きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

秘密の沢(2016/06/18,19)

2016-06-21 | 釣り

まだ、覗きに行っていない、ちょっと気になる沢がある。
今年も奥会津でJFFの新会員向けのMTGをやるので、まあ、あまり期待はせず、覗くぐらいは覗いてみようと思っていた。

(小さな秘密の沢)

MTGの前日は、終日、出張で、おまけに夜は飲み会もある。翌日の早朝出発は辛い所だが、一応、MTGの主催者なので集合時間に遅れる訳にはいかない。
本来、社会人である以上、飲み会にはよっぽどの事が無い限り出席しなければいけない。が、しがないサラリーマン、会社との付き合いは、後、数年、しかし、釣り仲間との付き合いは、一生もの、そんな訳で、会社の飲み会は、あっさりお断りして、早々に帰宅。自宅で夕食をとったら、眠くなってすぐに寝付く事ができた。
釣りの前の日の悪いパターンだが、早く寝ると、1,2時間で目が覚める。そんな訳で、4時半に起きるつもりが0時過ぎに目が覚めてしまった。でも、今回は、その後、2時間弱は、眠れたので、朝は少しすっきり目覚めることが出来た。何かツキがあったのかもしれない。
道路の渋滞も無く、順調に集合時間前には、宿に到着した。
宿で、コーヒーをのみながら、今日の川割だ。
ボクは気になっていた沢のアクセスに関して多少のアドバイスをもらい、出発した。
今日はおそらく釣り人が入っているだろうし、水が冷たいので、釣れるのは昼頃からかもしれないとの話だった。まあ、他の釣り人がいても、川を見るだけは見てみようと思った。
車止めに到着すると、他に車が無く、ホットしたと同時に、正直、最近のクマの目撃情報の多さもあり、ちょっと怖かった。釣場までは、少し歩く事になるので、クマ鈴を手に持って鈴を振りながら歩いた。15分ほど歩いて、沢を覗くと、溜まりでライズを見つけた。あまり大きなイワナではないが、そこから釣りはじめる事にしたが、そのイワナは流れに降りた時にどこかに行ってしまったようだ。
(こんなイワナが釣れます)

河原には、新しい足跡が沢山あるので、やはり、結構、釣り人が来ているようだった。それに、ここしばらく雨がないので、水が少ないのは仕方がないが、かなり小さな沢で、木がトンネルの様に沢をおおっていて、かなり暗い。偏光サングラスをフリップアップにしてこなかった事を後悔した。
ちょっとした溜まりに毛鉤を送り込むも、イワナの反応はない。まだ、時間が早いからなのか、足跡も多いので、既に抜かれて、イワナがいなくなってしまったのか、だんだんと心細くなる。良い時間になるまでのんびり釣り上がるのが良いのか、はたまた、早めに上流に向かうのが良いのか、判断に迷うところだ。ここぞのポイントで毛鉤を代えたり、何度も毛鉤を送り込んでみた。すると、イワナはいるが毛鉤を食わない。どうやら時間が早いようだ。
12時を過ぎてやっと釣れたイワナは、小さな流れからは想像出来ない、かなり太い25,6cmのイワナだった。
その先では、時間も良い時間になったためか、いかにもイワナが居そうポイントからは、イワナが釣れた。しかし、すぐに釣れる訳ではなく、じっくり毛鉤を見てゆっくり食ってくるので、焦ると、合わせ切れしたり、早合わせになる。それに、イワナはパワフルで、水中で木の枝に巻かれて外れたりした。今日は、当たりだ。25cmから30cmくらいの太ったパワフルなイワナが結構釣れた。

(このぐらいのイワナが良く釣れました)

何所まで釣り上がれるのだろうかと思いつつ、先のポイント、その先のポイントがきになるので、16時きっかりで切り上げて、沢を降りた。6時間ほど釣り上がったが、下りは1時間も掛からず戻ってきた。

(なめ底になった場所)

宿には、まだ、誰も帰ってきていないので、近くの温泉でのんびりと疲れを癒やした。ナメが多い沢歩きは、滑らないように気を遣って歩くので、足が疲れる。湯上がりには、コーヒー牛乳を飲みたかったけど、売り切れだったので、紙パックのカフェオレで我慢した。

(温泉でのんびり)

釣りに出かけていた仲間もそれぞれ戻って、みんなもそれなりに釣れた様だが、良いイワナが沢山釣れたなんて、自慢は、けしてしてはならないのが心遣いと言うものだ。
まあ、今日釣れたのは、たまたま良いタイミングだっただけの事だし、いつ行っても釣れる訳では無い。そんな訳で、秘密の沢となる。
しかし、まあ、秘密の沢なんてものは、自分が知ってしまってからでは、秘密でなくなるもので、次に行くと全く釣れないなんて事ばかりだから、そのうち昔は良く釣れたと過去の秘密の沢になるものだ。

(晩ご飯、お腹いっぱいになった)

夜の宴会も23時頃まで盛り上がったが、お酒が飲めないボクは、酔っ払った仲間の相手をしながら、頭の中は、今日の釣りの事で一杯だった。
もしかしたら、あの沢も良いじゃないか、明日は、あそこに行ってみるか。。。。いやいや、すべては、タイミングと運だ。必ずしも、いつも良い釣りができる訳ではない。そこは行ってみないと分からないのが事実ってものだから、まだ行った事が無いところに行くかな。そんな事を考えながら、眠りに入り朝を迎えた。
朝は6時前には目が覚め、同室の3人で庭でコーヒーをいれて飲むことにした。
朝のコーヒーは、やっぱり旨い。今日もどこかを探検しようと思っていたが、朝のコーヒーを飲みながら、今日は一緒に釣りするのも良いかもしれなと思い、探検は止め、3人で一緒に釣りをする事にした。

(朝食前)

朝食を食べ、集合写真を撮ったら、さあ、川に出発だ。
ちょっと気になっていた、南向きの沢の橋を渡る道を通って、川に行こうと思ったら、道を間違えた。でも、おかげで、南向きの川は、作年の大雨でだいぶひどくやられた事が分かった。昨年の豪雨の影響は、北向きに流れる川よりも、南向きに流れる川の方がかなりひどい状態だったので、集中豪雨と言うのは風の勢いが強く、山の陰になる場所と風がもろに当たる場所での被害に結構差か出るのだと、実感した。
目的の川に到着して、車を止め、川をのぞき込むと結構、良いサイズのイワナが2,3匹見えた。
今日は、蕎麦を食べたいので、13時には一端、集合だ。
なので、あのイワナは、最後にとって置くことで釣り開始、Tさんは、ちょっと下流に車で戻って釣り上がり、ボクはHさんと2人で、少し歩いて下って川に入る事にした。
入ってすぐにちょっとしたポイントで、イワナが釣れた。Hさんがプールの真ん中にキャストしようとしているが、見れば、流れ出しの所でイワナが揺らめいているので、慌てて、手前、手前とイワナの場所を教えると、さすがベテラン、一発で釣り上げた。

(Hさんと釣り上がり)

水は少なめだが、透き通った流れで、イワナを見つけて釣ることが多い。ここのイワナは、流れだしで揺らめいている事がおおいので、うっかりポイントに近づけば、走られ、そのポイントは終了となる事も多い。
大きめのイワナが揺らめいていたので、そのイワナを狙って毛鉤を送り込んだら、手前で揺らめいていたそれより少し小さいイワナがいて、その上にラインが落ちて、そのポイントは終わった。釣りは慎重にならないとダメだ。
昼の時間が近くなったので川を一端上がって最後のポイントに向かったが、上がって気が付いたが、それほど、進んでいなかった。

(砂が白いのでここのイワナは白っぽい)

最後のポイントにくると、上からTさんがみていた。
大きいイワナが何所にいるのか確認出来なかったが、毛鉤を送り込むと、毛鉤に出て掛かったが、流れに近づかないように寄せて来たら、毛鉤が外れてしまった。結構、良いサイズだった。
そこで、釣りは終了。3人で、蕎麦屋に向かって、今年も、また、美味しい蕎麦を食べることが出来た。

(美味しい蕎麦を今年も食べた)

(〆は南郷トマトジュース)


また、今年もどれだけ奥会津での釣りが出来るか分からないが、良いスタートが出来た気がする。
また、あの秘密の沢に行くことがあるかもしれないが、釣れなくなっていたらどうしよう。沢山釣れる、秘密の沢にしておくべきか、、それとも、他と同じ、昔は良く釣れた沢に格下げするべきか。。

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もうイブニング狙いも終わりかな(2016/6/11)

2016-06-11 | 釣り

今日は、実家に帰って夕方、川に行ってみました。

(19時を過ぎ夕焼けが綺麗です、釣りはこれからです)

午前中は、定期的に通っている病院です。以前は、薬を処方してもらっていたので、三ヶ月に一度の通院でしたが、元々、薬の効果はあまり無いようなので、1年ほど前から薬は止め、半年に一度の検査通院です。まあ、年齢と共に悪いところが出るのは仕方がないですね。健康診断で見つかったPSAの異常値、前立腺ガンの疑いと言う事で、もう、何年も定期的に通院していて、2度ほど生体検査もしたけど、異常なし。ここ2,3年は、PSA値も少しだけ高めで安定しています。と言う事で、今回で定期的な検査はやめる事にしました。半年に一度なら、年に一度の人間ドックでの検査でも同じですからね。
病院での長い待ち時間を我慢することからも開放され、午後から実家に向かいました。
午後は実家の買い物をして、18時過ぎに、川に来てみました。
水面を流れる虫は無く、当然ライズも有りません。

(18時半、何事も無く川は流れています)

19時を回って、日が沈むと少しだけ虫が出てくると、ライズです。でも、近づいて毛鉤を送り込んでも単発のライズの主は毛鉤にはでません。
今度は届く所で、ライズ、すかさず毛鉤を送り込むと、ガバッと出ましたが、空振りです。
その後もたまにライズは有りますが、散発ですね。19時半にはもう見えなくなったので,終了です。もう少し、チャンスが無いと、釣れませんね。
暗くなったら、バシャっと言う音のした方を見ますが、一度見たライズは、音も無く、頭を出して流れるものを食っていました。あれはかなり大物ですね。。狙うは、あの大物です。
暗くなると水面で何かハッチしているのか、小さな波紋が出ますが、それでも最盛期は過ぎてしまった様で、本流のイブニングライズはもう下火になってしまいました。
大ヤマメ狙いは、また、来年かもしれません。
さて、来週は、イワナ釣りです。その前に、明日の朝、日の出前に川の偵察に行ってこようと思っていますけどね。

 

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