遠野
（２００８年６月６～８日）猿ヶ石川水系
去年は欠席した遠野の釣りに今年は行くことにした。
集合時間は、６月６日１３時、朝早めに行って、宿の上流で釣りしようと、夜中３時前には出発した。
朝９時頃、川に付いて唖然。どうやら早池峰山には、大雨が降ったようだ。。
一応、上流に向かって林道を奥に進んでみたが釣りができる状態では無かったから、川のそばに車を駐めて昼寝をした。
宿に行くと庭に一人の青年がいたので、遠野の釣りに参加するのかと思ったら、違うらしい。
その青年は、フライだったけど、まだ、渓流３回目で、魚は釣ったことが無いけど、遠野で魚を釣りたくてやってきたと言うが、凄い根性。。。少し無謀かもしれないと思った。。。
どこで釣りをすれば良いですかとの事だったが、この川の水量ではこの近くでの釣りは難しいので別の支流が良いのではと伝えた。
みなさん集合してみると、今年は、初参加の人は無く、見かけた顔ばかりだった。
今回の釣りは、案内は、カムパネラのＵさん、お医者さん夫婦の４人での釣り。
初日は短い時間だったけど、別の山から流れる支流の釣りで、イワナの顔を見ることができた。
(初日の川）
あの青年は何処に行ったのかな、釣れたかな、と、ふと思った。
その夜は、宿のご厚意で、遠野語り部のおばあさんが来てくれて、遠野民話を聞かせてもらった。
なかなか味のある話しぶりに聞き入り、民話の戒めに少し怖さを覚え、昔の厳しい暮らしぶりに思いを馳せた。
２日目は、朝、カッコウの鳴き声が清々しい中、神社にお参りに行った。（釣れますように。。）
（神社）
（カッコウ）
今日は支流のＫ川上流部で釣り。
イワナを探して釣る、サイトフィッシング。大きなイワナは逃がしたが、２０ｃｍから２７ｃｍのイワナを沢山釣った。
（２日目のＫ川）
見えるイワナを釣るのはなかなかエキサイティングだった。
基本的に５匹以上なら良く釣れた。だいたい１０匹以上であれば沢山。って所だ。。数はあまり数えない。。。
この日、妙に虫食い模様が大きく頭の方にもあるイワナが釣れたが、同じようなイワナは他にはいなかった。
不思議だった。
（虫食い模様が大きいイワナ）
（普通のイワナ）
（3日目のT川）
（T川で見た幽霊草）
３日目は、最後の日、参加者で集合写真を撮ってそれぞれ別れて釣り。
今日は宿の近くのＴ川での釣り。
入って川を覗くと大きな岩の陰に、大きなイワナ。。朝一の大物に手が震えて毛鉤がなかなか結べない。。
見れば、すでに大きなイワナはいない。。殺気が強すぎたか。。毛鉤を流しても、もう出てこない。。残念。。
その後イワナが１匹釣れたが、どうやら他の釣り人が間に入ってしまったようで、真新しい足跡が。。
そこからは、イワナはいるが、毛鉤には反応しなくなった。
午後３時に駅で解散式。。まだ、釣りができる時間だ。
良く釣れた、Ｋ川の下流域で釣りをしてみたが、さすがに他の釣り人の後だったようで、イワナを１匹ばらして、１匹釣り上げ、遠野の釣りはおしまいとなった。
帰りの道のりは、余計、遠く感じるが、なぜか不思議と疲れを感じる事無く帰って来た。
遠野の釣りは楽しかった。
遠野イワナは、綺麗だった。
また、遠野に行こう。そう思った。
