京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

夏の御礼

2016-07-23 | 宿日記

先日、4日間にわたり当館夏の恒例行事、ワイワイカーニバルが行われました。
洋食スタッフが心を込めて御用意させていただいたステーキディナーと、生ビールなどの飲み物、デザートをお召し上がりいただき、
今年のアトラクションには、「ミスター・シン」さんが登場、軽快なマジックと軽妙なトークを披露していただきました。
そして夏のお楽しみ、ビンゴゲーム大会。ミスターシンさんの進行でさらに大盛り上がり。
初日にはなんとお客様として来ていただいておりました舞妓さんが、女将さんのはからいでプレゼンターを務めていただく事になり、さらに盛り上がりました。

私どもの仕事はお客様あってのもの、加えて、お取引業者様あってこそお客様をお迎えすることができます。
食材関係の業者様、施設関連の業者様、イベント関連の業者様、舞妓さん、本当に様々な業者様に助けていただいております。
心から感謝申し上げる次第でございます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

        
     

お宿いしちょう 石長松菊園 スタッフ一同


喫茶クリスタルの囁き|ω・)vol.12

2016-07-22 | 宿日記
わいわいカーニバル 3日目です。
今日は環境も整い、とてもスムーズに盛れたように思います写真は反対側からの撮影になります。
シェフが盛ると本当に美しいです。


お子様ランチが たくさん入ったので、中村料理長が急遽 特別バージョンを考案されましたいつもの皿盛りとは違い、少し大人っぽく感じます。
器に統一感をもたせて、通常でも お出ししたいくらいです。

美味しく召し上がっていただくまでの工程は、とても興味深いです。
手際よく作業される様を側で見るのは気持ち良いです


ネガチョフとポジコフ

喫茶クリスタルの囁き|ω・)vol.11

2016-07-20 | 宿日記
喫茶クリスタルの別の顔の紹介です

下準備は通常業務と並行して行います。
時間が来るとクリスタル厨房から出て、和食さんの厨房を借りての作業になります。有難うございます

国産和牛のアントルコート。ビーフステーキに使用される最高級の部位です
リブロースの方が通りが良いかも。
アントルコートはフランス語です。

和風の山葵の泡ソースと甘めのコーンクリームソース、2種類のソースで召しあがっていただきます。
付け合わせに、マッシュポテトとミニトマト、万願寺と米茄子の素揚げが可愛いく添えられています。
ゴッホの向日葵のイメージです


ネガチョフ&ポジコフ



宵々山にて

2016-07-19 | 宿日記

梅雨も明け、じっとりとした日々から一転、夜は過ごしやすい気候になってまいりました。

昼は30度を超える日も多いので、体調を崩されませんよう皆さまご自愛ください。


さて、京都では7月いっぱい祇園祭です。

繁華街に出るとどこからともなくこんちきちんと綺麗な音楽が耳に入ってきますね。

賑やかさに誘われ私も宵々山を見て回りました。



今年も絢爛豪華な山鉾が建ち並びました。



「昭明」と書かれた提灯が京の夜を彩っています。

 

ご存知の方も多いとは思いますが、鉾にはそれぞれ名前がついています。



その32基ある山鉾の中でも、ひときわ有名(?)な鉾があります。

実は見たことがなかったので、今回見てみることにしました!

 


この鉾です。何故有名なのか、よーく見てみると……。



蟷螂が乗っています!

蟷螂山(とうろうやま、あるいはカマキリやまとも)といい、

「蟷螂の斧を以て降車のわだちをふせがんと欲す」という中国の詩文にちなんだもので、

自分の力をわきまえずに大敵に立ち向かうことで勇敢さを賞した中国の君子の故事に由来するそうです。


ちなみにからくり仕掛けで、前翅と羽が動きます。カワイイ!



提灯も可愛くて、思わず一枚パシャリ。


鉾には名前だけでなく、それぞれに由来もあるので、

興味を持った方は調べてみると、より祭りを楽しめるのではないかと思います。



最後に一言……祇園祭は目で楽しむお祭りですが、




屋台のご飯もおいしいですよ!ビールも最高!

祇園祭は毎年やっていますので、夏の京都旅行を計画されている方は、ぜひおこしください。

 

ひつじ


谷性寺とききょうの里

2016-07-18 | 宿日記

京都府亀岡市にある谷性寺は真言宗は大覚寺派に属し
平安時代創建の名刹。
明智光秀が1572年初めて丹波の地に入って以来、
当時の本尊不動明王を深く崇敬し、
本能寺の変を決意した際は、不動明王に誓願し
将兵はその加護を受け本懐を遂げたとされている。

谷性寺は別名「光秀寺」と言われるくらい明智光秀とは関係が深く
山門をくぐると本堂に向かって左側には「光秀公首塚」がある。

毎年この季節になると、境内に植えられた明智家の家紋である桔梗が
咲き乱れることから、別名「桔梗寺」とも言われる。

谷性寺の門前にあるのが「ききょうの里」
約5万株にも及ぶ桔梗の花が大切に育てられ
紫や白の桔梗からとても珍しいピンク色の桔梗、沢ききょうなどの
様々な種類の桔梗が見られる。

 

京都での桔梗の花と言えば一輪一輪が清楚に咲いている
天得院や蘆山寺が良く知られていますが、
ここではあまり見られない群生している桔梗が見られる。

<京都好き男>


終点

2016-07-17 | まち歩き
烏丸を通過して、長刀鉾は新町へ到着。
ここでお稚児さんが強力さんの肩に乗り、鉾を降ります。



ここから新町通を通って四条通りへと戻るのです。この細い新町通の両側にも鉾が来るのを多くの人が待っております。







新町通から四条通りへ戻り東洞院の会所に着いた長刀鉾では、渡り廊下が取り付けられ、一本締めで巡行が終わります。



先祭巡行はこれで終わりますが、今夕には神幸祭が行われ、来週は復活3年目の後祭宵山、巡行と、花傘祭、還幸祭が行われます。
祇園祭はまだ続きます。

ブログ 祇園祭取材班

雨も上り

2016-07-17 | まち歩き
先頭の長刀鉾が結界を意味する注連縄が張られた麸屋町に着き、注連縄切りをする頃には雨も上り、空が明るくなって来きました。



四条河原町での辻回しを終えた鉾は河原町を北上、蛸薬師までやって来ました。ここも十重二十重の人垣が出来ています。



ブログ 祇園祭取材班

先祭山鉾巡行

2016-07-17 | 京都案内
ついに雨が降り始めた先祭山鉾巡行の日、7時前には四条河原町を初め、四条通り沿いには場所を確保する人が集まり、8時には交通規制が始り、屋根方が乗り込んだ長刀鉾がユラリと四条通りの真ん中へ移動しました。強くなる雨のなか強力さんの肩に乗り、稚児さんが乗り込ます。いよいよ巡行スタートです。











ブログ 祇園祭取材班

宵山

2016-07-16 | 京都案内
今日は宵山。昨日は寒いくらいの宵々山だったが、今日もいつもの年に比べれば、涼しいが 、桟敷席の準備が進む御池通から麸屋町を抜けて四条通りへ出ると、そこには熱気が人の流れと共に流れているよう❗
いよいよ祇園祭も佳境です。







KAZ