すれば、

職員の方が案内してくださるそうです。拝観料は「お気持ち」。

春の法要(4/13~4/15)の時は、全て公開されます。

●御影堂 - 内陣の中央に親鸞聖人の御真影(木造)を安置。

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「御影堂」は、浄土真宗(西本願寺・東本願寺etc...)は「ゴエイドウ」、

浄土宗(知恩院etc...)は「ミエイドウ」と呼びます。

●阿弥陀堂 - 内陣の中央に阿弥陀如来を安置。

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西本願寺には、国宝以外にも、

虎渓の庭、南舞台、大銀杏、太鼓楼etc...、見どころが満点です。

本日も信者様、観光客、修学旅行生の方が多く訪れておられ、

思い思いに広い寺院内を見学されていました。<京都 好き男>


2014-05-20 11:06:15

2014-05-20 | インポート

ここ最近、京都市内で話題になっている事の1つとして、

京都市動物園のゾウの話があります。

私の子供が幼い頃に、動物園に行ったら、ゾウは一頭しかおらず、

何か仲間がいなくて寂しそうに見えました。

ところが、来年新たにラオスから4頭が寄贈される事になり、

現在、大規模リニューアル中の動物園の、

最大の焦点となる「ゾウの森」の概要が固まりました。

飼育面積は、国内で三番以内の広さになるとの事で、

動物好きな私も、リニューアル後に訪れてみたいと思います。

動物好きの方も、そうでない方も、一度、京都市動物園へおこしやす。

<松井です>


初夏の舞妓さん!

2014-05-19 | インポート

可愛い舞妓さんで有名になられた。叶笑(かのえみ)さん、18歳です。

お昼席の舞妓遊宴で来ていただきました。少し時間があったので

久しぶりに写真をお願いしました。今年、2度目のブログ登場です。

今日の舞は、京の四季と祇園小唄です。緞帳が上がるとお客様から

かわいい!のお声があがってました。


お会いすると、癒された気持ちになります。       <サイダー>

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上賀茂散策 ~大田神社から上賀茂神社~

2014-05-19 | インポート

【大田神社・大田の沢のカキツバタ群落】

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大田神社は、上賀茂神社の境外摂社です。大田神社の鳥居近くの大田の沢には、

約25000株のカキツバタが群生しており、国の天然記念物となっております。

神社の方に聞いたところ、カキツバタは1株が3回花をつけるそうです。

1番咲きの花は、今年は10日前後が見頃、その後2番咲き、3番咲きの花が咲くとの事。

2番咲き、3番咲きになると、1番咲きの枯れた花が残ってしまうので、

やはり、1番咲き(それも早朝←これがポイント)がもっとも美しいそうです。

「神山や 大田の沢の かきつばた ふかきたのみは 色にみゆらむ」

【明神川と上賀茂社家町】

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大田神社より上賀茂神社に向かって行くと、「上賀茂伝統的建造物群保存地区」に出ます。

社家町に流れているのが明神川。この川は賀茂川の志久呂橋下流より取水されており、

上賀茂神社の境内では「ならの小川」、社を出た内川橋からは「明神川」と呼ばれます。

社家町一帯には、30数軒の社家(神社に仕える神官の住居)と町家があり、

明神川沿いは社家が並び、各社家の庭は、川の水を取り込み、下流で再び川に戻しています。

現在の社家町には、上賀茂神社の神官は住んではおられません。

京都市指定文化財「西村家庭園」は、現存する社家の中でも、

最も昔の面影をとどめる庭園です。公開もされています。

【上賀茂神社】

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上賀茂神社に着きました。正しくは「賀茂別雷神社」、祭神は「賀茂別雷大神」です。

世界文化遺産に登録されており、本殿と拝殿は、三間社で流造の国宝です。

平成27年には式年遷宮を迎えますので、大変賑わうでしょう!

5月15日の「葵祭」15時30分頃、行列が到着し「社頭の儀」が行われます。

上賀茂神社といえば、名物菓子「やきもち」も有名です。

「神馬堂」と「葵家やきもち」の2軒で販売されてます、味を比べてみるのも楽しいですよ。

新緑の5月、ゆっくりのんびり、上賀茂散策のひとときを過ごされてみてはいかがでしょうか。

<京都 好き男>


立夏末候

2014-05-18 | インポート

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5月15日から20日頃は“竹笋生”(七十二候よりたけのこしょうず)

世は若芽色なり、新緑の間を吹いてくる清涼感溢れた心地よい初夏の風、薫風。そして筍が生えてくる頃だそうで?あ、そうなんですね、3月。4月は孟宗竹、4月は淡竹、5月は真竹が筍なんだそうで。私は先月沢山筍をいただきましたので感覚的にもう瓜科に気がいっております。空豆やきびなご、そして真鯵が旬なんですよね、今は。

豆好きな私は、味はもちろんですが丈夫なサヤに守られ、火を入れると色鮮やかな彩色、そしてその大きさが醸し出すプレミアム感がたまらない空豆が好きです。 きびなごの佃煮なんかは野菜ピラフと強引にコラボってもシュールな感じで美味しいです。この野菜にはレタスや水菜などシャキシャキなアイテムをピックアップされると効果絶大です。鯵はなんといってもフライです。タルタル、中濃ソース、からし醤油、どれとランデヴーしてもマッチしますよね?

あっ!5月15日、こちら京都は葵祭でございます。が、私は一度も観たことがなく、仕事をリタイアしたら必ずその雰囲気を味わいたいと思っております。小雨が降ったり止んだりの天気の中ですが、御所から下鴨神社を経て上賀茂神社まで雅な行列が進みました。

豆と魚介類が大好きな“カルロス・ディオール”でした?
っすっ、するめも好きです?   (ーー||ーー)合掌!!


京都検定について

2014-05-17 | インポート

第11回京都・観光文化検定試験の実施概要が発表されました。

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今年は、12月14日に実施されます。

今年の公開テーマは、

3級「伏見・宇治エリア」

2級「京の食文化」

1級「世界文化遺産(古都京都の文化財)」

各級でそれぞれ10問出題されます。

他に、私の独断と偏見で注目している今年のポイントが幾つかあります。

●祇園祭山鉾巡行の変更

7/17の前祭巡行(23基の山鉾)と、7/24の後祭巡行(10基の山鉾・49年ぶりの復興)

「大船鉾」の復活

●建仁寺

建仁寺の開山、栄西禅師800年大遠忌

●世界文化遺産の上賀茂神社・下鴨神社の式年遷宮etc...です。

私がこの試験を受験しようと思ったのは、

当館で仕事中に、お客様から京都の事について聞かれても、

的確な返事ができず、もう少し京都を知ってみようと思ったのが始まりです。

それから、どんどん京都の観光・文化に魅力を感じるようになりました。

驚く事に、この試験の受験者の約半数は、他府県の方です。

それほど、京都は魅力的なところなんですね。

当試験には、当館のスタッフも積極的に参加しており、

1級から3級の合格者も数名いらっしゃいます。

皆様も、京都の魅力をもっともっと知る機会ですので、

是非、挑戦されてみてはいかがでしょうか。

昨年、第10回の合格率です。

3級は61.7%、2級は56.1%、1級は4.3%でした。

<京都 好き男>


賀茂川に咲く野花!

2014-05-16 | インポート

今、賀茂川の堤防いっぱいに、紫つめくさが咲いています。

紫の毛糸で作ったような優しい花が可愛いいですね!

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賀茂川べりは、まさに自然の宝庫です。

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観察していると、毎週のように、野花が咲き、目を楽しませてくれます。

                                      <サイダー>


本日の釣果

2014-05-15 | インポート

今季三回目の有田川釣行です。

火曜と木曜日は天気が悪かったのですが、

今回は自分の為に晴れたのかと思わせるような釣り日和、

前日に釣り友が爆釣したポイントへ向かう、川原まで車で下りるとそこは、、、

えー!こんなとこあかんがな!と思わせるポイントでしたが。。。

パラダイスポイントを求めて川を遡ること百メートル、

ありましたありました、真っ黒になるほどの群れ鮎がウジャウジャいるパラダイス、

鮎の格言で、一跳ね千匹と言いますが、海の鰯のナブラ状態で跳ねてるので、

10000匹は軽く居そうです、その群がランチタイムに浅場に出てきました。

ギラギラクロスする泳ぎなので、先週の群れアユより楽勝やろ?と、

おとりを游がせても思い通りにはなりません。。。

その群が瀬の一等ポイントに出勤したところを狙おうと瀬に移動するも不発、

前日の釣り友はかなりの名手なので一番鮎は全て抜かれてしまったということか?

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夕方5時まで粘ってなんとか20匹は越えましたが、納得の行かない釣行でした。

<中谷>


藤の花を見上げて!

2014-05-14 | インポート

五月に入り紫色の花をよく目にするようになりました。

その中でも藤の花は、日本古来の花木と言われ

万葉集にも歌われています。

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平安時代、清少納言は「あてなるもの」つまり気品あるものの一つとして

藤をあげてます。

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花が穏やかで、優しい日本女性を連想させる藤の花簪。

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藤の花は、下がれば下がるほど、(しなだれるほど)人は、見上げてくれる。

謙虚なればなるほど、 人は、認めてくれる。   <サイダー>