こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

放射線量の測定をはじめました。

2011-12-17 17:10:25 | 放射線関係
いろいろ考えた末の結論。

「簡易的でも、やはり測っておこう」


放射線量のことです。

いままでは、市が発表している「保育所・小・中学校の空間放射線量測定結果」を一つの目安にしてきました。
理由は、自宅や畑が保育所や小中学校から近いから。

とは言っても測定場所と自宅や畑は同じ場所ではないので、本当に目安。
ただ公表されているデータを見ると、同じ敷地内でも数値は結構異なっています。

自分の自宅や畑の数値が知りたい。
とは言っても、放射線の測定はそんなにお手軽に出来るものではありません。

大学時代に放射線の授業と実習を経験している自分にとって、
放射線は少なくとも未知のものではありません。
測定器の操作法はもちろん、表示された数値の意味をきちんと理解しないとかえって誤解を生みかねません。
また測定器の校正が出来ない状態で、計測した数値が正しいのか否かがわからない。
だから”お手軽測定”に抵抗があったのです。

原発事故が起こってから、ずっとこんな思いでした。


うちの作物はご存じの通り、無農薬・無化学肥料栽培です。
さらに施設(ハウスなど)ではなく、露地栽培。

原発事故が起こるまでは「農薬と化学肥料を一切使わない」ことで、
”食の安全”を主張してきました。
また露地栽培ということで、
元気で風味がよい野菜であることを主張してきました。

しかし原発事故以降は、埼玉県発表の農産物の放射性物質濃度と越谷市発表の空間線量の
結果を根拠に、”心配いらない”とするのが精一杯。

”安心です”がこのときを境に”心配しないでください”にトーンダウンしてしまったのは、間違いありません。

このような私自身の”イライラ”を解消するためにも、
消費者の皆さんの不安を少しでも和らげることができるのなら、
たとえ簡易測定であっても測っておこうと決断をした次第です。


注文をした測定器が、今週初めに届きました。
操作自体はいたってカンタン。

でも、① 測定の方法(どのタイミングで数値を読むか?)
   ② 表示された数値をどう解釈するのか?
   ③ 測定値と市が公表している空間線量との間にどの程度の差があるか? 

    
   
この3つをクリアーしてから実際の測定をして公表しようと自分なりのルールを決めました。


<測定のルール>    

    ① 測定の方法(どのタイミングで数値を読むか?)
      →表示が安定する1分間の計測を5回繰り返し、その平均を測定値とする。
    
    ② 表示された数値をどう解釈するのか?
      →5回の計測の平均値を測定値として採用する。
    
    ③ 測定値と市が公表している空間線量との間にどの程度の差があるか?
      →公表データに測定地点を示す概略図があり実際にその場所で測定を行った結果、
       公表データた測定値が一致した。
       よって、使用する測定器の示す値は信頼に値する。
       ただし測定結果は簡易型測定器の値であるため、あくまでも目安に過ぎないことを忘れない。


そして本日よりこのルールに沿った測定を始めましたので、その結果(簡易値)を公表することにしました。





   
     
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12月14日(水)のつぶやき

2011-12-15 03:12:52 | きょうのひと言
05:46 from Keitai Web
雨が降ってきましたよ。でも、昨日より体感温度は高いように感じます。
21:03 from gooBlog production
大きければ良いわけではないのです。 http://t.co/cFP8Tkkw
22:07 from web (Re: @tonntonnzou3
@tonntonnzou3 ぜひ見てみてください。
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大きければ良いわけではないのです。

2011-12-14 21:03:01 | 食と健康
たとえば、大根。

いまごろの季節だと、おでん・煮物・鍋なんかに重宝しますよね。

ところでこの便利な大根。
皆さんはどのように選んでいますか?

とにかく「太くて大きいもの」を選ぶ方が多いと思いマスが・・・。

大根に限らず、野菜にも丁度良い大きさがあります。

例えば種の袋を見てみてください。
大きさが**cmくらいが収穫時とか、**cmくらいになる、なんて書いてありませんか?

そうなんです。
野菜にはその野菜の標準的な大きさがあります。
その標準的な大きさの味が、ある意味で”標準的な味”となるわけです。

標準を忘れ(知らず)大きなものを選ぶ基準にしていると、
その野菜(品種)本来の風味を充分味わえないこともあります。

わかりやすく言えば、大きなものは「大味」でやや小さめは「味がしっかりしている」みたいな感じ。

大根ではわかりにくいので、みかんでたとえてみるとわかっていただけるのでは?

大きければ確かに見た目の”お得感”はあるかもしれません。
でもそのために、美味しさを犠牲にしている。

最終的には用途に応じて大きさを選ぶということになるのかもしれませんが、
ぜひ今度、やや小ぶりの野菜を食べてみてください。

ほとんどの野菜(果物)で、この理屈は通用するはずです。

どうせ食べるのなら、美味しいものを!

大きければ良いわけではないのです。



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12月11日(日)のつぶやき

2011-12-12 03:01:04 | きょうのひと言
18:42 from Keitai Web
どんなに気をつけていても、無灯火.逆走は違反だということに気付いていない人のなんと多いことか。
22:37 from gooBlog production
ひととして。 http://t.co/XdrXun0Z
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ひととして。

2011-12-11 22:37:21 | きょうのひと言
挨拶の出来ない、”いい大人”が増えているように思います。

顔を合わせたら挨拶するのを、普通いや当たり前と思っている私にとって、
これは少なからずショックです。

自分で壁を作っているのか、それとも心が狭いのかは知りませんが、
このような人も、ごく親しい人とは話も出来るみたいです。

利害の有無にかかわらず、
人と人が気持ちよく暮らすためのツールとしても挨拶は欠かせないと思います。

心が狭いと言ってしまうと元も子もないのですが、
私は少なくとも、歳を重ねるにつれ人間性が磨かれて行くような生き方をしたいといつも思っています。

自己中心的な態度。
それが如実に現れるのが、挨拶が出来るか否かだと思います。


いい歳して、挨拶も出来ない。

これは恥ずかしいと思わねば。


人生の先輩方に、このような人が多いのが残念です。
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12月10日(土)のつぶやき

2011-12-11 02:57:39 | きょうのひと言
18:12 from web
きょうは、水道の水が温かく感じました。ってことは、空気が冷えていたということです。それでも野菜の水洗いを終えた手は、真っ赤になっています。
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12月8日(木)のつぶやき

2011-12-09 02:55:20 | きょうのひと言
20:37 from web
大学の教授をしているくらいだから、頭はいいんだろう。だけど、バカだと思う。http://t.co/T25lb5Dx
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12月7日(水)のつぶやき

2011-12-08 02:56:50 | きょうのひと言
18:15 from web
仕事も終わったことだし、今夜は何をして過ごそうか?
20:55 from web
とりあえず、早めに風呂。
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12月6日(火)のつぶやき

2011-12-07 02:53:28 | きょうのひと言
21:43 from gooBlog production
そういえば・・・ http://t.co/go7io7qs
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そういえば・・・

2011-12-06 21:43:44 | きょうのひと言
農業を本格的にはじめたころ。

「夏は一生懸命働いて、寒い冬は農作業を完全に休もう」

それがどうしたことか、
作物を育て収穫し、お客さんに喜んでもらうことを覚えたら、

「冬は冬で作れるものを作ろう」にいつの間にか考えが変更。

メリハリを付ける意味でも、ONとOFFを明確にしたかったあの頃。

畑を休ませてやるには、この冬はOFFという考えは正解だと今も思っています。

ただしうちは基本的に輪作をしているので、
何もすべての畑を一斉に休ませる必要はありません。

よって今、冬場はどこかしら畑が空いている(休んでいる)状態を作っています。

やりがいを見いだしたら、休むことを忘れてしまいました。

でも寒い冬は、作業時間も短くなるし作物の生長もかなりゆっくりになりますから、
忘れていた冬はOFFの考えを、この冬には少しだけ取り入れてみようと思います。

メリハリのある1年を送るために・・・。


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