きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

2012年USA釣り紀行(No:2)

2012-07-31 | 釣り

7/13
長旅の疲れもあり、早々に床に入ったが、やはり時差の影響か、2,3時間の睡眠で、夜明け前に目が覚め、夜が明けていく外の景色を眺めながら、やっとまた、ここに来られたという実感がふつふつとわき上がってくるのを楽しんだ。

071301 (夜明け前のLast Chance)

朝食は、ロッジのレストランで、パンケーキ1枚だけで済ませたが、朝はちょっと物足りないくらいでちょうど良い。
さぁ、Henrys Forkでの釣りの開始だ。
2年前に何度も往復した川沿いの道を4人でライズを探しながら歩いて行くと、いい感じのライズがあり、まずはモッチャンが狙いに行くところを動画で撮影。40cmくらいのレインボーのライズを仕留めるところを撮影した。

071302 (流れは変わらないHenrys Fork)

その後、ライズは散発ながらあり、40cm位のレインボーと、30cmほどのレインボーばかりで昼の釣りは終わった。

071303(40cmほどのレインボー)

お昼は、マーケットでサンドイッチをオーダーし、ちょっとした買い物をHenrys Fork Anglersでして、ロッジに戻った。
イブニングの釣りに出たが、今夜はハッチが少なく、釣りの方は不発に終わった。

071304 (イブニングでのスーパーハッチは無かった)

晩ご飯は、ロッジのレストランで、ハンバーグみたいな料理を食べたが、結構旨かった。

7/14
朝ご飯はマーケットで買ってきたパンと果物などで済ませ、また釣りに向かった。
どうも今年のHenrys Forkはあまりいい感じではない。2年前に来た時には、岸辺の道を歩いていると、大きなレインボーが泳いでいるのが見えたが、今年は濁りもあるのか、泳いでいるレインボーは見えなかった。
今日は、電柱ポイントにカッシーと向かった。途中、ペリカンが2羽休んでいるのが見えた。

071401 (ペリカンが2羽)

電柱前に着くと、太陽は雲に隠れ、寒いくらいの天気でライズはない。そのうち雨が降りだしてきた。離れたところにいた、釣り人が寄ってきて、「雨がやむといいね」と話かけてきたが、そのほかの言葉があまり良く聞き取れず、ちょっと失礼をしたかもしれない。

071402 (雨の電柱前、寒かった)

昼近くなっても天気は回復せず、散発のライズがたまにあるだけ、寒くてハッチはなさそうなので、いったん戻ることにした。へんりーさん達はすでに戻っているようで、駐車場に車はなかった。
ロッジに着くと、雨は止み、ちょっと暖かくなった気がする。すると、先に帰っていた2人がロッジの前でもライズが始まったので今から釣りにでるとのことだった。
こちらは、昼ご飯を食べてから向かうことにして2人を見送った。
お昼を食べたら行こうとしたが、カッシーがもう少し休んでからと言うので、ロッジの前で少し釣りをしてみたが、小さなレインボーしか釣れないので、すぐに飽きた。寝ていたカッシーを起こして、釣りに行くか聞くと、行くと言うので、早々に向かった。
先に行った2人に合流しようと、道を急ぐと、だいぶ先のいつものポイントに2人が見えたので、遅れてくるカッシーを待ちながら上流側のポイントで、カッシーが来るのとライズを待った。しかし、ライズもなく、カッシーも来ない。ひとまず、2人が見えたいつものポイントに行くと、2人はいなくなっていたが、ライズがあったのでそこでライズを狙う。しかし、目指す大物はかからず、小さなレインボーに毛鉤をさらわれる。

0714021 (いつもライズのあるポイント)

2人はさらに下流のポイントに移動したようだが、雲がどうも怪しい、Thunderstormが近づいているようだ。しかし、2人は戻ってくる様子はなく、カッシーも来ない。どうやら2人はThunderstormをやり過ごすつもりらしい。カッシーも心配なので、ひとまず車に急いで戻ることにした。
途中でカッシーが川の中で釣りして上がってくるのが見えたので、一緒に車に戻る。
Thunderstormを車の中でやり過ごしたが、雨はやまず、また寒くなってきたので、いったんロッジに戻ることにした。
ロッジに戻ってしばらくすると、また雨が止だので、またイブニングの釣りにでた。下まで行くのも面倒だったので、お立ち台より少し上で狙ってみたが、ちびのライズしか無かった。

071403 (お立ち台より上流の流れ)

暗くなると、2人がやっと戻ってきた。やはり、Thunderstormをやり過ごしたが、その後も雨で、状況は良くならなかったようだ。

071404 (夕食のステーキ)

夕食は、Trout Hunterのレストランで、ステーキを食べた。

7/15
朝は、ロッジの部屋でパンと野菜、ハムなどで済ます。Henrys Forkは今日が最後、午後には、West Yellow Stoneに移動する。

071501 (朝のひかり)

今日は電柱ポイントまで一気に行こうと思ったが、いつものポイントでライズがあったので、ちょっと狙ってみたが、またしても、ちびに毛鉤をさらわれて大物をかけることができなかった。
電柱ポイントにつくとライズがないので、ちょっと休んでいると、急にライズが始まった。慌てて、ライズに近づき、毛鉤を送り込むといいサイズのレインボーが毛鉤にかぶりついた。

071502 (電柱前のポイント、上流側の流れ)

やったと思って引き寄せるとすぐに毛鉤が外れてしまい、次のライズめがけて毛鉤を送り込んだが、かからない。と、すぐにライズは終わってしまった。短いライズタイムだった。その後、単発でのライズを狙ったが、毛鉤にはかかることなく、終了となった。

0715021 (Last ChanceのマーケットDeli)

さてWest Yellow Stoneに移動だ。

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2012年USA釣り紀行(NO:1)

2012-07-30 | 釣り

生涯2度目のUSA釣り旅は、すでに昨年の秋から始まっていた。

071201 (飛行機からの夜明け)

そう、計画と準備があるからだ。旅の日程、現地の情報収集など、人任せにするのはもったいない、ワクワクしながらの準備が始まる。
今回は、へんりーさん、モッチャン、カッシーとボクの4人での旅となることが決まった。比較的長い休みが取れるへんりーさん、モッチャンは、7/6から現地入り、ボクとカッシーは7/12から、後追いで合流し、22日には一緒に帰国することになった。
後発のボクらの日程は、最初の3泊は、Idaho、Island Park、その後West Yellow Stoneに3泊、そして今回、初めて訪れるMissouri River、Wolf Creekに3泊の予定だ。
主要な予約は何度もUSA釣り旅を経験しているへんりーさんがやってくれるが、今回は遅れて出発するので、宿の予約、レンタカーの予約などは自分でやらないといけない。そう思うと、ちょっとワクワクしてくる。
それに、Wolf Creekは、あの「A River Runs Through It」の話にも出てくる地であり、原作の方ではその詳細な場所までが登場するから、その地を訪れることにえらく興奮を覚える。
レンタカーは、SUVにして、ちょっとしたダートの道も走れるようにしたし、カーナビも付けた。ネットで現地の主だったポイントを調べたりするのも、楽しいものだ。
準備として毛鉤を巻きためると言うことも重要だ。これで大丈夫、なんて思うほど甘くはない。あの川では、このパターン、こっちの川ではこのパターンも必要だ、なんて考えると、毛鉤の必要本数はどんどんふくれあがる。実際に使い物になる毛鉤は少ないかもしれないが、準備は楽しんでやるのがいい。
そうこうしている間に、出発の日がとうとうやってくる。
先に発った2人は、まずまずの釣果で楽しんでいるようだから、早く合流したいと気が焦る。
 成田空港で、きっとしばらくは食べられない日本食を食べ、まずはSeattleに向け、飛び立つ。Seattleでプロペラ機に乗り換え、ロッキー山脈の白い山を越えbozemanまでは、2時間のフライトだ。

071202 (雪が残るロッキーの山を越え)

予約しておいた、レンタカーに乗り換え、ちょっとしたロングドライブで、Island Parkに向かう。今回、レンタルしたSUVは、予約の際には2WDとのことだったが、実際には、トヨタのRAV E4、フルタイム4駆で、ちょっとほっとした。
カーナビは使い方が良くわからず、現在地確認しかできないが、何も無いよりはましかもしれない。
Gallatin RdをGallatin Riverの流れをみながらWest Yellow Stoneの街を素通りして、Island Parkに到着したのは、夜の7時頃だった。

071203

(Gallatin Riverの流れ)

夜と言ってもまだ明るく、暗くなるのは10時だから、早々にロッジにチェックインし、釣りに出発だ。ライセンスは、Trouthunterで4日分を買い、Last Chanceに着く。
先に行っている2人の車はどれかわからないので、来ているはかわからない。
時間はすでに8時、少しだけ下流側に移動し、ライズが始まった流れに立った。

071204 (ついにまたこの流れに立った)

 はじめは小さ目の#18の毛鉤を結んでライズするレインボーを狙ったが、補食されているものを良く見ると、大きめの虫のようだ。毛鉤を大きめの#12,14に変えて狙ってみると、レインボートラウトの反応が良くなった。ちょっといいサイズのレインボートラウトにはティペット切られたが、あっさり切れたのでおそらく歯に当たってしまったのかもしれない。30cm位のレインボーしか釣ることができなかったが、長旅で疲れた初日にしては十分楽しめた。
ロッジに戻ったが、2人はまだ戻っていないので、カッシーと2人でロッジのレストランで晩ご飯、無事の到着を祝って2で祝杯のビールを頼んだが、やっぱりボクは飲みきれない。リブアイステーキ、8オンスは、まずまずの味だった。

071205 (晩ご飯のリブアイステーキ)

深夜、2人が帰って来て話を聞いて見ると、ここ数日、イブニングタイムの釣りが不調だったので、今日はMadison Riverに行っていたとのことだった。
どうやら、好調だったのは今夜だけのようだ。

コメント (2)
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