軸や葉が紫色になっている、この作物は「ルッコラ」です。
寒さが厳しくなると、成長が遅くなるのとこのように軸や葉が紫色に変色してきます。
ルッコラをはじめとするアブラナ科の野菜には、
「アントシアニン」と呼ばれる紫色の色素が含まれています。
そのため気温の低い時期や寒さにあたると、紫色に変わる現象が起きやすくなります。
この「アントシアニン」は、動物実験で抗酸化性に由来すると考えられる薬理作用が見出され、
ヒトでは筋疲労を抑制し運動による過酸化脂質の増加を抑制したとの結果が得られているそうです。
ともあれ軸や葉が紫になっているのは、
緑と紫のコントラストが見られるのは、
寒さに耐えて育っている極寒期限定です。
写真のようにうちのルッコラは寒さ対策をまったくせず、
ルッコラの生命力だけでこの寒さに耐えているんです。