こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

怪しい者ではありません。

2009-03-26 23:08:30 | きょうのひと言
いつもいろいろ書かせてもらっています。
最近少し気にしていることがあります。

それは、少しだけ突っ込んだ話を書けば書くほど、
「コイツは何もんだ?」疑いを持たれているのではないかと思うことがあるのです。

私がコメントしていることに関しては、まったく知らないことや聞きかじったことは書いていないのですが、
なにせ「つたない文章」なものでその様に感じている人もいるのかもしれないなと思うのです。

いまここで自分の素性をダラダラ書いてもどうかと思いますので、
私のサイトに簡単な自己紹介的なページがありますので、私が何者かということに
興味・関心を持っていただいた方は、お手数ですがそちらをご覧になってみて下さい。
ここをクリックするとリンクします。




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チャイナ・フリーならOKですか?

2009-03-26 19:57:49 | きょうのひと言
昨年の夏頃からにわかに報道され始めた「チャイナ・フリー」ってご存じですか?

端的にいえば、”中国製は使ってません”という意味。
最近の食品の業界(メーカー・量販店など)でもこの動きが顕著になっています。

新しい商品を企画するとき、”チャイナ・フリー”がキーワード。
でも価格は、従来と同程度。これって、あり得ない話だと思います。
この影響もあり国産の材料に注目が集まっていますが、
価格面では苦戦を強いられてきた国産の農産物に目を向けてくれるのは、私もうれしい限り。
でも価格を従来程度と設定されると、苦しいです。ハッキリ言って、赤字。

メーカーや量販店(PB商品)がこんなコンセプトで商品化されると、
今度は国内で今以上に”産地偽装”が横行し、今度は国内産の信用度が落ちてしまいます。

会社の生き残りと成長を賭け、新商品をとにかく安く市場に投入することで、
企業努力と消費者心理を擽ろうというのでしょうが、半年~数年先を見越してものを考えてみると、
これは”自滅”への道のような気がします。

材料を供給するメーカーはもちろん、産地の生産者も”どこかで不正”をしないと
ギブアップしてしまう危険性があると思います。

なんだか消費者と生産者によって少しずつ浸透してきた食の安全は、
メーカーと量販店によって壊されかけているように、皆さん感じませんか?

ものには必ず適正価格があります。
それを下回ってくると言うことは、なにか理由があるのです。
今後を注視してみてください。


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安心はどこにある?

2009-03-26 19:25:24 | きょうのひと言
クレーム、リコール。
今まではあまり耳にすることの無かった言葉だと思います。

でも今は、耳にしない日がないですね。
私の中でこの”クレーム”とか”リコール”という言葉は、車の不具合に対するイメージ(自動車業界の皆さんごめんなさい!)でした。

しかしいまこの言葉は、食品などいろいろな業界から聞こえてきます。
情報公開やPL法のお陰で、今までもあったのにただ知らされていなかったのかもしれません。

情報としてこれらの発生を知ることができるようになったのは、それはそれで良い流れだと思います。
でも「わかって良かった」ではなく、「とんでもない!」という発想でこの情報を扱うと、危ない・危険という流れになってしまうのかもしれません。

私たちには、市販されているものはすべて”安全”という潜在意識がありますよね。
見た目にきれいなラッピングのを”安全”と誤解してしまう。
それでいてこれだけ「リコールやクレーム」が起こると、安心や安全がいったいどこにあるのかわからなくなってきます。

野菜を作る身としては、この問題は他人事ではありません。
「もしうちの野菜で・・・」なんて考えると、ほんと”ゾッと”します。

でもまあ、うちは「ウソ・偽り」なし。
作り方(栽培方法)も使用資材もすべて公開のガラス張りなので、
誤魔化しをしたくてもできない状態になっています。
私がこのような栽培方法を本格的に始めた2003年ごろは、今ほど食の安全に対しての関心はなかったと思います。
でもそのころから”いい訳なしでガラス張り”を実行してきたので、少なくともうちは今までと同じように同じことをして行けば良いと考えています。

情報が氾濫しているいま、情報の信憑性をチェックできる”力量”が消費者には求められていると思います。
鵜呑みにせず、自分で確認。
これも自己責任です。
でも、本当は”自己防衛”かもしれません。


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新品種は悪?

2009-03-25 22:21:36 | きょうのひと言
新しい品種というと、最近では”遺伝子組み換え”を想像する人が多くなってきましたね。

新しい品種をやたらと敬遠する方もいますが、何が敬遠する理由なのかよくわかりません。
基本的に新しい品種は、メンデルの法則によるところの「雑種第一代(F1)」です。
遺伝子組み換えも細胞融合もしていません。
純粋に掛け合わせをして発現した”形質”です。

”虫に強い品種”が発表されると、虫に強いと言うことは、”害ではないか?”と思う人がいますが、
私に言わせてもらえばそれは、残念ながら”知識不足”と”思い込み”からでる誤解だと思います。

まず言葉の響き。
”虫に強い”とは、虫が食べて死ぬということではありません。
例えれば、「病気にならないよう体力を付ける」と同じと考えてください。
体力があれば、例え感染しても”発症しない”こともあるし、感染しても”症状が軽い”ということってありますよね?”虫に強い”とはこのたとえと同じことだと考えてもらうと当たらずとも遠からずだと思います。

このように掛け合わせによる”品種改良”は、生産性の向上に大きく役立っているのです。
我々が口にする多くの農作物・畜産物は品種改良がなされています。
「食べやすさ」と「生産性」の向上は、これに寄るところが非常に大きいのです。

これらのものを毛嫌いする方には、こんな説明はどうでしょうか?
”インフルエンザ”などの予防接種。
これは基本的に、”抗原”となる病原体(ウイルスが多い)から”抗体”を作り、
それを”不活化”してワクチンとします。
要するにザックリ言えば、”病原体を殺して、身体に注射するもの”これがワクチンです。

これのお陰で、世界中でたくさんの命が救われている(今までも救われてきた)ことは、ご存じの通りです。
これを、悪と称する人はまずいないでしょう。

新品種も同様のニュアンス(実際は不的確な例えですが)で考えてもらうと安心してもらえると思います。

新種(F1種)は、種を取る方には向きません。
F2では、形質が半分違ってきます。その土地の風土に合わなかったりすることもあるので、無農薬栽培をするなら”その地でとれた固定種”が理想とされています。
これは代々同じ環境・風土で育つため、その環境に順応しているために生育が良くなる:虫がつきにくくなる:虫に強いということがあります。

でも実際は、他品種などとの交雑が起こることが多いので、よほど隔離でもして種を何年も取り続けない限り”固定種”は完成しません。

最後にすべてが、メンデルの法則で説明がつくわけではありません。
遺伝や遺伝子の研究は日々進歩しています。

私たちが心がけなければならないのは、「正しい知識を持つこと」だと思います。
ウワサや評判に惑わされ、真実を知らないなんてことの無いよう、ある程度の知識はぜひ持ちましょうね。


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禁煙の練習

2009-03-25 21:36:11 | きょうのひと言
夕方にタバコが切れたので、何を思ったか「明日の朝までガマンしてみよう」という気持ちになり、
ただいま禁煙の練習5時間目に突入しています。

禁煙なんて、大それたことを考えているのではありません。
何時間ガマンできるか?です。

今夜は手元にタバコがないので吸いたくても吸えません。
いつもならコンビニへ買いに走るところですが、きょうそれはなし。

明日の目覚めがどんな感じになるか、これを楽しみに余計なことを考えないようにするため、
今夜はこれで就寝します。

寝ちまえば、吸いたくならんだろう・・・・・・。


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ほら、やっぱり

2009-03-24 21:18:58 | きょうのひと言
農薬ではないのに「虫に効く」とか、肥料ではないのに「生育が良くなる」という、
結構うさんくさい”農業資材”が結構あります。

きょう「農業協同組合新聞のサイト」でおもしろい記事を見つけました。

私が”うさんくさい農業資材”と称するものに対しての記事です。
この資材のことを、疑義資材と言うそうです。農水省によると疑義資材とは、「農薬登録を受けることなく、何らかの形で農作物等への使用が推奨され、かつ、農薬としての効能効果を標榜しているか、もしくは、成分からみて農薬に該当しうるもの」だそうです。

わが家にもメールやtelで”売り込み”が結構あります。
「植物から抽出したエキスを使っているので無害ですが、アブラムシやアオムシに効果があります」
「えっ?アブラムシやアオムシに効くのなら、それって農薬でしょ?」
「いえ、天然のものなのでクスリではないんですよ!」
こんなやりとり。
「うちは何も使わないので、いりません!」
「じゃあ、どうやって虫対策をしていらっしゃるのです?」
余計なお世話と思いながら、
「防虫ネットだけです。あとは見つけたら取るかな。」
「はあ?・・・じゃあ、本当に無農薬なんですね。」

スゴイやりとりでしょ?
でもこのやりとりは、先週の金曜日に実際にあった話です。

害のない資材なら、ムシが付かなくなるなんてほとんどあり得ません。
ムシが死ぬ、もしくは寄ってこなくなるということは、ムシのとっては”害”なわけ。
とすれば、それは私的には明らかなる”農薬”なのです。

うまい話には、必ずウラがあります。
有機JASの制度が広がりつつあるいま、その”認証を受けていない”有機栽培に使える資材なんてまずないでしょう。

記事によると、一部の有機栽培農家さんは大きな被害を受けたようです。
”有機JAS”というマークにこだわるあまり、本質を見失ってしまったのかもしれませんね。

わがやは、これからも”うさんくさいもの”は絶対に使いません。
市販の資材を使う場合(ほとんど使いませんが)は、どこで/だれが/どのように製造したものか/がハッキリしているか、メーカーなり分析機関が発行する証明書のあるものだけです。詳細は、うちのサイトに載せてありますのでそちらをご覧下さい。

最後は”自己責任”で片付けられてしまう、安全性の問題。
聞いた話(ウワサ)は、裏付けを必ず取りましょうね。


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時間を惜しんで

2009-03-24 20:04:58 | 農作業のこと

会社から早く帰って(早退やサボったわけではありませんよ!)、畑の草刈りです。

17:00の畑です。

草が生え放題。

草刈り機を使って草刈りを90分。

18:30の畑です。

肉眼ではもっと見えるのですが、写真にするとこの暗さ!

二足のわらじを履くからには、”時間がない!”なんて泣き言は言ってられません。

僅かな時間を有効かつ大切に使うことで、結構仕事は進みます。

 

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朝食メニューを夕飯に。

2009-03-23 21:50:59 | きょうのひと言
今夜は大好きな、納豆・みそ汁・そして海苔。
もちろん主食はご飯。

どうしてもコッテリ系の夕食が多くなってしまうので、
朝食メニューと言われるかもしれませんが、これが今夜のイチオシです。

朝食メニューって、健康的なメニューだと思いませんか?
なんて言っても、これで午前中保つのですから。


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草餅だ!

2009-03-23 19:10:48 | きょうのひと言

無農薬栽培の畑に自生するうちのヨモギ。


5~10cmくらいのヨモギを摘み取って、


母が草餅を作りました。

摘み取ったヨモギは、まずきれいに水洗い。

次にえぐみを摂るために、茹であげます。

水分を摂って、餅つき機を使って餅つき。
餅米が蒸し上がったら茹でたヨモギを加えます。

つきあがった直後は、ほんのりヨモギの香り。

この辺の人は「きな粉」を付けたり、「あんこ」をつけたりして食べますが、
私は「生醤油」。

ヨモギの繊維のお陰で、冷めてもあまり固くなりません。

上新粉ではなく、餅米で作る草餅。
コシが全然違います。

春が来たことを実感しながら、美味しくいただきました。

 

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気にするのは、農産物だけですか?

2009-03-22 22:20:33 | きょうのひと言
”無農薬”
”無化学肥料”
”無肥料”
”有機栽培”
”減農薬栽培”
”慣行栽培”
”露地栽培”
”施設栽培”
”水耕栽培”・・・

野菜の栽培法には、ざっとあげて代表的なものがこれだけあります。
どの栽培方法が”優れている”ということは、客観的に見てないと思っています。
その栽培方法にも”優れている”面があり、反対にそうでない面もあります。

生産者が何に”こだわる”かによって、どの栽培方法を取り入れるかが決まってくると思います。

生産効率なのか、旬なのか、利益率なのか・・・。

以上のように、基本食材となる野菜などの農産物には、いろいろな栽培法があります。

でもそれらの農産物をそのままではほとんど食べていませんよね?

例えば、調味料。
例えば、調味食品。

せっかく気にして選んだ農産物(野菜など)をどうやって調理しています?
甘味料・着色料・香料・保存料・酸化防止剤などの入った調味料や調味食品で調理していませんか?

栽培方法同様、これらが”悪い”ということはもちろんありません。
”良い”面もたくさんあります。

最近では”メタボ”を気にする人が増えてきたからなのか、”ノンオイル”や”低カロリー”
”減塩”などの食品が人気ですよね。

きょう私が皆さんに伝えたいのは、思い込みで食材全体を選んでいないか?ということです。

ある面では、
ヒステリックなくらい「これじゃないといけない!」とばかりに”こだわり”を発揮する反面、
例えば調味料や調味食品には案外無頓着だったりしていませんか?

何事も”バランス”が大事です。
極端に偏った思考や行動は、必ず周囲と歪みを起こすのと同じように、
偏った考えによる食生活は、自分自身の身体に歪みを引き起こします。

賞味期限ばかりがclose upされる傾向の食品。
本当は「成分表示」がclose upされなければいけないのだと思います。

何を選ぶかは、自分の判断ですよね。
何に価値を見いだすか(値段なのか中身なのか?)によってこの判断は変わってくると思いますが。

「健康と安全」は意外とこの辺をしっかりしていれば自ずと確保できるものなのかもしれません。


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