きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

秋の道東(北海道MTG)(2012/10/25~29)

2012-11-04 | 釣り

紅葉の屈斜路湖の釣りにあこがれて所属する釣りクラブ(JFF)の秋の北海道MTGに参加しました。
102501 (紅葉が綺麗な景色)

釣りの荷物は、先に宅急便で送って、羽田から釧路にひとっ飛びです。
しかしなんと、リュックに、ツールナイフをいれっぱなしでいたのが、セキュリティーでみつかり、預け荷物になりました。

102502 (襟裳岬が見えた)

10時半には釧路着、Oっちも一緒なので、レンタカーで北海道の景色を堪能しながら一路、宿に向かいます。途中、エゾシカとキタキツネに遭遇、北海道ですね。

そして、宿に到着すると、珍しい女性(Sさん)に遭遇です。鮭を釣りに北海道に1人できて、フライフィッシングがしたいので、釧路で道具一式を購入し、前日は川でアメマスを釣ったけど、今日は屈斜路湖で釣りがしたので、この宿に来たそうです。では、ご一緒にと言うことになりました。
102503 (屈斜路湖畔の道)

紅葉し始めた屈斜路湖沿いの道は、なんとも綺麗。北側の林道から湖に出ると、岸際には魚が居るようにですが、ニジマスではなくヒメマスなのだそうです。車を止めると、山側にはエゾリスがいて、北海道を感じます。

102504 (綺麗な湖畔)

湖面にはライズがありますが、毛鉤を浮かべるとウグイしか釣れませんでした。風がでてくると、静かだった湖面は、波だって、まるで渚の様でした。

102505 (でかい、ウグイ)

102506 (風が出ると波打つ湖畔)

寒くなったので、退散してホテルの温泉に行ってあったまりましたが、ホテルのおじさんの話では、奥の方に、大きな露天風呂があり、そっちがお勧め、男湯女湯は分かれているとの事、明日は、そっちですね。
宿には、JFFの仲間があつまり、美味しい食事とお酒で、会話も弾みます。

翌朝、目を覚ますと良い天気、と思った途端にサーっと雨が降り、ニジが出ました。これは、ニジマスが釣れるかも、と思いましたが、北西には黒い雲です。風も出て来たので、今日は、Oっちと、Sさん3人で、東の方の川に行ってみました。
102601
(飛んで行く白鳥)

102602 (ニジが出た)

バイカモの流れから釣れたのは、小さめのヤマメばかりでしたが、時々、遡上してきた鮭に驚かされます。川底をみるとすでに朽ち果てた鮭の死骸もあり、はるばる海を上りここまで来た鮭の邪魔はするまいと思うのです。
102603 (バイカモの綺麗な流れ)

昼近くになると、風が止み、日が射すと水面にはコカゲロウのハッチが頻繁になり、それに合わせてライズする魚も出てきますが、みな小さな魚ばかりです。
お昼を食べた後、下流に移動してみましが、小さめのイワナ、オショロコマしか釣れませんでした。

102604 (チビイワナ)

川から上がって牧草地を抜け、まっすぐな道を車まで戻ります。




102605 (まっすぐな道を歩く)

天気はすっかり良くなってきたので、夕暮れ間近な湖に向かいましたが、穏やかな湖面でのライズはうぐいばかりでした。

102606 (湖の夕暮れ)

帰りの温泉は、大きな露天風呂、男湯と女湯の入り口は分かれていますが、ほぼ混浴、、、Sさんは断念して内湯に行きました。星空の露天風呂はなかなかですが、お湯がぬるめで寒くなってしまったかな。

102607(晩ご飯は厚岸のカキ)

晩ご飯は、厚岸のカキづくしで、生カキ、カキフライを沢山食べて大満足、楽しい晩餐の時間を過ごしました。


翌朝は、雲一つ無い晴天、マナス2℃の氷点下の朝で、外は霜で真っ白でした。
102701
(氷点下の朝)

朝食を済ませ、湖の北側の流れ出しに行くと、ニジマスらしいライズは無く、うぐいばかりです。流れ出しに、エッグフライを送り込みましたが、アメマスは釣れません。時々、ヒメマスがジャンプします。しばらくドライフライで釣りをしましたが、ニジマスは居ないようです。

102702 (綺麗な景色)

天気は良く、湖岸の木々が紅葉し始め、湖面に映ってそれは見事な景色です。ニジマスが釣れなくても、こんな景色の中で釣りができると言うことは本当に素晴らしい事だと思えるひとときです。これでニジマスがライズして釣ることができれば、言うこと無しなんですけどね。昼過ぎには、近くで釣りをしている、3人に合流しました。
102703 (ため息が出るくらい綺麗)

もっちゃんは、ニジマスをかけたけど、すんでの所でばらしたそうです。
今日は、釧路のフレンチレストラン、ガストーラで貸し切り宴会ですから、そろそろ移動です。釧路までは、2時間近くかかりますからね。
途中でタンチョヅルを見ました。
102704 (今夜の晩餐のメイン、羊のロースト)

102705 (静かな夜は過ぎてゆく)

ガストーラでの美味しい食事で会話も弾みますが、ちょっとリッチにワインとフレンチの晩餐で静かな夜が過ぎて行きます。


翌日は、Oっちを、中標津空港まで送るので、朝食の後、途中の川で釣りです。
1時間ほど車で移動し、歩いて川に出ましたが、チョークストリームで深さはそれほどでも無いけれど、深くなって居るところもあり、油断すると、水没ですね。
102801
(静かな流れに大物が潜むはずだが。。)

いかにも大物が居そうな流れだったけど、結局釣れたのは、20cmほどのニジマスでした。この川はかなり蛇行しているので、釣り上がって行くと方向が解らなくなるので、注意ですね。帰りは川沿いのケモノ道を歩き通すのはちょっと厳しかったので、川を歩いて、入渓ポイントまで、戻ってきました。釣り上がったので下りは楽でした。
12時過ぎには空港まで送り、空港のレストランで、いくら丼を食べたけど、ほんとに旨かった。
102802
(美味しかったいくら丼)

今度は1時間半ほどかけて、湖に向かいましたが、湖は風が出ていて、波立っており、結局、湖を1周して、宿に戻ってきました。

102803 (宿の薪ストーブが暖かい)

宿の横には、エゾモモンガの巣があるので、暗くなるまで、見張って居ましたが、とうとう、エゾモモンガには会うことができませんでした。でも、鳴き声は聞くことができました。

102804 (エゾモモンガの巣穴)

今夜の晩ご飯は、豪華な毛ガニとイカの沖漬け、そしてししゃもの天ぷらですが、毛ガニとイカが旨いのは当たり前ですが、ししゃもの天ぷらの美味さに、驚きました。

102805 (毛ガニ)


102806
(旨い!ししゃもの天ぷら)

翌朝は、雨と風の音で目が覚めました。
最終日、今日は、完璧に釣りは無理ですね。
どうしたものかと考えましたが、この雨では、観光も無理難しけど、ちょっと回り道をしながら空港まで向かう事にして、ひとまずお世話になった宿を後にしました。摩周湖、阿寒湖を回って釧路の市場にでも行こうと思いましたが、摩周湖の方向は、雲の中。。雲の中では何も見えないですから、阿寒湖を目指しました。阿寒湖に付くと、雨は、さらに強くなり、車から出るのも、ままならない感じです。

102901 (阿寒湖の滝見の滝)

なんとか、滝見の橋から写真を数枚とり、釧路に向かいました。
時間もあるので、和商市場で、お昼にお寿司を食べ、お土産を買ってお仕舞いです。空港に向かいました。
102902
(釧路和商市場)

そうそう、和商市場で買った、釧路和商市場ししゃもの磯焼きは、かなり旨いです。和商にいったら、絶対、買った方が良いですね。安いし。

102903
(お寿司、下段真ん中が、たこの子)

空港で、しばらくのんびりして、自宅には20時半には到着ですから、道東は意外に近いかもしれません。

102904 (釧路空港のモニュメント)

今回は、初めて北海道で釣りをしましたが、綺麗な紅葉の景色を見ながらの釣りは最高です。でも、ニジマスを釣る事ができなかったので、今度は、来年の春にリベンジします。

飛行機&レンタカーだと、北海道って案外、近いのかもしれませんからね。

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2012養沢MTG(2012/10/21)

2012-11-04 | 釣り

10月21日は所属する釣りクラブ(JFF)の養沢MTGに行ってきました。

102101 (天気が良い養沢)

今年の4月末、養沢毛鉤専用釣場の管理等は、放火により消失してしまいました。
年明けには新しい管理等が完成するそうですが、10月末の禁漁までは仮の事務所で営業を続けています。JFFでは毎年、養沢でMTGを開催していますので、今年も開催しました。
去年から、ボクが幹事です。
8時半からMTG受付開始なので、8時頃に養沢に行き、受付です。
102102
(管理等の前の流れにはニジマスとヤマメ)

今回は、養沢のスタンプが貯まったのでご招待での釣りですが、受付終了後は、木の小屋さんに移動して、コーヒーの準備です。
コーヒーの準備の合間に川を見ると、ライズしています。毛鉤を流しても、無視されます。毛鉤を小さなミッジにしてニジマスを釣り、集まってくる仲間とコーヒータイム。
今回は20名ほど集まり、お昼のお蕎麦です。
102103
(差し入れの梨のタルト)

今日は、雲一つ無い良い天気で、気温もだいぶ上がり、暑いぐらいの日和です。

102104
(川には川カラスも)

お蕎麦の売れ行きの方もだいぶ良いようで、お店の方は大忙し、蕎麦が出てくるまでは、談話タイムです。


102106 (シャキシャキ感が良い感じ大根蕎麦)

今回は大根ソバを食べましたが、大根のシャキシャキした歯ごたえと、蕎麦が良い感じでした。
お昼も終わり、初参加の人もいますので、自己紹介などして、写真を撮って流れ解散です。

102105 (クラブのみんなで歓談タイム)

その後釣りをしましたが、なかなか毛鉤に出ませんね。
そうそう、今回、北海道で使おうと思っている、カメムシパターンを試しましたが、またしても、出る物のフッキングしませんでした。
今年も、無事、養沢MTGは完了しましたが、やっぱり、何か物足りない気がします。
来年は、何かちょっとしたイベントを考えたいな、、、と、思う所です。

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2012年丸沼MTG(2012/10/6,7)

2012-11-03 | 釣り

10月はじめの休日は奥日光の丸沼、大尻沼にニジマス釣りに行ってきました。
(更新がかなり遅いですが。。)
100901

(早朝の丸沼)

今年も、10/6,7はJFF(ジャパンフライフィッシャーズ)の丸沼MTGに参加ですが、10時に寝たのに、12時には目が覚めてしまい、1時過ぎに出発する事にしました。
途中で寝れば良いと思いつつ、結局、途中でも眠くならず、丸沼の駐車場に、まだ暗い4時過ぎに到着です。
しかし、なんと丸沼の駐車場には、車が何台も来て、外で準備を始める人もいて、うるさくて眠れません。なんと、まだ、暗い5時前には釣り券を買う列ができています。どうやら5時から釣りができる様です。でも、今日は大尻ですから、受付は7時半からです。5時過ぎになり少し夜が明け始めたので、湖畔に行ってみるとすでに立ち込みポイントにはずらりと釣り人がならび、釣りをしています。湖は時々ライズリングができて、ジャンプするニジマスが見えます。
6時頃に他の釣り人がボートはもう、空いて無いと言っていましたが、どうやら中禅寺湖が釣りできないので、みな丸沼の方に釣りに来ているようで、丸沼は大混雑?のようです。
集合は7時ですが、まだ早い時間に、へんりーさん、ヤベッチもきたので、3人で、コーヒーを入れて飲みました。7時前には、ほぼ全員が集合したので、受付をして、大尻沼に移動です。
今日は、会長と一緒に乗船ですが、ボートを岸際に近づけると、岸、ぎりぎりのライズ発見です。会長が、2匹続けて良いサイズのニジマスを釣り上げ、ボクも、2匹、小さめのニジマスを釣り上げました。ライズしたニジマスを見つけ、ライズしたポイントに毛鉤をドンピシャで送り込んで釣ったニジマスは、気持ち的に十分満足です。

100902
(大尻沼に浮かぶボート)

昼時間前になるとライズもみつからないし、岸際のニジマスも反応しなくなり、お昼の時間です。
お昼は、岸に上がって、コーヒーも入れて休憩です。

100903 (お昼は、湖畔でコーヒー)

午後は、組み合わせを変更しへんりーさんと一緒に釣りですが、どうも湖の奥の方より入り口の方が、良いようで、岸際のニジマスを探して釣りです。良い感じのニジマスを2人で釣り、夕方近くなると水面にちょっと虫がでると池の真ん中でライズです。でも、虫の量が少なく単発のライズしかなく、ボートの上に立って湖面をみながら、泳いでいるニジマスを見つけて釣りです。もう少しライズしてくれると良かったですが、それでもニジマスの釣りを楽しみました。

100904 (大尻のニジマス)

釣りを完了して、今日の泊まりは環湖荘、ニジマス風呂で暖まった後は、晩ご飯です。
晩ご飯の後は、大宴会場でミーティング、外は雨でしたが、明日、天気が良くなる事を期待して、就寝です。

100905 (翌朝の丸沼)

翌朝、雨はあがりましたが、あまりすっきりした天気ではなく、今日も会長と丸沼に出船です。岸際のライズを探して回ってみましたが、ライズは無く、ニジマスは見つけましたが、毛鉤を送り込んでも食いつきません。午前中だけでお仕舞いと言う会長をお昼に、岸まで送って、今度は一人湖に出船です。風が収まり、穏やかになってきたなと思った時、ボートの先で大きなニジマスがライズしました。慌ててボートを止め、狙おうと思ったら、ハーリングしてきたロッドが、いきなり引き込まれ、グッグッと来ました。
ニジマスが泳いで行った先にボクの毛鉤があったのです。

100906 (50cmオーバーのニジマス)

引き寄せてこようとすると、いきなりジャンプ。結構良いサイズです。よって来たかとおもうと走り出しと、ちょっと良いサイズのニジマスの引きは良い感じですね。ランディングすると、50cmオーバーのニジマスでした。その後も風が収まるとライズしましたが、虫が少なく、単発のライズのみ、ニジマスを見つけて毛鉤を送り込みますが、どうも毛鉤は無視されてしまいます。

100907 (静かな丸沼)

その後、1匹釣れましたが、風が出て来て小雨も降り出したので、釣りは終了としました。
ここ数年、毎年丸沼MTGに参加していますが、天候は毎年あまり良かった事がありません。標高1400mほどの場所ですから、天候は代わり安く、ちょっと曇ったり、小雨でも秋のこの時期は一気に気温が下がります。そう考えると、今まで一番良い天気だったかもしれません。でも、翌日は晴天で、最高の天気だった様ですがね。。

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